今日からマ王!
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村「やっぱり君が呼んだんだね」
眞「そうだ
ユーリを救うためと、お前達の勉強のためにな」
村「話が全く見えないんだけど」
眞「あいつは別世界からきた人間だ」
村「僕も渋谷だってそうじゃないか」
眞「そうだが、お前達とはまた違う世界からきた人間なんだ」
村「また、すごいところから人を呼んだんだねぇ…」
呆れたようにため息をつく村田に眞王は仕方がなかったと答える。
眞「お前達ではユーリを救う可能性が少し低かったからな
俺はあいつを失うわけにはいかん」
村「一応反論はしておくけどさ
渋谷の護衛にはルッテンベルクの獅子がいるしこの僕だって側にいる
なにが不安なのさ」
眞「それはいずれわかる
あいつがいることでこの世界はもっと変わる」
村「でもなんか怒って出て行っちゃったけど?
協力してくれるのかな?」
眞「それは……お前達にまかせる」
勝手なことを言う眞王にまたしても重いため息をつく大賢者。
村「君は昔からそうだよね
肝心なところはつめが甘い」
眞「そのためにお前がいてくれるのだろう?大賢者」
村「はいはい」
眞「それからこのことはユーリには秘密にしておけ」
村「なにを?
あの人が渋谷を救うためにここにきたこと?」
眞「そうだ」
村「それは元から黙っておくつもりだったよ
人一倍責任感とか正義感の強い魔王だからね
さて、それじゃあ僕も行くよ」
村田のあとに続いてヨザックも出て行くとウルリーケが眞王を振り返る。
ウ「眞王陛下、あの方はユーリ陛下をお救いくださるのですか?」
眞「ああ
あいつが選んだ人間だ
いろいろあいつらも学ぶこともあるだろうよ」
その頃、先に眞王の間から出て行った3人は…
渋「ちょ、ちょっとまってってば!」
『……』
ぱしっ、と腕を掴まれ掴んでいる男の子を見つめる。
渋「えー、えーと
その格好でうろうろすると危ないっていうかなんて言うか…
あー!でも言葉通じないんだよなー!」
『??』
頭を抱えて悩み出す男の子に女は首をかしげる。
渋「ねー、コンラッドー
この人日本人なのかな
髪も目も黒だし」
コ「そんな感じはしますね
ユーリたちと雰囲気も似ておられます」
そう、今女はこの国で魔王と大賢者しか持っていないはずの双黒なのだ。
いつもは金髪に桜色の瞳のはずがいつの間にか黒になっていた。
しかしその意味をわからない女は引き止められる理由がわからないし、言葉も通じない。
王佐が騒がしかったのは女が双黒だったからだ。
村「おーい!渋谷ー!!」
どうやって危険を伝えようかと悩んでいると後ろから村田とヨザックが走ってきた。
村「なにしてるんだい?
手なんか握っちゃって」
渋「あ!ごめんなさい!」
ばっ、っと思い出したように手を離したユーリだが心なしか顔が赤い。
村「純情だねー
渋谷くんはー」
渋「うるさいよ!
で?なんか眞王から聞けたのか?」
村「……いや?なんにも
あ、でも言葉は通じるよ!
《ね?お姉さん?僕の言ってること通じるよね?》」
『……ええ、通じるわね』
渋「??
俺にも聞こえた!なんでだ?」
ヨ「最後の方だけ俺にはさっぱりです…」
意味がわからないといった風な顔をする者のために説明しよう!と村田は眼鏡を光らせた。
村「さっきぼそっとだけどこのお姉さんは日本語で呟いたんだ
だから日本語なら通じるかなー、って思ったわけ
渋谷は無意識に日本語を眞魔国語に変えてるから意識すればできそうだね
《お姉さん、お名前は?》」
『恋歌よ
あなたたちは高校生?
制服着てるみたいだけど…』
村「《うん、そうだよ
もっとも今着てるこれは通ってる高校の制服じゃないけどね
僕たちも異世界の人間なんだ》」
『異世界…
ここはどこなの?』
村「《ここは眞魔国
そこにいる渋谷有利が治める国だよ》」
『あの子が…この国の王様…』
一生懸命に他の2人に翻訳をしている男の子を見つめ、はぁっとため息をつく。
村「《どうしたんだい?》」
『本当に…腹の立つ神様だなって…思っただけ』
眞「そうだ
ユーリを救うためと、お前達の勉強のためにな」
村「話が全く見えないんだけど」
眞「あいつは別世界からきた人間だ」
村「僕も渋谷だってそうじゃないか」
眞「そうだが、お前達とはまた違う世界からきた人間なんだ」
村「また、すごいところから人を呼んだんだねぇ…」
呆れたようにため息をつく村田に眞王は仕方がなかったと答える。
眞「お前達ではユーリを救う可能性が少し低かったからな
俺はあいつを失うわけにはいかん」
村「一応反論はしておくけどさ
渋谷の護衛にはルッテンベルクの獅子がいるしこの僕だって側にいる
なにが不安なのさ」
眞「それはいずれわかる
あいつがいることでこの世界はもっと変わる」
村「でもなんか怒って出て行っちゃったけど?
協力してくれるのかな?」
眞「それは……お前達にまかせる」
勝手なことを言う眞王にまたしても重いため息をつく大賢者。
村「君は昔からそうだよね
肝心なところはつめが甘い」
眞「そのためにお前がいてくれるのだろう?大賢者」
村「はいはい」
眞「それからこのことはユーリには秘密にしておけ」
村「なにを?
あの人が渋谷を救うためにここにきたこと?」
眞「そうだ」
村「それは元から黙っておくつもりだったよ
人一倍責任感とか正義感の強い魔王だからね
さて、それじゃあ僕も行くよ」
村田のあとに続いてヨザックも出て行くとウルリーケが眞王を振り返る。
ウ「眞王陛下、あの方はユーリ陛下をお救いくださるのですか?」
眞「ああ
あいつが選んだ人間だ
いろいろあいつらも学ぶこともあるだろうよ」
その頃、先に眞王の間から出て行った3人は…
渋「ちょ、ちょっとまってってば!」
『……』
ぱしっ、と腕を掴まれ掴んでいる男の子を見つめる。
渋「えー、えーと
その格好でうろうろすると危ないっていうかなんて言うか…
あー!でも言葉通じないんだよなー!」
『??』
頭を抱えて悩み出す男の子に女は首をかしげる。
渋「ねー、コンラッドー
この人日本人なのかな
髪も目も黒だし」
コ「そんな感じはしますね
ユーリたちと雰囲気も似ておられます」
そう、今女はこの国で魔王と大賢者しか持っていないはずの双黒なのだ。
いつもは金髪に桜色の瞳のはずがいつの間にか黒になっていた。
しかしその意味をわからない女は引き止められる理由がわからないし、言葉も通じない。
王佐が騒がしかったのは女が双黒だったからだ。
村「おーい!渋谷ー!!」
どうやって危険を伝えようかと悩んでいると後ろから村田とヨザックが走ってきた。
村「なにしてるんだい?
手なんか握っちゃって」
渋「あ!ごめんなさい!」
ばっ、っと思い出したように手を離したユーリだが心なしか顔が赤い。
村「純情だねー
渋谷くんはー」
渋「うるさいよ!
で?なんか眞王から聞けたのか?」
村「……いや?なんにも
あ、でも言葉は通じるよ!
《ね?お姉さん?僕の言ってること通じるよね?》」
『……ええ、通じるわね』
渋「??
俺にも聞こえた!なんでだ?」
ヨ「最後の方だけ俺にはさっぱりです…」
意味がわからないといった風な顔をする者のために説明しよう!と村田は眼鏡を光らせた。
村「さっきぼそっとだけどこのお姉さんは日本語で呟いたんだ
だから日本語なら通じるかなー、って思ったわけ
渋谷は無意識に日本語を眞魔国語に変えてるから意識すればできそうだね
《お姉さん、お名前は?》」
『恋歌よ
あなたたちは高校生?
制服着てるみたいだけど…』
村「《うん、そうだよ
もっとも今着てるこれは通ってる高校の制服じゃないけどね
僕たちも異世界の人間なんだ》」
『異世界…
ここはどこなの?』
村「《ここは眞魔国
そこにいる渋谷有利が治める国だよ》」
『あの子が…この国の王様…』
一生懸命に他の2人に翻訳をしている男の子を見つめ、はぁっとため息をつく。
村「《どうしたんだい?》」
『本当に…腹の立つ神様だなって…思っただけ』