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いきなりの告白に恋歌は息を呑む。
これが嘘じゃないとわかっているから。
見て見ぬ振りをしようと決めたのに。
『健ちゃん…それは…』
村「恋歌さんわかってたよね?
僕が君のこと好きなの」
『うん…でもわたしは…』
村「うん、わかってる
僕の気持ちには応えられないんだろ?
でも僕は返事が欲しくて告白したわけじゃない
知っておいて欲しかった
僕の気持ちを
好きでもないやつにこんなこと言われるのは嫌かもしれないけどね」
『ううん…嫌なんかじゃないよ
むしろ嬉しいよ、ありがとう』
村「それならまだ言ってよかったかな
ああ…でも、」
頬に添えていた手を少し動かして恋歌の唇を親指でふにふにと触る。
村「言っただけで満足して身を引くほど僕は大人じゃないんだ
男だしいろいろ考えたりするしね」
『いろいろ?』
村「そうだな…たとえば
恋歌さんとキスしたらどんな感じなのかとか」
『き…///』
触れていた親指を離してするすると下に手を下げながら話を続ける。
村「この胸はどんな感触なのか
肌はどんな手触りなのか」
軽く胸に触れ、腰に触れ。
唐突に抱きつくように恋歌に覆い被さってくる。
そして耳元に口を寄せて囁くようにつぶやく。
村「恋歌さんとえっちしたらどんな声が聞けるのかな、とかね」
『あ、あの、その…///
健ちゃん…もう離して…///』
先ほどよりも真っ赤になりながら握られていない方の手で村田の胸を押す。
だが離れる気配はない。
村「幻滅した?
こんなこと考えてるなんて
でもね男はこんなことばっか考えてるんだよ
言うか言わないかの違いだけさ」
口調は先ほどまでと同じ感じだが抱きしめる強さを強くする。
それはまるで小さな子が嫌われたくないとすがっているかのように感じた。
恋歌は思わず村田の背中に手を回してしまった。
一瞬びくっ、とした村田だったが無意識にほっとしたように息を吐いた。
村「……そういうのも勘違いしちゃうし諦められない原因なんだけど」
『うん、ごめん
でもわたしは健ちゃんをそんな簡単には嫌いにならないよ』
村「……こんなことしてるのに?
恋歌さんには好きな人がいるって知ってるのに?」
『うん
嫌いな人にこんなことされたら多分今頃はその辺りで伸びてるよ』
村「……そっか」
その言葉に嬉しくなった村田はすっ、と恋歌から離れて体を起こして繋いでいた手も離した。
村「そっかー、僕ってば今命がけだったわけだね?」
いつもの明るい口調に戻った村田に恋歌もほっとしたように体を起こした。
『健ちゃんなら大丈夫だよ
悪くて気絶ぐらいじゃないかな?』
村「えー!?気絶は可能性あったんだ!?」
想い人がそばにいない間ぐらいなら僕が君を独り占めしたってばちは当たらないよね?
だっていつかは必ず別れる時が来るのだから。
それも僕の元から愛しい人の元へと帰る近い未来。
今だけ…今だけだから…。
だから…ごめんね…。
これが嘘じゃないとわかっているから。
見て見ぬ振りをしようと決めたのに。
『健ちゃん…それは…』
村「恋歌さんわかってたよね?
僕が君のこと好きなの」
『うん…でもわたしは…』
村「うん、わかってる
僕の気持ちには応えられないんだろ?
でも僕は返事が欲しくて告白したわけじゃない
知っておいて欲しかった
僕の気持ちを
好きでもないやつにこんなこと言われるのは嫌かもしれないけどね」
『ううん…嫌なんかじゃないよ
むしろ嬉しいよ、ありがとう』
村「それならまだ言ってよかったかな
ああ…でも、」
頬に添えていた手を少し動かして恋歌の唇を親指でふにふにと触る。
村「言っただけで満足して身を引くほど僕は大人じゃないんだ
男だしいろいろ考えたりするしね」
『いろいろ?』
村「そうだな…たとえば
恋歌さんとキスしたらどんな感じなのかとか」
『き…///』
触れていた親指を離してするすると下に手を下げながら話を続ける。
村「この胸はどんな感触なのか
肌はどんな手触りなのか」
軽く胸に触れ、腰に触れ。
唐突に抱きつくように恋歌に覆い被さってくる。
そして耳元に口を寄せて囁くようにつぶやく。
村「恋歌さんとえっちしたらどんな声が聞けるのかな、とかね」
『あ、あの、その…///
健ちゃん…もう離して…///』
先ほどよりも真っ赤になりながら握られていない方の手で村田の胸を押す。
だが離れる気配はない。
村「幻滅した?
こんなこと考えてるなんて
でもね男はこんなことばっか考えてるんだよ
言うか言わないかの違いだけさ」
口調は先ほどまでと同じ感じだが抱きしめる強さを強くする。
それはまるで小さな子が嫌われたくないとすがっているかのように感じた。
恋歌は思わず村田の背中に手を回してしまった。
一瞬びくっ、とした村田だったが無意識にほっとしたように息を吐いた。
村「……そういうのも勘違いしちゃうし諦められない原因なんだけど」
『うん、ごめん
でもわたしは健ちゃんをそんな簡単には嫌いにならないよ』
村「……こんなことしてるのに?
恋歌さんには好きな人がいるって知ってるのに?」
『うん
嫌いな人にこんなことされたら多分今頃はその辺りで伸びてるよ』
村「……そっか」
その言葉に嬉しくなった村田はすっ、と恋歌から離れて体を起こして繋いでいた手も離した。
村「そっかー、僕ってば今命がけだったわけだね?」
いつもの明るい口調に戻った村田に恋歌もほっとしたように体を起こした。
『健ちゃんなら大丈夫だよ
悪くて気絶ぐらいじゃないかな?』
村「えー!?気絶は可能性あったんだ!?」
想い人がそばにいない間ぐらいなら僕が君を独り占めしたってばちは当たらないよね?
だっていつかは必ず別れる時が来るのだから。
それも僕の元から愛しい人の元へと帰る近い未来。
今だけ…今だけだから…。
だから…ごめんね…。