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そしてそのまま何も言葉を交わすことなく数時間が経過する。
村「んー…
これはおしまい」
なんだかんだ考えながらも1冊読み終えた村田は体をほぐすように伸びをする。
村「あー…恋歌さーん
そこに置いてあるのどれでもいいから1冊持ってきてくれる?」
そこ、と机の上に積み重なっている本を指差す。
どれでもいいと言われた恋歌は一番上の本を持って村田のいるベッドに近づく。
『はい』
村「ありがとー
あー…」
『?』
急に何かを考えるように唸りだした村田にどうしたのだろうと恋歌は首をかしげる。
村「恋歌さん」
ゆるゆると手を伸ばしてきたのでそれを恋歌は反射的に握った。
それを村田は待ってましたと言わんばかりに強く握り返し思いっきり自分の方に引っ張る。
『へ、』
いきなりのことに何も構えてなかった恋歌はベッドの上に仰向けに転がされた。
もともと寝転がっていた村田は少し体を起こして恋歌を見下ろしている。
村「恋歌さんって強い割には変なとこ無防備だよねー」
『え、そう?』
村「うん、だってさ…」
握っている手を2人の顔の前に持ってきて恋歌の手の甲に唇を寄せる。
『け、健ちゃん!?///』
村「ほら、好きでもない男の前でそういう顔する」
顔を真っ赤にした恋歌は村田から離れようと体を起こそうとするがそれより先に肩を押さえつけられる。
覆いかぶさるように見下ろされる恋歌はまっすぐ見つめてくる村田の目から視線を逸らした。
村「こっち見て…」
握っている手とは反対の手で頬を撫でられ、視線を自分の方に向けさせる。
『健ちゃん…あの…///』
村「もしかして恋歌さんって緊張するとあの力使えないの?」
『そ、それは…///』
いつもの恋歌なら村田の拘束など簡単に振り解ける。
だが、あの力を使うには集中力がいる。
緊張している状態ではいつもの力を発揮することは困難なのだ。
村「真っ赤になっちゃって可愛いなぁー」
くすくすと笑われて再び恋歌は視線をそらす。
『あ、あの…///
ふざけてるなら…///』
村「ふざけてないよ
ちゃんと僕の目を見て?」
真面目な声が聞こえてゆっくりと村田に視線を合わせる。
そこにあったのは少し熱をもった黒い瞳。
村「ふざけてるように見える?」
『見え…ない…///』
村「うん、だって今物凄く真剣だからね」
握り合っている手を一層強く握られ恋歌の心臓が少し早くなる。
村「恋歌さん
僕はね
君が好きだよ」
村「んー…
これはおしまい」
なんだかんだ考えながらも1冊読み終えた村田は体をほぐすように伸びをする。
村「あー…恋歌さーん
そこに置いてあるのどれでもいいから1冊持ってきてくれる?」
そこ、と机の上に積み重なっている本を指差す。
どれでもいいと言われた恋歌は一番上の本を持って村田のいるベッドに近づく。
『はい』
村「ありがとー
あー…」
『?』
急に何かを考えるように唸りだした村田にどうしたのだろうと恋歌は首をかしげる。
村「恋歌さん」
ゆるゆると手を伸ばしてきたのでそれを恋歌は反射的に握った。
それを村田は待ってましたと言わんばかりに強く握り返し思いっきり自分の方に引っ張る。
『へ、』
いきなりのことに何も構えてなかった恋歌はベッドの上に仰向けに転がされた。
もともと寝転がっていた村田は少し体を起こして恋歌を見下ろしている。
村「恋歌さんって強い割には変なとこ無防備だよねー」
『え、そう?』
村「うん、だってさ…」
握っている手を2人の顔の前に持ってきて恋歌の手の甲に唇を寄せる。
『け、健ちゃん!?///』
村「ほら、好きでもない男の前でそういう顔する」
顔を真っ赤にした恋歌は村田から離れようと体を起こそうとするがそれより先に肩を押さえつけられる。
覆いかぶさるように見下ろされる恋歌はまっすぐ見つめてくる村田の目から視線を逸らした。
村「こっち見て…」
握っている手とは反対の手で頬を撫でられ、視線を自分の方に向けさせる。
『健ちゃん…あの…///』
村「もしかして恋歌さんって緊張するとあの力使えないの?」
『そ、それは…///』
いつもの恋歌なら村田の拘束など簡単に振り解ける。
だが、あの力を使うには集中力がいる。
緊張している状態ではいつもの力を発揮することは困難なのだ。
村「真っ赤になっちゃって可愛いなぁー」
くすくすと笑われて再び恋歌は視線をそらす。
『あ、あの…///
ふざけてるなら…///』
村「ふざけてないよ
ちゃんと僕の目を見て?」
真面目な声が聞こえてゆっくりと村田に視線を合わせる。
そこにあったのは少し熱をもった黒い瞳。
村「ふざけてるように見える?」
『見え…ない…///』
村「うん、だって今物凄く真剣だからね」
握り合っている手を一層強く握られ恋歌の心臓が少し早くなる。
村「恋歌さん
僕はね
君が好きだよ」