今日からマ王!
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昨日の盗賊団のこと、今日の話をふまえて恋歌に護衛の力は十分あると判断したグウェンダルは恋歌に了承だけ取り、恋歌を村田の護衛に任命した。
村「いやー、眞王廟は男子禁制だからね
女の人の護衛の方がいいって思ってたんだー」
眞王廟に帰ってきて自分の部屋に入れてくれた村田は恋歌のふたりきりの状況に満足している。
『へぇー
だから兵士さんも女の人なのね』
村「そういうこと
さてと」
村田はひとつの分厚い本を手に取るとベッドの上に靴を脱いでうつ伏せに寝転がる。
『健ちゃんはお仕事ないの?』
村「僕の仕事はこれなんだ
いろんなことを学んで頭に入れてそれを渋谷のために活かす
時々は巫女さんたちの雑用もするけどね」
『じゃあわたしはなにをしたら…』
村「護衛なんだしその辺にいててくれればいいよ
あ、なんだったら紅茶とかもあるし勝手に飲んでね」
護衛という仕事がこんなに楽な感じでいいのだろうかと思うが、巫女さんたちの気配以外に何も感じないしすることのない恋歌はちょこんとソファに座った。
村「そういばさ」
『うん?』
村「昨日はどうしてあんなに急に眠くなったの?」
視線を本から外さずに恋歌に問う。
『わたし力を使いすぎると体力回復の為に眠くなるの
睡眠が一番体力回復が早いから』
村「昨日のは力の使いすぎってこと?」
『ううん、いつもならあんなぐらいじゃ眠くならない
たぶんこの土地に体が慣れてないんだと思う』
村「土地?」
『うん
空気とか魔力とかいろいろね
わたしも魔法を使えるけどたぶんそれに使う魔力はここでの魔力とは違う
それに慣れてなかったからすぐに眠くなったんだと思う』
村「じゃあこの世界にいる間は長くは力を使えないわけだ」
『ううん
一晩寝たら慣れたみたい』
村「便利だねー」
会話をしながらぺらぺらとページをめくる村田は器用だ。
だが、実際は内容など頭にひとつも入っていなかったりする。
村「(僕が恋歌さんのこと好きだって気付いてるならふたりきりなんだからもうちょっと警戒してくれてもいいんじゃないかなー)」
告白すると決めたもののいつ言おうか悩んでいるのだ。
密室にふたりきり。
村田健になってはじめての恋。
ドキドキしないほうがおかしい。
ちらりと恋歌を盗み見ると近くにある本を手にとってぱらぱらとめくっている。
読むことはできないのだろうから挿絵などを見ているのだろう。
村「いやー、眞王廟は男子禁制だからね
女の人の護衛の方がいいって思ってたんだー」
眞王廟に帰ってきて自分の部屋に入れてくれた村田は恋歌のふたりきりの状況に満足している。
『へぇー
だから兵士さんも女の人なのね』
村「そういうこと
さてと」
村田はひとつの分厚い本を手に取るとベッドの上に靴を脱いでうつ伏せに寝転がる。
『健ちゃんはお仕事ないの?』
村「僕の仕事はこれなんだ
いろんなことを学んで頭に入れてそれを渋谷のために活かす
時々は巫女さんたちの雑用もするけどね」
『じゃあわたしはなにをしたら…』
村「護衛なんだしその辺にいててくれればいいよ
あ、なんだったら紅茶とかもあるし勝手に飲んでね」
護衛という仕事がこんなに楽な感じでいいのだろうかと思うが、巫女さんたちの気配以外に何も感じないしすることのない恋歌はちょこんとソファに座った。
村「そういばさ」
『うん?』
村「昨日はどうしてあんなに急に眠くなったの?」
視線を本から外さずに恋歌に問う。
『わたし力を使いすぎると体力回復の為に眠くなるの
睡眠が一番体力回復が早いから』
村「昨日のは力の使いすぎってこと?」
『ううん、いつもならあんなぐらいじゃ眠くならない
たぶんこの土地に体が慣れてないんだと思う』
村「土地?」
『うん
空気とか魔力とかいろいろね
わたしも魔法を使えるけどたぶんそれに使う魔力はここでの魔力とは違う
それに慣れてなかったからすぐに眠くなったんだと思う』
村「じゃあこの世界にいる間は長くは力を使えないわけだ」
『ううん
一晩寝たら慣れたみたい』
村「便利だねー」
会話をしながらぺらぺらとページをめくる村田は器用だ。
だが、実際は内容など頭にひとつも入っていなかったりする。
村「(僕が恋歌さんのこと好きだって気付いてるならふたりきりなんだからもうちょっと警戒してくれてもいいんじゃないかなー)」
告白すると決めたもののいつ言おうか悩んでいるのだ。
密室にふたりきり。
村田健になってはじめての恋。
ドキドキしないほうがおかしい。
ちらりと恋歌を盗み見ると近くにある本を手にとってぱらぱらとめくっている。
読むことはできないのだろうから挿絵などを見ているのだろう。