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もう恋歌の口から出てくる言葉が現実離れしすぎていて村田以外誰も質問が出てこない。
村「でもさ、海賊になるだけでも罪ってことは恋歌さんの世界じゃ海軍が正義の味方なんだろ?
どうして海軍にならなかったんだい?」
『わたしの守るべき人たちが海賊に憧れてなったから』
村「それが罪だとわかっていても?」
『海賊にだって悪い海賊もいればいい海賊もいる
海軍だっていい人もいれば悪い人だっているのよ
だからどちらについたところで同じ
でも助けたい人はたとえ海軍だろうとわたしは助けに行くよ』
恋歌らしい答えが聞けて村田は満足そうにそっか、とつぶやいた。
『あと聞きたいことはなんですか?』
グ「…その白髭海賊団の2番隊に所属ということは複数隊があるということか?」
『隊は全部で16あります
船員は全員で約1,600人』
渋「1,600!?
なにその大人数!」
『みんな白髭海賊団の船長を慕ってついてきているの
船長は船員を息子、娘と呼び家族として迎えてくれる懐の広い人
だからわたしには1,600人の兄弟がいるのよ』
村「すごいね…
大家族だ」
『うん、みんなとっても優しいの』
幸せそうに語る恋歌は好きな人たちのことを話せてご機嫌のようだ。
ヴ「いろんな世界があるのだな
この世界では海賊など野蛮な人間がするものだと思っていたが恋歌の世界では違うようだ」
『そう言ってもらえると嬉しい』
ヴ「そういえば先ほどの二つ名の桜姫とはどういう意味だ?」
『えっと昨日わたしの刀が桜になったの覚えてる?』
ヴ「ああ」
『指名手配される時にちょうどその刀を使っててそこから名前つけられたの』
ヴ「なるほど」
『もう何も聞きたいことはないですか?』
グ「ああ
今のところはない」
渋「で?恋歌さんはここにいてもいいわけ?」
少し怒り気味にグウェンダルに聞くユーリにグウェンダルは低い声でああ、と告げた。
もちろんグウェンダルがダメだと言っても追い出すつもりなど毛頭なかったが。
渋「じゃあもうこの話はおわり!
俺はちょっと用事があるから…」
グ「待て
貴様は今から魔王としての仕事がある」
そそくさと逃げようとしたユーリの背中を睨みつけて視線だけで圧力をかける。
ヴ「僕も付いててやるから安心しろ」
渋「いや…いらない…」
がっくりと項垂れてすごすごと椅子に座ったユーリの前にどさどさと3つの書類の山ができあがる。
村「じゃあ僕はお暇しようかな」
かたん、と椅子から立ち上がり部屋から出て行こうとする村田にずるいと言わんばかりの視線を向けるユーリ。
グ「待て
今日はヨザックがいない
変わりの護衛を…」
ヨザックはまた別の任務で出かけている。
帰ってくるまで別の護衛を村田にはつけなければいけない。
村「ああ、そっか
じゃあ…」
『え』
ぐいっと恋歌の手を引っ張って自分の横に連れてくる。
村「恋歌さんで」
『わたし?』
後にユーリはこの時の村田の笑顔が黒かったと証言している。
村「でもさ、海賊になるだけでも罪ってことは恋歌さんの世界じゃ海軍が正義の味方なんだろ?
どうして海軍にならなかったんだい?」
『わたしの守るべき人たちが海賊に憧れてなったから』
村「それが罪だとわかっていても?」
『海賊にだって悪い海賊もいればいい海賊もいる
海軍だっていい人もいれば悪い人だっているのよ
だからどちらについたところで同じ
でも助けたい人はたとえ海軍だろうとわたしは助けに行くよ』
恋歌らしい答えが聞けて村田は満足そうにそっか、とつぶやいた。
『あと聞きたいことはなんですか?』
グ「…その白髭海賊団の2番隊に所属ということは複数隊があるということか?」
『隊は全部で16あります
船員は全員で約1,600人』
渋「1,600!?
なにその大人数!」
『みんな白髭海賊団の船長を慕ってついてきているの
船長は船員を息子、娘と呼び家族として迎えてくれる懐の広い人
だからわたしには1,600人の兄弟がいるのよ』
村「すごいね…
大家族だ」
『うん、みんなとっても優しいの』
幸せそうに語る恋歌は好きな人たちのことを話せてご機嫌のようだ。
ヴ「いろんな世界があるのだな
この世界では海賊など野蛮な人間がするものだと思っていたが恋歌の世界では違うようだ」
『そう言ってもらえると嬉しい』
ヴ「そういえば先ほどの二つ名の桜姫とはどういう意味だ?」
『えっと昨日わたしの刀が桜になったの覚えてる?』
ヴ「ああ」
『指名手配される時にちょうどその刀を使っててそこから名前つけられたの』
ヴ「なるほど」
『もう何も聞きたいことはないですか?』
グ「ああ
今のところはない」
渋「で?恋歌さんはここにいてもいいわけ?」
少し怒り気味にグウェンダルに聞くユーリにグウェンダルは低い声でああ、と告げた。
もちろんグウェンダルがダメだと言っても追い出すつもりなど毛頭なかったが。
渋「じゃあもうこの話はおわり!
俺はちょっと用事があるから…」
グ「待て
貴様は今から魔王としての仕事がある」
そそくさと逃げようとしたユーリの背中を睨みつけて視線だけで圧力をかける。
ヴ「僕も付いててやるから安心しろ」
渋「いや…いらない…」
がっくりと項垂れてすごすごと椅子に座ったユーリの前にどさどさと3つの書類の山ができあがる。
村「じゃあ僕はお暇しようかな」
かたん、と椅子から立ち上がり部屋から出て行こうとする村田にずるいと言わんばかりの視線を向けるユーリ。
グ「待て
今日はヨザックがいない
変わりの護衛を…」
ヨザックはまた別の任務で出かけている。
帰ってくるまで別の護衛を村田にはつけなければいけない。
村「ああ、そっか
じゃあ…」
『え』
ぐいっと恋歌の手を引っ張って自分の横に連れてくる。
村「恋歌さんで」
『わたし?』
後にユーリはこの時の村田の笑顔が黒かったと証言している。