今日からマ王!
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渋「わっ、すっげー人数…」
恋歌は村田を降ろしてユーリとヴォルフラムにしゃがむように指示をする。
男たちがいる場所は断崖絶壁の前で、半径1キロ程度の拓けた場所に月明かりが照らしているだけ。
今宵は満月のようで明かりがなくても十分な明るさである。
渋「あ、あんな人数相手にすんの?」
『まだまだ集まってくるよ
とりあえず全員集まるまでは静かにしているのがいいみたい』
村「そうだね
ヨザックが取引相手も捕まえたいって言ってたし」
『ヨザックさんが追ってる人たちが来るのはまだもう少し時間がかかるかな』
ヨザックの持っている珠の気配はまだ数キロ離れた場所にある。
まだ全員集まっていないということだ。
ヴ「ユーリ、お前はくれぐれも無茶するなよ」
渋「でもこの人数じゃ…」
村「フォンビーレフェルト卿の言う通りだ
君は手を出しちゃいけない
上様になるのもだめだからね」
渋「なんでだよ
確かに力の扱い方はまだ不安だけどさ…」
村「そうだね…
強いて言うなら邪魔になるからかな」
渋「なんともまぁ辛辣なお言葉…」
邪魔、と遠慮もなく言われたユーリは落ち込んだように下を向いてため息をついた。
『よくわからないけど手を出して欲しくないのはみんなだよ』
村「僕は元から戦いに関しては手出しするつもりはないよ
ただ渋谷は感情が高ぶると魔力が暴走する恐れがあるんだ
最近はましになってきたんだけどね」
『ユーリが一番危ないってことね
じゃあユーリ、わたしと約束してくれる?』
渋「?約束?」
すっと小指をユーリに出して目を合わせる。
『どんな状況になってもわたしを信じて
必ずあなたたちは守ってみせるから』
渋「…じゃあ俺とも約束してよ
絶対に無茶しないし怪我もしないって」
笑顔でユーリも小指を出して恋歌の小指と絡めた。
まさか約束を約束で返されるとは思っていなかった。
『はい、ユーリ
その約束、必ず守ってみせます』
でも心配してくれるこの王との約束は必ず守ると心に誓う。
この無茶をしない、怪我をしないという約束はいつも愛しい人との約束だから。
同じことを言われれば守らないわけにはいかない。
恋歌は村田を降ろしてユーリとヴォルフラムにしゃがむように指示をする。
男たちがいる場所は断崖絶壁の前で、半径1キロ程度の拓けた場所に月明かりが照らしているだけ。
今宵は満月のようで明かりがなくても十分な明るさである。
渋「あ、あんな人数相手にすんの?」
『まだまだ集まってくるよ
とりあえず全員集まるまでは静かにしているのがいいみたい』
村「そうだね
ヨザックが取引相手も捕まえたいって言ってたし」
『ヨザックさんが追ってる人たちが来るのはまだもう少し時間がかかるかな』
ヨザックの持っている珠の気配はまだ数キロ離れた場所にある。
まだ全員集まっていないということだ。
ヴ「ユーリ、お前はくれぐれも無茶するなよ」
渋「でもこの人数じゃ…」
村「フォンビーレフェルト卿の言う通りだ
君は手を出しちゃいけない
上様になるのもだめだからね」
渋「なんでだよ
確かに力の扱い方はまだ不安だけどさ…」
村「そうだね…
強いて言うなら邪魔になるからかな」
渋「なんともまぁ辛辣なお言葉…」
邪魔、と遠慮もなく言われたユーリは落ち込んだように下を向いてため息をついた。
『よくわからないけど手を出して欲しくないのはみんなだよ』
村「僕は元から戦いに関しては手出しするつもりはないよ
ただ渋谷は感情が高ぶると魔力が暴走する恐れがあるんだ
最近はましになってきたんだけどね」
『ユーリが一番危ないってことね
じゃあユーリ、わたしと約束してくれる?』
渋「?約束?」
すっと小指をユーリに出して目を合わせる。
『どんな状況になってもわたしを信じて
必ずあなたたちは守ってみせるから』
渋「…じゃあ俺とも約束してよ
絶対に無茶しないし怪我もしないって」
笑顔でユーリも小指を出して恋歌の小指と絡めた。
まさか約束を約束で返されるとは思っていなかった。
『はい、ユーリ
その約束、必ず守ってみせます』
でも心配してくれるこの王との約束は必ず守ると心に誓う。
この無茶をしない、怪我をしないという約束はいつも愛しい人との約束だから。
同じことを言われれば守らないわけにはいかない。