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店内を一回りした恋歌は思っていたものがなかったのかもうここはいいと3人に告げた。
渋「なんか探し物?」
『ちょっと気になることがあってね
ここにはないみたい』
村「じゃあ行こうか」
店を出るので店主にネックレスを返してもらうため声をかけに行く。
接客を放り出してネックレスを見ていた店主は慌ててネックレスを恋歌に返しに来た。
「も、申し訳ありません!お嬢様!」
『いいえ、大丈夫ですよ
なにか発見はありましたか?』
「ええ!そりゃあもう!
こんな珍しい宝石は初めて見ました!
うちの売っているどの宝石よりも価値がありますね
それにこの細工!
これも我々の業界でもなかなかできる細工ではありませんよ
貴重なものを拝見させていただきありがとうございます」
『どういたしまして』
嬉々として語る店主に大切なネックレスを褒められて恋歌も悪い気はしなかった。
すっ、と渡されたネックレスを受け取ろうと恋歌が手を伸ばす。
だが、恋歌がネックレスを受け取る前に大きな手がそれを遮った。
『……なんでしょうか』
恋歌のネックレスを横から奪ったのは後から入ってきた客だった。
自分たちよりも大柄な男が2人。
男の視線の高さに持ち上げられたネックレスを見ながら2人でコソコソと何か話している。
手を伸ばしても恋歌の身長では手が届かない。
「お、お客様
それはこちらのお嬢様の持ち物でして売り物では…」
店主が男たちに声をかけるも返事はない。
ヴ「おい貴様ら!
それは恋歌のものだ!
さっさと返せ!」
ヴォルフラムも怒鳴ってくれるが小声で話し合っているだけでこちらに見向きもしない。
村「ちょっとお兄さんたち
人のものをとっちゃいけませんて親に習わなかったかい?」
渋「そうだぞ
それは売り物じゃないんだ「おい、店主これはいくらくらいの価値がある」
って聞けよ」
やっと口を開いたと思えばネックレスの値段を店主に聞いただけ。
こちらの方を見ようともしない。
「そ、そちらの品でしたら一国は買えるほどの価値はあるかと…」
渋「いっ、一国って!国一つ!?
嘘だろ!?」
手のひらにおさまる程度の小さな石に国が買えるほどの価値があると聞いてユーリが大げさに驚いている。
「ほう…」
その答えを聞いた男は満足そうににやりと笑った。
『価値がわかったなら返してください
壊されると困るんです』
「これは俺たちがもらう」
『は?』
意味のわからない言葉に思わず変な声を出してしまった恋歌は嫌な予感がした。
「あんたが持ってても宝の持ち腐れだ
これは俺たちが有効活用してやる」
『意味がわからないのですけど』
「国が買えるほどの価値がある宝石を首から下げておくだけなんて宝の持ち腐れいがいなにがある
どうせ貴族様は腐るほど金持ってんだろ?
だったら庶民の俺たちにも少しはわけてくれよ」
『わたしは貴族ではありません』
「嘘をつくな
そんな上等な生地の服、靴、装飾品
どっからどう見ても金持ちじゃねぇか」
金持ちイコール貴族という図式でもこの男の頭の中には成り立っているのだろうか。
確かに恋歌が着ているもの、身につけているものは決して安くはない。
服や靴はヴォルフラムから借りたものだし、装飾品は異世界のものだ。
渋「なんか探し物?」
『ちょっと気になることがあってね
ここにはないみたい』
村「じゃあ行こうか」
店を出るので店主にネックレスを返してもらうため声をかけに行く。
接客を放り出してネックレスを見ていた店主は慌ててネックレスを恋歌に返しに来た。
「も、申し訳ありません!お嬢様!」
『いいえ、大丈夫ですよ
なにか発見はありましたか?』
「ええ!そりゃあもう!
こんな珍しい宝石は初めて見ました!
うちの売っているどの宝石よりも価値がありますね
それにこの細工!
これも我々の業界でもなかなかできる細工ではありませんよ
貴重なものを拝見させていただきありがとうございます」
『どういたしまして』
嬉々として語る店主に大切なネックレスを褒められて恋歌も悪い気はしなかった。
すっ、と渡されたネックレスを受け取ろうと恋歌が手を伸ばす。
だが、恋歌がネックレスを受け取る前に大きな手がそれを遮った。
『……なんでしょうか』
恋歌のネックレスを横から奪ったのは後から入ってきた客だった。
自分たちよりも大柄な男が2人。
男の視線の高さに持ち上げられたネックレスを見ながら2人でコソコソと何か話している。
手を伸ばしても恋歌の身長では手が届かない。
「お、お客様
それはこちらのお嬢様の持ち物でして売り物では…」
店主が男たちに声をかけるも返事はない。
ヴ「おい貴様ら!
それは恋歌のものだ!
さっさと返せ!」
ヴォルフラムも怒鳴ってくれるが小声で話し合っているだけでこちらに見向きもしない。
村「ちょっとお兄さんたち
人のものをとっちゃいけませんて親に習わなかったかい?」
渋「そうだぞ
それは売り物じゃないんだ「おい、店主これはいくらくらいの価値がある」
って聞けよ」
やっと口を開いたと思えばネックレスの値段を店主に聞いただけ。
こちらの方を見ようともしない。
「そ、そちらの品でしたら一国は買えるほどの価値はあるかと…」
渋「いっ、一国って!国一つ!?
嘘だろ!?」
手のひらにおさまる程度の小さな石に国が買えるほどの価値があると聞いてユーリが大げさに驚いている。
「ほう…」
その答えを聞いた男は満足そうににやりと笑った。
『価値がわかったなら返してください
壊されると困るんです』
「これは俺たちがもらう」
『は?』
意味のわからない言葉に思わず変な声を出してしまった恋歌は嫌な予感がした。
「あんたが持ってても宝の持ち腐れだ
これは俺たちが有効活用してやる」
『意味がわからないのですけど』
「国が買えるほどの価値がある宝石を首から下げておくだけなんて宝の持ち腐れいがいなにがある
どうせ貴族様は腐るほど金持ってんだろ?
だったら庶民の俺たちにも少しはわけてくれよ」
『わたしは貴族ではありません』
「嘘をつくな
そんな上等な生地の服、靴、装飾品
どっからどう見ても金持ちじゃねぇか」
金持ちイコール貴族という図式でもこの男の頭の中には成り立っているのだろうか。
確かに恋歌が着ているもの、身につけているものは決して安くはない。
服や靴はヴォルフラムから借りたものだし、装飾品は異世界のものだ。