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暫くして頼んだ料理が運ばれてくる。
大皿に料理が盛られてみんなで小皿に取り分けて食べるようだ。
渋「おー!うまそー!」
ユーリが出来立ての料理に目をキラキラさせている時に恋歌と村田が一瞬アイコンタクトをとった。
意味を理解した恋歌は僅かに頷く。
渋「いっただきまー…「ちょーっと待った」
なんだよ村田」
手を合わせて食べようとしたユーリを村田が制す。
村「今回街に降りてきたのは恋歌さんに街を案内するため
だから恋歌さんに楽しんでもらわないとだろ?」
渋「まぁそりゃそうだけどさ」
村「ここはレディーファーストってことで恋歌さんに一番に食べてもらおう」
渋「そうだな!
恋歌さんどうぞ」
ユーリが小皿に少し盛り付け、恋歌に渡す。
『ありがとう』
いただきますと手を合わせ料理に口をつける。
『あ、これ美味しい』
渋「ほんと!?」
『ええ、ユーリも食べてみて』
渋「じゃあ遠慮なく今度こそいっただきまーす!」
その料理はユーリのお気に召したらしく笑顔でかきこんでいく。
村「おいおい、ゆっくり食べなよ渋谷
?フォンビーレフェルト卿どうしたんだい?」
今までの流れを黙って見ていたヴォルフラムはまだ料理に手をつけようとしない。
ヴ「別に…なんでもない」
村「(気づいたのかな?)」
ゆっくりとヴォルフラムも食べ始めたが少し不機嫌そうな顔のままだ。
村「(これは気付いてるね
僕が恋歌さんに”毒味”をさせたことに)」
そう、先ほど恋歌と村田がとったアイコンタクトは毒味のこと。
コンラッドがいない今毒味をするのは恋歌の役目。
おそらくそれに気づいてないないのはユーリだけ。
村「(面倒くさいことになる前に説明するべきか…
いや、そうすると渋谷の暗殺のことも話さないといけなくなる…
どうするべきか…)」
ヴ「村田、帰ったら話がある」
村「…わかったよ
(こりゃ言わないと寝れないや)」
渋「ふー、やっぱりヨザックの情報は当てになるなー!」
ユーリはもう食べられないと満足そうにお腹をさすっている。
村「渋谷いくら美味しいからって食べすぎはよくないよー?
僕らの2倍は食べたんじゃない?」
渋「俺はお前とは運動量が違うんですぅー」
ヴ「そんなくだらん言い争いをしているならさっさとこの店を出るぞ」
渋「?どうして?
食休みぐらいゆっくりすればいいのに」
ヴ「このへなちょこめ!」
渋「へなちょこ言うな!
今関係ないだろ!?」
ヴ「お前はこの視線の中でよく休むなどと言っていられるな!!」
視線?と首を傾げながら辺りを見渡した。
するとさっ、と視線がそらされた。
渋「え?俺ら何か変なことでもしてんの?
めっちゃ見られてるんですけど」
ヴ「今さら気づくあたりがへなちょこだと言うんだ」
村「変なことは何もしてないよ
でもさ、ほら僕たちってこの世界では美形扱いだろ?
それに加えて外見王子様のフォンビーレフェルト卿に本当の美女の恋歌さんまでいる
ということはだ
美形が4人も集まって食事をしているということになる」
渋「あー…なるほど」
ユーリもここまで言われてやっと理解したらしい。
少しだけ注意して見てみれば頬を染めながらこちらを見る者、にやにやとこちらを見る者、好奇の目でこちらを見る者などユーリにでも視線を感じられた。
『ユーリも健ちゃんも変装しても注目を集めるなんて大変なのね』
村「いや、この店の男の視線を集めてるのは貴女なんですけど…
まぁいいや」
渋「いいのかよ」
村「うん
そんなことよりさっさと出ようか
僕もあんまり好奇の目には晒されたくないんでね」
かたん、と椅子から立ち上がった村田に続いて3人も立ち上がって店から出て行った。
渋「さてとー!腹ごしらえも済んだことだし次はどこに行く?」
村「うーん、やっぱり案内するなら恋歌さんが使えそうな場所がいいよね」
ヴ「それならこの先に貴族も御用達の服飾専門店があるぞ」
村「あ、いいね
やっぱり女の子は服とかきらきらしたものが好きだよね」
ヴォルフラムの案内で自分も使っているという服飾専門店に案内された。
「これはこれはヴォルフラム様
今日はどのような物をお探しですか?」
店に入ると店主と思われる男がヴォルフラムに声をかける。
店の中は貴族、それもかなり金に余裕のある貴族ぐらいしか買えないであろう宝石がショーケースに所狭しと並んでいる。
ヴ「今日は僕の用事ではない
こいつに似合うものを探しに来た」
こいつと言われて店主がそちらに顔を向けるとこの辺りでは見たこともないような絶世の美女がいた。
ヴォルフラムも美形で連れてくる共も美形ばかりだったのだが今回のは格が違う。
入り口付近でショーケースを覗いている男2人もヴォルフラムに勝る美形だ。
「えー…こちらのお嬢様とはどのような…」
ヴ「貴様には関係のない話だ」
「も、申し訳ありません!
お嬢様、どのようなものをお探しですか?」
『…これ、見せてもらってもいいですか?』
真剣にひとつの指輪を見ていた恋歌に店主が話しかけると手にとって見てみたいと言う。
常連のお客様であるヴォルフラムのお連れなので店主は鍵を取り出して指輪を恋歌に手渡した。
ヴ「なんだ
恋歌はそんな装飾が派手なのが好みなのか?」
『あ、いや
そういうわけじゃないんだけど…』
恋歌が持っているのはひとつの大きな赤い魔石がはめ込まれたものだ。
渋「わっ、こんなちっちゃな指輪がこんないい値段するんだ…」
村「あちらの世界では僕たちには買えないよねー」
『この赤い石はなにでできてるんですか?』
恋歌の手元を覗き込んで値段のことでわいわいと話している2人だが恋歌が気になったのはついている宝石の方。
大皿に料理が盛られてみんなで小皿に取り分けて食べるようだ。
渋「おー!うまそー!」
ユーリが出来立ての料理に目をキラキラさせている時に恋歌と村田が一瞬アイコンタクトをとった。
意味を理解した恋歌は僅かに頷く。
渋「いっただきまー…「ちょーっと待った」
なんだよ村田」
手を合わせて食べようとしたユーリを村田が制す。
村「今回街に降りてきたのは恋歌さんに街を案内するため
だから恋歌さんに楽しんでもらわないとだろ?」
渋「まぁそりゃそうだけどさ」
村「ここはレディーファーストってことで恋歌さんに一番に食べてもらおう」
渋「そうだな!
恋歌さんどうぞ」
ユーリが小皿に少し盛り付け、恋歌に渡す。
『ありがとう』
いただきますと手を合わせ料理に口をつける。
『あ、これ美味しい』
渋「ほんと!?」
『ええ、ユーリも食べてみて』
渋「じゃあ遠慮なく今度こそいっただきまーす!」
その料理はユーリのお気に召したらしく笑顔でかきこんでいく。
村「おいおい、ゆっくり食べなよ渋谷
?フォンビーレフェルト卿どうしたんだい?」
今までの流れを黙って見ていたヴォルフラムはまだ料理に手をつけようとしない。
ヴ「別に…なんでもない」
村「(気づいたのかな?)」
ゆっくりとヴォルフラムも食べ始めたが少し不機嫌そうな顔のままだ。
村「(これは気付いてるね
僕が恋歌さんに”毒味”をさせたことに)」
そう、先ほど恋歌と村田がとったアイコンタクトは毒味のこと。
コンラッドがいない今毒味をするのは恋歌の役目。
おそらくそれに気づいてないないのはユーリだけ。
村「(面倒くさいことになる前に説明するべきか…
いや、そうすると渋谷の暗殺のことも話さないといけなくなる…
どうするべきか…)」
ヴ「村田、帰ったら話がある」
村「…わかったよ
(こりゃ言わないと寝れないや)」
渋「ふー、やっぱりヨザックの情報は当てになるなー!」
ユーリはもう食べられないと満足そうにお腹をさすっている。
村「渋谷いくら美味しいからって食べすぎはよくないよー?
僕らの2倍は食べたんじゃない?」
渋「俺はお前とは運動量が違うんですぅー」
ヴ「そんなくだらん言い争いをしているならさっさとこの店を出るぞ」
渋「?どうして?
食休みぐらいゆっくりすればいいのに」
ヴ「このへなちょこめ!」
渋「へなちょこ言うな!
今関係ないだろ!?」
ヴ「お前はこの視線の中でよく休むなどと言っていられるな!!」
視線?と首を傾げながら辺りを見渡した。
するとさっ、と視線がそらされた。
渋「え?俺ら何か変なことでもしてんの?
めっちゃ見られてるんですけど」
ヴ「今さら気づくあたりがへなちょこだと言うんだ」
村「変なことは何もしてないよ
でもさ、ほら僕たちってこの世界では美形扱いだろ?
それに加えて外見王子様のフォンビーレフェルト卿に本当の美女の恋歌さんまでいる
ということはだ
美形が4人も集まって食事をしているということになる」
渋「あー…なるほど」
ユーリもここまで言われてやっと理解したらしい。
少しだけ注意して見てみれば頬を染めながらこちらを見る者、にやにやとこちらを見る者、好奇の目でこちらを見る者などユーリにでも視線を感じられた。
『ユーリも健ちゃんも変装しても注目を集めるなんて大変なのね』
村「いや、この店の男の視線を集めてるのは貴女なんですけど…
まぁいいや」
渋「いいのかよ」
村「うん
そんなことよりさっさと出ようか
僕もあんまり好奇の目には晒されたくないんでね」
かたん、と椅子から立ち上がった村田に続いて3人も立ち上がって店から出て行った。
渋「さてとー!腹ごしらえも済んだことだし次はどこに行く?」
村「うーん、やっぱり案内するなら恋歌さんが使えそうな場所がいいよね」
ヴ「それならこの先に貴族も御用達の服飾専門店があるぞ」
村「あ、いいね
やっぱり女の子は服とかきらきらしたものが好きだよね」
ヴォルフラムの案内で自分も使っているという服飾専門店に案内された。
「これはこれはヴォルフラム様
今日はどのような物をお探しですか?」
店に入ると店主と思われる男がヴォルフラムに声をかける。
店の中は貴族、それもかなり金に余裕のある貴族ぐらいしか買えないであろう宝石がショーケースに所狭しと並んでいる。
ヴ「今日は僕の用事ではない
こいつに似合うものを探しに来た」
こいつと言われて店主がそちらに顔を向けるとこの辺りでは見たこともないような絶世の美女がいた。
ヴォルフラムも美形で連れてくる共も美形ばかりだったのだが今回のは格が違う。
入り口付近でショーケースを覗いている男2人もヴォルフラムに勝る美形だ。
「えー…こちらのお嬢様とはどのような…」
ヴ「貴様には関係のない話だ」
「も、申し訳ありません!
お嬢様、どのようなものをお探しですか?」
『…これ、見せてもらってもいいですか?』
真剣にひとつの指輪を見ていた恋歌に店主が話しかけると手にとって見てみたいと言う。
常連のお客様であるヴォルフラムのお連れなので店主は鍵を取り出して指輪を恋歌に手渡した。
ヴ「なんだ
恋歌はそんな装飾が派手なのが好みなのか?」
『あ、いや
そういうわけじゃないんだけど…』
恋歌が持っているのはひとつの大きな赤い魔石がはめ込まれたものだ。
渋「わっ、こんなちっちゃな指輪がこんないい値段するんだ…」
村「あちらの世界では僕たちには買えないよねー」
『この赤い石はなにでできてるんですか?』
恋歌の手元を覗き込んで値段のことでわいわいと話している2人だが恋歌が気になったのはついている宝石の方。