今日からマ王!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
お忍びスタイルになったユーリと村田(僕の絶対領域が!と恋歌の服装を見て叫んだのは無視された)が迎えに来て馬で城下まで降りることになったため恋歌はヴォルフラムに相乗りさせてもらった。
村「ねぇ渋谷…」
渋「お前の言いたいことはわかる」
2人は少し後ろを馬で歩くヴォルフラムと恋歌をちらちらと見る。
村「まさしく美男美女
お似合いのカップルって感じだよね」
渋「だな…
俺初めてヴォルフラムが王子様に見えた」
完全に恋歌に心を開いているヴォルフラムは今朝までの態度が嘘のようだ。
ヴ「乗り心地は悪くないか?」
『ええ、ありがとう』
ヴ「別に…
ユーリと大賢者では不安だったから僕が仕方なく乗せただけだからな!」
『うん、それでも乗せてくれてありがとう』
ヴ「ふんっ」
渋「なにあれ!誰あれ!」
村「まぁまぁ自分の婚約者が別の人といちゃいちゃしてるの見るのは辛いだろうけど我慢しなよ」
渋「ちっがーう!!」
馬を預けて徒歩で城下町をユーリが案内してくれるという。
ユーリと恋歌、村田とヴォルフラムで並んで歩く。
村「珍しいね
君が渋谷の横に行かないなんて」
いつもならなにがなんでもユーリのそばにいようとするのに。
ヴ「恋歌だからいい」
村「どういう心境の変化だい?」
ヴ「別に…
ただ…」
村「ただ?」
ヴ「…母上に似てるなと思っただけだ
僕への怒り方や雰囲気が」
村「ふーん
ツェリ様にねー…」
ユーリに名物だという食べ物ばかりを勧められて困ったように笑っている恋歌を助けに走って行ったヴォルフラム。
村「本当に不思議な人だ
あのフォンビーレフェルト卿がこんな短時間で懐くなんてね」
恋歌から学ぶこともあると眞王は言っていた。
今の自分とそう歳の変わらない女性から何を学ぶことがあるのか。
知識の量としては確実に自分の方が上だと思っていた。
村「学ぶのは知識だけじゃないってことだね」
はっきりとはわからないが恋歌から学ぶものはなにかわかった気がした村田だった。
魔王饅頭に魔王煎餅、魔王の仮面に魔王なりきりセット。
『ユーリの物がいっぱいなのね』
ヴ「へなちょこの割にこいつは国民に愛されているからな」
『ええ
来たばっかりだけどわたしにもわかる
これだけ国民に愛されている王様も珍しいわね』
ヴ「ユーリのお陰でいろんなことが大きく変化したからな
今国民が心穏やかに暮らせるのは誰のお陰かわかっているんだろう」
ユーリは褒められたことが嬉しいのか照れくさそうに頭をかいている。
渋「まだまだやることは山積みだけどね
人間の皆さんとも仲良くしたいしさ」
『あなたならできるわ
わたしは政治のお手伝いはできないから役には立てないけど』
渋「ううん、いいんだ
城のみんなが手伝ってくれるし、それに…みんなの方が俺より政治できるしね」
『そうやって手伝ってくれる人が多くいるのもあなたの人望があってこそ
ついていきたくない人には誰も従わないわ
それに幸せそうに過ごす国民があなたの王としての資質がどれだけのものか教えてくれる
だからユーリは素晴らしい王様よ』
渋「ありがと」
女性に褒められることが滅多にないユーリは嘘偽りの感じない言葉に無性に嬉しくなった。
自分の国は他所から来た人が見ても幸せそうに見えるのか。
自分のやってきたことは無駄じゃないんだと感じられたから。
ヴ「ちょっと恋歌に褒められたぐらいで調子に乗るなよ!
まずは兄上の執務を減らせるように努力しろ!」
渋「あー…それを言われると何も言い返せないんだけど…」
村「まぁまぁ痴話喧嘩はその辺にして」
渋「痴話喧嘩じゃねぇっての!」
村「どこかゆっくりできるところでお昼にしない?
この間ヨザックにいい店教えてもらったんだ」
太陽を見ればちょうどお昼時。
ユーリにいろいろ食べ物を勧められはしたが結局何も口にしなかったため村田の提案に3人は頷いた。
村田に案内してもらった店は居酒屋のような店内だった。
村「ここのお店のメニューと味が地球の物によく似てるんだ
一度ヨザックに持って帰ってきてもらったんだけど美味しかったよ」
渋「へぇー、そりゃ楽しみだ!
てかヨザックって結構なんでもするんだな」
村「美味しい店ないかなーって聞いたら探しときますよって言ってくれたんだ
それがここ」
ヨザックって尻に敷かれるタイプかも、と失礼なことを考えつつメニューを開く。
渋「えーと…んー…」
村「…まさか渋谷読めないなんてことないよね?」
渋「いや…そんなことは…」
村「はぁ…逃げてばかりいないでちゃんとフォンクライスト卿の授業を受けることだね
貸して」
渋「すみません…」
メニューが読めなかったユーリは村田にメニューを渡し、適当に全員分を頼んでもらった。
村「ねぇ渋谷…」
渋「お前の言いたいことはわかる」
2人は少し後ろを馬で歩くヴォルフラムと恋歌をちらちらと見る。
村「まさしく美男美女
お似合いのカップルって感じだよね」
渋「だな…
俺初めてヴォルフラムが王子様に見えた」
完全に恋歌に心を開いているヴォルフラムは今朝までの態度が嘘のようだ。
ヴ「乗り心地は悪くないか?」
『ええ、ありがとう』
ヴ「別に…
ユーリと大賢者では不安だったから僕が仕方なく乗せただけだからな!」
『うん、それでも乗せてくれてありがとう』
ヴ「ふんっ」
渋「なにあれ!誰あれ!」
村「まぁまぁ自分の婚約者が別の人といちゃいちゃしてるの見るのは辛いだろうけど我慢しなよ」
渋「ちっがーう!!」
馬を預けて徒歩で城下町をユーリが案内してくれるという。
ユーリと恋歌、村田とヴォルフラムで並んで歩く。
村「珍しいね
君が渋谷の横に行かないなんて」
いつもならなにがなんでもユーリのそばにいようとするのに。
ヴ「恋歌だからいい」
村「どういう心境の変化だい?」
ヴ「別に…
ただ…」
村「ただ?」
ヴ「…母上に似てるなと思っただけだ
僕への怒り方や雰囲気が」
村「ふーん
ツェリ様にねー…」
ユーリに名物だという食べ物ばかりを勧められて困ったように笑っている恋歌を助けに走って行ったヴォルフラム。
村「本当に不思議な人だ
あのフォンビーレフェルト卿がこんな短時間で懐くなんてね」
恋歌から学ぶこともあると眞王は言っていた。
今の自分とそう歳の変わらない女性から何を学ぶことがあるのか。
知識の量としては確実に自分の方が上だと思っていた。
村「学ぶのは知識だけじゃないってことだね」
はっきりとはわからないが恋歌から学ぶものはなにかわかった気がした村田だった。
魔王饅頭に魔王煎餅、魔王の仮面に魔王なりきりセット。
『ユーリの物がいっぱいなのね』
ヴ「へなちょこの割にこいつは国民に愛されているからな」
『ええ
来たばっかりだけどわたしにもわかる
これだけ国民に愛されている王様も珍しいわね』
ヴ「ユーリのお陰でいろんなことが大きく変化したからな
今国民が心穏やかに暮らせるのは誰のお陰かわかっているんだろう」
ユーリは褒められたことが嬉しいのか照れくさそうに頭をかいている。
渋「まだまだやることは山積みだけどね
人間の皆さんとも仲良くしたいしさ」
『あなたならできるわ
わたしは政治のお手伝いはできないから役には立てないけど』
渋「ううん、いいんだ
城のみんなが手伝ってくれるし、それに…みんなの方が俺より政治できるしね」
『そうやって手伝ってくれる人が多くいるのもあなたの人望があってこそ
ついていきたくない人には誰も従わないわ
それに幸せそうに過ごす国民があなたの王としての資質がどれだけのものか教えてくれる
だからユーリは素晴らしい王様よ』
渋「ありがと」
女性に褒められることが滅多にないユーリは嘘偽りの感じない言葉に無性に嬉しくなった。
自分の国は他所から来た人が見ても幸せそうに見えるのか。
自分のやってきたことは無駄じゃないんだと感じられたから。
ヴ「ちょっと恋歌に褒められたぐらいで調子に乗るなよ!
まずは兄上の執務を減らせるように努力しろ!」
渋「あー…それを言われると何も言い返せないんだけど…」
村「まぁまぁ痴話喧嘩はその辺にして」
渋「痴話喧嘩じゃねぇっての!」
村「どこかゆっくりできるところでお昼にしない?
この間ヨザックにいい店教えてもらったんだ」
太陽を見ればちょうどお昼時。
ユーリにいろいろ食べ物を勧められはしたが結局何も口にしなかったため村田の提案に3人は頷いた。
村田に案内してもらった店は居酒屋のような店内だった。
村「ここのお店のメニューと味が地球の物によく似てるんだ
一度ヨザックに持って帰ってきてもらったんだけど美味しかったよ」
渋「へぇー、そりゃ楽しみだ!
てかヨザックって結構なんでもするんだな」
村「美味しい店ないかなーって聞いたら探しときますよって言ってくれたんだ
それがここ」
ヨザックって尻に敷かれるタイプかも、と失礼なことを考えつつメニューを開く。
渋「えーと…んー…」
村「…まさか渋谷読めないなんてことないよね?」
渋「いや…そんなことは…」
村「はぁ…逃げてばかりいないでちゃんとフォンクライスト卿の授業を受けることだね
貸して」
渋「すみません…」
メニューが読めなかったユーリは村田にメニューを渡し、適当に全員分を頼んでもらった。