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ヨ「えー…僭越ながら俺が仕切らせていただきます
殺すことはなしですからねー
やばいと思えば俺が止めに入りますので悪しからずー」
語尾を伸ばしながら話すヨザックの話し方はこれから決闘が始まるとは思えない。
決闘を見るために来たユーリ、村田、コンラッドは少し離れたところから事の成り行きを見守っている。
ヴ「おい…」
『はい?』
ヴ「貴様剣術での決闘だというのに剣はどうした」
『あー…
いえ、ちょっと悩んでて』
丸腰な恋歌に剣を抜いて構えるヴォルフラム。
武人として剣を持たない相手に攻撃はできない。
ヴ「悩む?
今さら決闘の取り消しはできないぞ!」
『そんなことは言いませんよ
わたしが悩んでたのは…』
すっ、と左手をあげて指輪から刀を一本出して柄を握る。
『誰にでてきてもらおうかということです』
渋「え?急に刀でてきた!?
なになに?恋歌さんってマジシャンかなにか?」
村「マジシャンでないことは確かだねー」
いつの間にか用意された椅子に座る双黒の2人。
コンラッドはその2人の後ろに控えて立っている。
はらはらしながら見ているユーリと比較的冷静な村田。
穏便に済めばいいとは思っているが…
村「(まぁ…無理だろうね…)」
ヨ「では…お二人とも始めてください」
決闘開始の合図。
それとほぼ同時に地面を蹴って恋歌に刀を振り下ろすヴォルフラム。
金属がぶつかる音が響き、ヴォルフラムの攻めが続く。
だが斬撃は恋歌にかすりもしない。
ヴ「防御ばかりでは僕に勝てないぞ!」
『うーん…
やっぱり剣術って難しいんですね』
ヴ「何を今さら…」
『怪我をさせないとは約束しましたけど手加減が難しいです』
ヴ「なっ!!」
村「あー!もう!
どうして恋歌さんはそういうことを!」
挑発にしか聞こえない恋歌の言葉に村田は頭を抱えた。
もちろんヴォルフラムも自分が馬鹿にされたと思い怒りで体を震わせる。
ヴ「そんなに消し炭になりたいか…」
『消し炭?
ああ、そういえば火の魔術が使えるって聞きました
使いたければどうぞ』
渋「ちょっとちょっと!!
だめだって!純粋な剣術の決闘なんだろ!?」
ヴ「うるさい!
なぜそんな女を庇う!」
渋「別に庇ってねぇよ!
恋歌さんも!なにぴりぴりしてんのか知らないけどさ!!
剣術での決闘って決めたんならそれでいいじゃんかよ!」
『…健ちゃん、あとは頼むね』
村「…はぁ
わかったよ」
笑顔を向けて言われた村田はため息をつきながら自分がすべきことを考える。
止めようと立ち上がりこちらに向かってくるユーリを村田が腕を掴んで止めた。
渋「なにすんだ」
村「いいから
黙って見てなよ」
渋「ふたりが怪我してもいいってのか!?」
村「誰もそんなこと言ってないだろ?
ただ君は見守っていればいい
怪我をしないことは僕が保証するよ」
親友にそう言われればユーリはぐっと立ち止まる。
殺すことはなしですからねー
やばいと思えば俺が止めに入りますので悪しからずー」
語尾を伸ばしながら話すヨザックの話し方はこれから決闘が始まるとは思えない。
決闘を見るために来たユーリ、村田、コンラッドは少し離れたところから事の成り行きを見守っている。
ヴ「おい…」
『はい?』
ヴ「貴様剣術での決闘だというのに剣はどうした」
『あー…
いえ、ちょっと悩んでて』
丸腰な恋歌に剣を抜いて構えるヴォルフラム。
武人として剣を持たない相手に攻撃はできない。
ヴ「悩む?
今さら決闘の取り消しはできないぞ!」
『そんなことは言いませんよ
わたしが悩んでたのは…』
すっ、と左手をあげて指輪から刀を一本出して柄を握る。
『誰にでてきてもらおうかということです』
渋「え?急に刀でてきた!?
なになに?恋歌さんってマジシャンかなにか?」
村「マジシャンでないことは確かだねー」
いつの間にか用意された椅子に座る双黒の2人。
コンラッドはその2人の後ろに控えて立っている。
はらはらしながら見ているユーリと比較的冷静な村田。
穏便に済めばいいとは思っているが…
村「(まぁ…無理だろうね…)」
ヨ「では…お二人とも始めてください」
決闘開始の合図。
それとほぼ同時に地面を蹴って恋歌に刀を振り下ろすヴォルフラム。
金属がぶつかる音が響き、ヴォルフラムの攻めが続く。
だが斬撃は恋歌にかすりもしない。
ヴ「防御ばかりでは僕に勝てないぞ!」
『うーん…
やっぱり剣術って難しいんですね』
ヴ「何を今さら…」
『怪我をさせないとは約束しましたけど手加減が難しいです』
ヴ「なっ!!」
村「あー!もう!
どうして恋歌さんはそういうことを!」
挑発にしか聞こえない恋歌の言葉に村田は頭を抱えた。
もちろんヴォルフラムも自分が馬鹿にされたと思い怒りで体を震わせる。
ヴ「そんなに消し炭になりたいか…」
『消し炭?
ああ、そういえば火の魔術が使えるって聞きました
使いたければどうぞ』
渋「ちょっとちょっと!!
だめだって!純粋な剣術の決闘なんだろ!?」
ヴ「うるさい!
なぜそんな女を庇う!」
渋「別に庇ってねぇよ!
恋歌さんも!なにぴりぴりしてんのか知らないけどさ!!
剣術での決闘って決めたんならそれでいいじゃんかよ!」
『…健ちゃん、あとは頼むね』
村「…はぁ
わかったよ」
笑顔を向けて言われた村田はため息をつきながら自分がすべきことを考える。
止めようと立ち上がりこちらに向かってくるユーリを村田が腕を掴んで止めた。
渋「なにすんだ」
村「いいから
黙って見てなよ」
渋「ふたりが怪我してもいいってのか!?」
村「誰もそんなこと言ってないだろ?
ただ君は見守っていればいい
怪我をしないことは僕が保証するよ」
親友にそう言われればユーリはぐっと立ち止まる。