今日からマ王!
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ようやく元気を取り戻したヨザックと、待ち遠しいのか瞳をきらきらさせながら待つ村田の前に恋歌が立つ。
『んーと、危険じゃないのは…
やっぱり…【散れ 千本桜】』
村「わぁ…すごいや…」
ヨ「これは…」
解号を口にすればいつもの通り桜が舞う。
攻撃に恋歌が使わない限り桜は安全だからだ。
部屋の中で急に桜が降ってきたことに驚く二人だが村田はどこか楽しそうだ。
村「《これは攻撃用?》」
『どちらでも
防御壁にもなるし攻撃に使えばこの桜一枚一枚が刃のようになるから』
村「《ほへー
ねぇ!まだ安全なのあるの?》」
『ええ、まだまだあるわよ』
村「《見せて見せて!!》」
きらきらさせた瞳に重ねるのは幼き日の子供たち。
そういえば自分の技を興奮しながら見てくれたなと懐かしみながら技をどんどん出していく。
結局見せたのは腕の鋼鉄化、鬼道数種類、氷の造形魔法、錬金術。
あとはヨザックが縛道で動けなくされたりと村田に虐められていた。
村「《ほんとにたくさん技を持ってるんだね
いくら危険じゃないとはいえ使い方によってはすごい強力だし
この力を使って世界征服とかしないの?》」
『そんなこと考えたこともないわ
わたしは守る為だけにこの力を使うと心に決めているから
大切な人を失わないために
傷つかないようにわたしは戦うの
そのために力を求めて強くしてもらったのよ』
村「《そっか
うちの魔王とよく似てる
渋谷も力を持っていても自分から戦争をふっかけたりしないし、怒った時だけ力を発揮する
彼も大事なものを守るために戦って魔王やってるんだよ》」
親友のことを語る村田はどこか呆れているようだが嬉しそうに話す。
『いい王様ね
戦争なんかしたって犠牲が出るだけ
権力がある者のくだらない戦いに国民は巻き込まれるしかない』
村「《なんだか戦争を見てきたような口ぶりだね》」
『見たこともあるし参加したこともあるわよ』
村「《ええ!?恋歌さんが参加なんかしたら圧勝しただろう?》」
『…いいえ
勝ちはしたけどその代償はやはり大きかったわ…』
村「《そっか…》」
『湿っぽい話は終わり!
終わったことは仕方ないんだし』
村「《うん、そうだね
ところでさ、お腹空かない?
渋谷の所に行けばおやつが出ると思うんだけど》」
『いいわね』
村「いいねヨザック
恋歌さんの力のこと僕ら以外には他言無用だからね」
ヨ「しかし猊下…」
村「命令だよ
フォンヴォルテール卿にも、たとえ渋谷に頼まれても教えちゃダメだ」
ヨ「…わかりました」
『んーと、危険じゃないのは…
やっぱり…【散れ 千本桜】』
村「わぁ…すごいや…」
ヨ「これは…」
解号を口にすればいつもの通り桜が舞う。
攻撃に恋歌が使わない限り桜は安全だからだ。
部屋の中で急に桜が降ってきたことに驚く二人だが村田はどこか楽しそうだ。
村「《これは攻撃用?》」
『どちらでも
防御壁にもなるし攻撃に使えばこの桜一枚一枚が刃のようになるから』
村「《ほへー
ねぇ!まだ安全なのあるの?》」
『ええ、まだまだあるわよ』
村「《見せて見せて!!》」
きらきらさせた瞳に重ねるのは幼き日の子供たち。
そういえば自分の技を興奮しながら見てくれたなと懐かしみながら技をどんどん出していく。
結局見せたのは腕の鋼鉄化、鬼道数種類、氷の造形魔法、錬金術。
あとはヨザックが縛道で動けなくされたりと村田に虐められていた。
村「《ほんとにたくさん技を持ってるんだね
いくら危険じゃないとはいえ使い方によってはすごい強力だし
この力を使って世界征服とかしないの?》」
『そんなこと考えたこともないわ
わたしは守る為だけにこの力を使うと心に決めているから
大切な人を失わないために
傷つかないようにわたしは戦うの
そのために力を求めて強くしてもらったのよ』
村「《そっか
うちの魔王とよく似てる
渋谷も力を持っていても自分から戦争をふっかけたりしないし、怒った時だけ力を発揮する
彼も大事なものを守るために戦って魔王やってるんだよ》」
親友のことを語る村田はどこか呆れているようだが嬉しそうに話す。
『いい王様ね
戦争なんかしたって犠牲が出るだけ
権力がある者のくだらない戦いに国民は巻き込まれるしかない』
村「《なんだか戦争を見てきたような口ぶりだね》」
『見たこともあるし参加したこともあるわよ』
村「《ええ!?恋歌さんが参加なんかしたら圧勝しただろう?》」
『…いいえ
勝ちはしたけどその代償はやはり大きかったわ…』
村「《そっか…》」
『湿っぽい話は終わり!
終わったことは仕方ないんだし』
村「《うん、そうだね
ところでさ、お腹空かない?
渋谷の所に行けばおやつが出ると思うんだけど》」
『いいわね』
村「いいねヨザック
恋歌さんの力のこと僕ら以外には他言無用だからね」
ヨ「しかし猊下…」
村「命令だよ
フォンヴォルテール卿にも、たとえ渋谷に頼まれても教えちゃダメだ」
ヨ「…わかりました」