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興味が沸いてきた村田はヨザックを目を合わせて手招きをする。
ヨ「なんですかー?」
すぐに村田の横に立つと自分の代わりにヨザックを椅子に座らせる。
ヨ「ちょっと猊下!
あなたが立っているのに俺が座るわけには!」
村「いいからいいから
これは命令だよ」
臣下として主人が立っているのに座るわけにはいかないと腰を浮かせるが命令と言われれば仕方ない。
ヨ「それで、俺は何をすりゃいいんですか?」
村「ちょっとこうやって腕を構えて」
ヨ「こうですか?」
村「そうそう
《恋歌さん、こいつの手握ってくれる?》」
『あ、うん』
きゅっ、とヨザックの手を握ると驚いたヨザックが引き抜こうとするが村田の無言の圧力により動けなかった。
『これって…腕相撲?』
同じテーブルに2人が肘を置いて向かい合い、手を握り合っている。
これはどう見ても腕相撲だ。
村「《そのとおり!
このミス上腕二頭筋に勝てるのかなって!》」
『あー、なんか何回もやらされてるから飽きてきたわね』
村「《そうかい?
だって君みたいな女の人が強いなんて誰も信じないだろう?
手っ取り早く確かめるにはこれが一番なんだって!》」
『まぁいいけど
それで?もう初めていいの?』
村「《じゃあ今回はハンデってことで眞魔国語でスタートの合図をするけどいいかい?》」
『ええ、いつでもどうぞ』
それから村田がヨザックに腕相撲の説明をして、スタートの合図をきった。
結果は恋歌の圧勝で、その結果に村田は満足したように笑っていた。
村「《すごいすごい!!
ヨザックに勝つなんて相当だよ!》」
『そう?ありがとう』
ヨ「俺が負けた…?
あんなお嬢ちゃんに?」
負けたという事実が信じられないヨザックは壁に手をついて落ち込んでいる。
『…あの人大丈夫?』
村「《彼ならすぐに立ち直るさ
気にしないでいいよ
次ー》」
『次?』
村田の次という言葉に恋歌は嫌な予感がした。
村「《もちろん恋歌さんの技を見せてもらうんだよ!!
別の世界の人の技なんか滅多に見れるもんじゃないし!
僕の知識にもないからね》」
『…えーと、で、でも危険かも?』
村「《えー…じゃあ危険じゃないのを!!
全部見せてくれとは言わないからさ!ね?》」
全く引き下がる様子のない村田に兄弟の末っ子を思い出す。
『わかったわ…
でも私の言うことは聞いてね?』
村「《もちろんさ!》」
好奇心旺盛な瞳に末っ子を重ねてしまったが最後。
恋歌は断ることができなかった。
ヨ「なんですかー?」
すぐに村田の横に立つと自分の代わりにヨザックを椅子に座らせる。
ヨ「ちょっと猊下!
あなたが立っているのに俺が座るわけには!」
村「いいからいいから
これは命令だよ」
臣下として主人が立っているのに座るわけにはいかないと腰を浮かせるが命令と言われれば仕方ない。
ヨ「それで、俺は何をすりゃいいんですか?」
村「ちょっとこうやって腕を構えて」
ヨ「こうですか?」
村「そうそう
《恋歌さん、こいつの手握ってくれる?》」
『あ、うん』
きゅっ、とヨザックの手を握ると驚いたヨザックが引き抜こうとするが村田の無言の圧力により動けなかった。
『これって…腕相撲?』
同じテーブルに2人が肘を置いて向かい合い、手を握り合っている。
これはどう見ても腕相撲だ。
村「《そのとおり!
このミス上腕二頭筋に勝てるのかなって!》」
『あー、なんか何回もやらされてるから飽きてきたわね』
村「《そうかい?
だって君みたいな女の人が強いなんて誰も信じないだろう?
手っ取り早く確かめるにはこれが一番なんだって!》」
『まぁいいけど
それで?もう初めていいの?』
村「《じゃあ今回はハンデってことで眞魔国語でスタートの合図をするけどいいかい?》」
『ええ、いつでもどうぞ』
それから村田がヨザックに腕相撲の説明をして、スタートの合図をきった。
結果は恋歌の圧勝で、その結果に村田は満足したように笑っていた。
村「《すごいすごい!!
ヨザックに勝つなんて相当だよ!》」
『そう?ありがとう』
ヨ「俺が負けた…?
あんなお嬢ちゃんに?」
負けたという事実が信じられないヨザックは壁に手をついて落ち込んでいる。
『…あの人大丈夫?』
村「《彼ならすぐに立ち直るさ
気にしないでいいよ
次ー》」
『次?』
村田の次という言葉に恋歌は嫌な予感がした。
村「《もちろん恋歌さんの技を見せてもらうんだよ!!
別の世界の人の技なんか滅多に見れるもんじゃないし!
僕の知識にもないからね》」
『…えーと、で、でも危険かも?』
村「《えー…じゃあ危険じゃないのを!!
全部見せてくれとは言わないからさ!ね?》」
全く引き下がる様子のない村田に兄弟の末っ子を思い出す。
『わかったわ…
でも私の言うことは聞いてね?』
村「《もちろんさ!》」
好奇心旺盛な瞳に末っ子を重ねてしまったが最後。
恋歌は断ることができなかった。