STAMPEDE番外編
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「さぁ!!どうするトラファルガー!!
このままだと大事な仲間が海軍に引き渡されちまうぞ!!」
ぎゃはは、と下品な笑い声を上げる男にローは何も答える事はない。
『次、わたしがチャレンジしてもいいですか?』
「あ?」
笑っている男に見えるように手を振ってアピールをすれば、じろじろと上から下まで視線を滑らされた。
「…たしか昨日限定コインのゲームをクリアした女だな」
『そうですね』
「…所属海賊団と名前、懸賞金額を言え」
『白ひげ海賊団2番隊隊員の恋歌です
恋歌としての懸賞金は、ありません』
「なんだ無価値の女かよ
道理で見た事がないはずだ!
昨日のゲームもきっと装置が古くなってただけだ
奴隷としてはいい値段で売れそうだし、チャレンジしてみな」
人間を懸賞金額と、奴隷としての価値があるかという基準でしか判断できないらしく、しっしっと追い払うようなしぐさをする。
『チャレンジをする前に聞きたいんですけど…』
「なんだ」
『あの檻からみんなを出すにはどうしたらいいんですか?』
「…100個のゲームをクリアすればいい
そうすればあいつらは全員解放してやる」
『わかりました』
よし、と呟いた恋歌が舞台に上がると、目の前に”1”と表示され、景色が変わる。
『(仮想ゲームみたいな感じなんだ)』
いきなり景色が真っ白から荒野のような景色に変わったが、周りの白い壁に景色が投影されているだけで、実際に場所が移動したわけではないが、クオリティが高く風まで吹いている。
「ここからは100個のゲームをクリアするか、リタイヤするまで出られねぇ
最初は”戦闘”か”知識”のどっちだ?」
『100ゲーム全て”戦闘”にします』
「ぜ、全部…?
いや、これはそういうゲームじゃ…」
本来であれば1ゲームクリアするごとに選べるのだが、元より恋歌に”知識”を選択する気はなかった。
最初のうちは白ひげのクルーであれば大丈夫だろうと、何かのボタンを押した。
その直後恋歌の前に恋歌より少し背の高い人型のロボットが現れる。
『(これを倒せばいいって事か)』
ゆっくりと向かってくるロボットの頭にすっと右手を挙げ、中指を曲げ親指の内側に添えぐっと力を入れて弾いた。
「なっ…!?」
ばしぃん!とでこぴんとは思えない音が響いて、ロボットがばらばらにはじけ飛んだ。
『次、お願いします』
目の前のカウントが”2”になり、新しいロボットが現れるが、また同じようにでこぴん一発でばらばらにはじけ飛ぶ。
『次』
でこぴんだけで次々とロボットを倒していき、”10”を過ぎたあたりからロボットが武器を持ち始めたが、それもものともせずでこぴんだけで破壊していく。
「さすが恋歌!!」
「一気にいったれー!!」
ロー「(でこぴん…)」
「(こ、この女…なんだ…!?)」
檻に入っている者たちも盛り上がり始め、応援に熱が入り始めている。
ロボットを倒す度に上がる歓声に、いらっとし始めた男は”20”をクリアした直後、誰にもわからないように何かのスイッチを押した。
このままだと大事な仲間が海軍に引き渡されちまうぞ!!」
ぎゃはは、と下品な笑い声を上げる男にローは何も答える事はない。
『次、わたしがチャレンジしてもいいですか?』
「あ?」
笑っている男に見えるように手を振ってアピールをすれば、じろじろと上から下まで視線を滑らされた。
「…たしか昨日限定コインのゲームをクリアした女だな」
『そうですね』
「…所属海賊団と名前、懸賞金額を言え」
『白ひげ海賊団2番隊隊員の恋歌です
恋歌としての懸賞金は、ありません』
「なんだ無価値の女かよ
道理で見た事がないはずだ!
昨日のゲームもきっと装置が古くなってただけだ
奴隷としてはいい値段で売れそうだし、チャレンジしてみな」
人間を懸賞金額と、奴隷としての価値があるかという基準でしか判断できないらしく、しっしっと追い払うようなしぐさをする。
『チャレンジをする前に聞きたいんですけど…』
「なんだ」
『あの檻からみんなを出すにはどうしたらいいんですか?』
「…100個のゲームをクリアすればいい
そうすればあいつらは全員解放してやる」
『わかりました』
よし、と呟いた恋歌が舞台に上がると、目の前に”1”と表示され、景色が変わる。
『(仮想ゲームみたいな感じなんだ)』
いきなり景色が真っ白から荒野のような景色に変わったが、周りの白い壁に景色が投影されているだけで、実際に場所が移動したわけではないが、クオリティが高く風まで吹いている。
「ここからは100個のゲームをクリアするか、リタイヤするまで出られねぇ
最初は”戦闘”か”知識”のどっちだ?」
『100ゲーム全て”戦闘”にします』
「ぜ、全部…?
いや、これはそういうゲームじゃ…」
本来であれば1ゲームクリアするごとに選べるのだが、元より恋歌に”知識”を選択する気はなかった。
最初のうちは白ひげのクルーであれば大丈夫だろうと、何かのボタンを押した。
その直後恋歌の前に恋歌より少し背の高い人型のロボットが現れる。
『(これを倒せばいいって事か)』
ゆっくりと向かってくるロボットの頭にすっと右手を挙げ、中指を曲げ親指の内側に添えぐっと力を入れて弾いた。
「なっ…!?」
ばしぃん!とでこぴんとは思えない音が響いて、ロボットがばらばらにはじけ飛んだ。
『次、お願いします』
目の前のカウントが”2”になり、新しいロボットが現れるが、また同じようにでこぴん一発でばらばらにはじけ飛ぶ。
『次』
でこぴんだけで次々とロボットを倒していき、”10”を過ぎたあたりからロボットが武器を持ち始めたが、それもものともせずでこぴんだけで破壊していく。
「さすが恋歌!!」
「一気にいったれー!!」
ロー「(でこぴん…)」
「(こ、この女…なんだ…!?)」
檻に入っている者たちも盛り上がり始め、応援に熱が入り始めている。
ロボットを倒す度に上がる歓声に、いらっとし始めた男は”20”をクリアした直後、誰にもわからないように何かのスイッチを押した。