STAMPEDE番外編
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?朝食を食べ終えると、ローの薬で元気になったクルーたちは自分の持ち場に戻ったり、仕事のない者はまた遊びに島へ向かって行った。
ペ「そういや今日はなんかでかい催しがあるらしいぞ」
『へぇ…今日は何があるんですか?』
ペ「あんまり詳しくは教えてもらってないけど、なんかすげぇお宝が景品になるゲームって聞いた」
ベ「おれも聞いた!
この島のゲーム好きが集まってできた最高傑作らしいね」
昨日の宴でその話を島の住民に聞いたらしく、今日はそれ目当てで上陸をするとのこと。
すごいお宝が景品と聞けば、狙うのが海賊。
『そんなにすごいお宝なら、わたしも見てみたいですね』
ペ「恋歌ならどんなゲームでもクリアしちゃいそうだもんな」
シ「クリアできたらお宝見せてくれよ!」
『なんでもできるわけじゃないので、ご期待には沿えないかもしれませんが…』
期待をされているのは悪い気はしないが、恋歌にもできないことはある。
どんなゲームかわからない以上、約束はできないと伝えると、ベポもシャチもペンギンもクリアできたらでいいと笑ってくれた。
ロー「そのお宝ってのがどんなのか気になるなら見に行くか」
がたん、と立ち上がったローは宝の話で盛り上がっている恋歌とクルーを置いて、鬼哭を肩に担いで甲板に向かう道のりを歩いていく。
その背中を4人で慌てたように追いかける。
恋歌、ロー、ベポ、シャチ、ペンギンの5人で上陸をしたが、見た目的には何も変わっていないように思え、きょろきょろとあたりを見渡す。
島の人間に聞いた方が早いかと、シャチが近くにいた住人に声をかけ、ゲームの詳細について聞いて戻ってきた。
ペ「どうだった?」
シ「ゲームが披露されるのはもう少し後だってさ
今は最終の試運転をしてるらしい」
ベ「どこでやるかは決まってるの?」
シ「ああ、場所は昨日恋歌が機械をぶっ壊したところらしい
スペースが空いたからって」
ロー「よし、なら行くぞ」
『はい』
向かう場所が決まったらならと、差し出してくれた手を握り、昨日コインを獲った場所へ向かう。
ペ「…キャプテン、恋歌ちょっと聞きたいんだけどさ」
『はい』
ペ「付き合ってんの?」
流れるように手を繋いだこと、昨日のキッド海賊団に対する対応を見て、これはもう聞いてもいいんじゃないかと問いかけると、返事をした恋歌の顔がほんのり赤く染まった。
ロー「ああ、一昨日からな」
「「「一昨日!?」」」
ペンギンの問いに答えたのはローだったが、返事の内容に驚いた3人に詰め寄られ、その勢いに思わずたじろいだ。
ペ「なんでその時に言ってくれないんですか!」
シ「てか一昨日!?
あー!だから昨日恋歌可愛かったのか!!」
ベ「キャプテンよかったね!!」
口々に言いたいことだけを言い、純粋に祝福の言葉をくれたのはベポだけ。
後の2人はもっと早く言ってくれたらよかったのにと拗ねている。
シ「くそー…だったら今日もデートじゃん!
服装とか髪型とかやりたかった!」
ペ「あ!そうだ!
昨日もらったヘアゴムあったろ!恋歌、ちょっと貸してくれ」
『あ、はい』
2人の勢いに恋歌も圧され、ヘアゴムを渡すときょろきょろとあたりを見渡したシャチに背中を軽く押され近くのベンチに座らされた。
シ「まだ時間あるし、ここじゃ簡単なことしかしてやれないけど勘弁な」
今日はおろしているだけだった恋歌の髪を手櫛で整え、慣れた手つきで髪をまとめはじめた。
『いえ、わたしそういうのできないので、嬉しいです
ありがとうございます』
シ「おう」
太陽の光に反射して、きらきらと光る金髪に何度か指を通し、何も言わずに恋歌の横に座っているローに視線を向ける。
シ「何か要望はありますか?」
ロー「…お前が恋歌に似合うと思ったのでいい」
シ「…そういうとこっすよ!!ずるい!!」
ロー「なんだってんだよ、うるせぇな…」
自分の仲間が恋歌に似合うと思った髪型ならなんでも似合うとわかっているローは、丸投げをしているように見えるが、それも信頼の証。
はぁ、となぜかため息をついたシャチは、ペンギンとベポに手伝ってもらいながら、恋歌の髪を編んでいく。
ペ「そういや今日はなんかでかい催しがあるらしいぞ」
『へぇ…今日は何があるんですか?』
ペ「あんまり詳しくは教えてもらってないけど、なんかすげぇお宝が景品になるゲームって聞いた」
ベ「おれも聞いた!
この島のゲーム好きが集まってできた最高傑作らしいね」
昨日の宴でその話を島の住民に聞いたらしく、今日はそれ目当てで上陸をするとのこと。
すごいお宝が景品と聞けば、狙うのが海賊。
『そんなにすごいお宝なら、わたしも見てみたいですね』
ペ「恋歌ならどんなゲームでもクリアしちゃいそうだもんな」
シ「クリアできたらお宝見せてくれよ!」
『なんでもできるわけじゃないので、ご期待には沿えないかもしれませんが…』
期待をされているのは悪い気はしないが、恋歌にもできないことはある。
どんなゲームかわからない以上、約束はできないと伝えると、ベポもシャチもペンギンもクリアできたらでいいと笑ってくれた。
ロー「そのお宝ってのがどんなのか気になるなら見に行くか」
がたん、と立ち上がったローは宝の話で盛り上がっている恋歌とクルーを置いて、鬼哭を肩に担いで甲板に向かう道のりを歩いていく。
その背中を4人で慌てたように追いかける。
恋歌、ロー、ベポ、シャチ、ペンギンの5人で上陸をしたが、見た目的には何も変わっていないように思え、きょろきょろとあたりを見渡す。
島の人間に聞いた方が早いかと、シャチが近くにいた住人に声をかけ、ゲームの詳細について聞いて戻ってきた。
ペ「どうだった?」
シ「ゲームが披露されるのはもう少し後だってさ
今は最終の試運転をしてるらしい」
ベ「どこでやるかは決まってるの?」
シ「ああ、場所は昨日恋歌が機械をぶっ壊したところらしい
スペースが空いたからって」
ロー「よし、なら行くぞ」
『はい』
向かう場所が決まったらならと、差し出してくれた手を握り、昨日コインを獲った場所へ向かう。
ペ「…キャプテン、恋歌ちょっと聞きたいんだけどさ」
『はい』
ペ「付き合ってんの?」
流れるように手を繋いだこと、昨日のキッド海賊団に対する対応を見て、これはもう聞いてもいいんじゃないかと問いかけると、返事をした恋歌の顔がほんのり赤く染まった。
ロー「ああ、一昨日からな」
「「「一昨日!?」」」
ペンギンの問いに答えたのはローだったが、返事の内容に驚いた3人に詰め寄られ、その勢いに思わずたじろいだ。
ペ「なんでその時に言ってくれないんですか!」
シ「てか一昨日!?
あー!だから昨日恋歌可愛かったのか!!」
ベ「キャプテンよかったね!!」
口々に言いたいことだけを言い、純粋に祝福の言葉をくれたのはベポだけ。
後の2人はもっと早く言ってくれたらよかったのにと拗ねている。
シ「くそー…だったら今日もデートじゃん!
服装とか髪型とかやりたかった!」
ペ「あ!そうだ!
昨日もらったヘアゴムあったろ!恋歌、ちょっと貸してくれ」
『あ、はい』
2人の勢いに恋歌も圧され、ヘアゴムを渡すときょろきょろとあたりを見渡したシャチに背中を軽く押され近くのベンチに座らされた。
シ「まだ時間あるし、ここじゃ簡単なことしかしてやれないけど勘弁な」
今日はおろしているだけだった恋歌の髪を手櫛で整え、慣れた手つきで髪をまとめはじめた。
『いえ、わたしそういうのできないので、嬉しいです
ありがとうございます』
シ「おう」
太陽の光に反射して、きらきらと光る金髪に何度か指を通し、何も言わずに恋歌の横に座っているローに視線を向ける。
シ「何か要望はありますか?」
ロー「…お前が恋歌に似合うと思ったのでいい」
シ「…そういうとこっすよ!!ずるい!!」
ロー「なんだってんだよ、うるせぇな…」
自分の仲間が恋歌に似合うと思った髪型ならなんでも似合うとわかっているローは、丸投げをしているように見えるが、それも信頼の証。
はぁ、となぜかため息をついたシャチは、ペンギンとベポに手伝ってもらいながら、恋歌の髪を編んでいく。