STAMPEDE番外編
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大柄な男が宙を舞う少し前。
恋歌がローたちの元を離れて、ニーナにここから離れると伝えていると、途中で大きな手に腕を掴まれた。
『…なにか御用ですか?』
「お前、どんないかさまをしてあの機械を壊したんだ」
二「こいつ…恋歌に触るな」
恋歌と男の間に入って、男の手を叩き落としたニーナは、ぎろっと男を睨みつける。
「海の麗人か…
だって誰が納得できるよ
おれたちが何度チャレンジしてもクリアできなかったものを、そんなひょろひょろの女がくりできるわけねぇだろうが!!」
二「そんなこと知らない
この人に気安く触るな」
男の言いたいことはわかるが、納得できないと言われても、あれが恋歌の純粋な力なのだから説明のしようがない。
『ニーナ、ありがとう
わたしに文句があるなら聞きます
みなさんも楽しんでいるので穏便に、ね?』
二「…わかりました」
恋歌にそう言われればニーナは素直に下がり、見上げなければ顔が見えないほどの大柄な男に視線を合わせてにこっと笑った。
『随分とお酒を飲んでおられるみたいですね
わたしに文句があるのはわかりましたが、今日はみなさんも楽しんでいる事ですし、穏便に済ませてもらえませんか?』
男から強いアルコールの匂いがする事は始めから気づいていた。
酔っ払いに何を言っても無駄かもしれないとは思ったが、恋歌の後ろから向けられている無数の視線には男は気づいていない。
「納得がいかねぇっつってんだよ!!
お前が来なきゃ今日の最高得点はおれだった!
だからあのコインはおれのものだ!!」
『最高得点を出していようとあのコインはもらえませんよ
それに今日の最高得点ということは1500点程度だったはず
10万を超えても壊れなかったんですから、どのみち難しかったはずです』
「うるせぇ!!
あのコインはコレクターの中じゃ価値のあるお宝なんだ!
寄越せ!!」
『…もう持ってません』
「嘘をつくんじゃねぇ!!」
正論を言われ逆上した男は恋歌に持っていたジョッキを投げつけた。
だが、それは恋歌に当たる事はなく地面に落ち、ぞくっと背筋が凍るような殺気が向けられている事に気づいた。
エ「誰に…何してんだよ」
サボ「憶測で喋ってんじゃねぇ」
ニーナが傍にいるということはもちろんエースもサボもそれ以外の白ひげ海賊のクルーたちもいるということ。
ぎろっと睨まれた男は酔いも一気に覚め、向けられている殺気に逃げたくなったが足が言う事をきかない。
『コインはあげてしまいました
だから諦めて、宴を楽しんでください』
元々言われた事に対しては特に気にしていないので、いつものように笑って言ったつもりだったが、何を思ったのか恋歌に手を伸ばしてきた。
だが、それが届くはずもなく、一瞬で恋歌と男の間に割り込んだエースとサボに殴られ、男は空高く舞い上げられた。
エ「で?
もう宴抜けるんだったか?」
『…うん』
サボ「そっかー
ま、ほどほどにな」
『う、ん…』
何事もなかったかのようににやついているエースとサボに見送られ、男が落ちてくる前にその場を離れた。
恋歌がローたちの元を離れて、ニーナにここから離れると伝えていると、途中で大きな手に腕を掴まれた。
『…なにか御用ですか?』
「お前、どんないかさまをしてあの機械を壊したんだ」
二「こいつ…恋歌に触るな」
恋歌と男の間に入って、男の手を叩き落としたニーナは、ぎろっと男を睨みつける。
「海の麗人か…
だって誰が納得できるよ
おれたちが何度チャレンジしてもクリアできなかったものを、そんなひょろひょろの女がくりできるわけねぇだろうが!!」
二「そんなこと知らない
この人に気安く触るな」
男の言いたいことはわかるが、納得できないと言われても、あれが恋歌の純粋な力なのだから説明のしようがない。
『ニーナ、ありがとう
わたしに文句があるなら聞きます
みなさんも楽しんでいるので穏便に、ね?』
二「…わかりました」
恋歌にそう言われればニーナは素直に下がり、見上げなければ顔が見えないほどの大柄な男に視線を合わせてにこっと笑った。
『随分とお酒を飲んでおられるみたいですね
わたしに文句があるのはわかりましたが、今日はみなさんも楽しんでいる事ですし、穏便に済ませてもらえませんか?』
男から強いアルコールの匂いがする事は始めから気づいていた。
酔っ払いに何を言っても無駄かもしれないとは思ったが、恋歌の後ろから向けられている無数の視線には男は気づいていない。
「納得がいかねぇっつってんだよ!!
お前が来なきゃ今日の最高得点はおれだった!
だからあのコインはおれのものだ!!」
『最高得点を出していようとあのコインはもらえませんよ
それに今日の最高得点ということは1500点程度だったはず
10万を超えても壊れなかったんですから、どのみち難しかったはずです』
「うるせぇ!!
あのコインはコレクターの中じゃ価値のあるお宝なんだ!
寄越せ!!」
『…もう持ってません』
「嘘をつくんじゃねぇ!!」
正論を言われ逆上した男は恋歌に持っていたジョッキを投げつけた。
だが、それは恋歌に当たる事はなく地面に落ち、ぞくっと背筋が凍るような殺気が向けられている事に気づいた。
エ「誰に…何してんだよ」
サボ「憶測で喋ってんじゃねぇ」
ニーナが傍にいるということはもちろんエースもサボもそれ以外の白ひげ海賊のクルーたちもいるということ。
ぎろっと睨まれた男は酔いも一気に覚め、向けられている殺気に逃げたくなったが足が言う事をきかない。
『コインはあげてしまいました
だから諦めて、宴を楽しんでください』
元々言われた事に対しては特に気にしていないので、いつものように笑って言ったつもりだったが、何を思ったのか恋歌に手を伸ばしてきた。
だが、それが届くはずもなく、一瞬で恋歌と男の間に割り込んだエースとサボに殴られ、男は空高く舞い上げられた。
エ「で?
もう宴抜けるんだったか?」
『…うん』
サボ「そっかー
ま、ほどほどにな」
『う、ん…』
何事もなかったかのようににやついているエースとサボに見送られ、男が落ちてくる前にその場を離れた。