STAMPEDE番外編
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恋歌が機械を壊し、20年振りのクリアということで、島をあげて宴が開かれることになった。
ロー「…えらい騒ぎになったな」
『そ、そうですね…』
どんちゃん騒ぎになっている為、どこかで飲み比べが始まり、喧嘩が始まり、料理が目の前を飛び交う。
騒ぎに入るタイプではないローと、流石にこの騒ぎについていけない恋歌は、比較的静かな場所で料理と酒をつまんでいたのだが、こちらもこちらでメンバーの所為で重い空気が漂っている。
ロー「今日酒はどうする」
『少しだけ、いただきます』
ロー「ん」
『ありがとうございます』
キラー「恋歌、こっちの料理も美味いぞ」
『あ、ありがとうございます…』
キッド「おいキラー!おれにもそれ寄越せ」
キラー「ああ」
(((なんだあの空間…)))
恋歌を挟むように大きなソファーにローとキラーが座り、キッドも近くのソファーにどっかりと座っている。
飲み物をローに差し出され、食べ物をキラーに差し出され、キッドににやにやされながら見られている恋歌は、物凄く居心地の悪そうな表情をしている。
ロー「恋歌、でかいのが横にいる所為で狭いだろ
おれの膝の上にでも座るか?」
『そ、それは遠慮します…』
キラー「筋力の無いひょろひょろの男よりはマシだと思うがな」
ロー「あ?」
ばちばちと恋歌の頭上で睨み合いが何度も繰り返され、その度にキッドがにやつきながら酒を飲んでいるので、この喧嘩を肴にしているとしか思えない。
『あの、キラーさん
わたしは…その、えっと、ローさんが好きなので…お気持ちは嬉しいんですが…』
直接”好き”と言われたわけではないが、さすがにここまで好意を向けられて気づかないほど恋歌も鈍感ではない。
キラー「知っている
だが、それが永遠かどうかなんてわかないだろう?
人の心は変わるものだ」
『そ、うですね…』
たしかに人の心は変わるもので、キラーの言っている事も理解できる。
ロー「……」
『でも…』
ぎゅっとスカートの裾を握り、少し困ったように笑う恋歌に、キラーはきゅん、と心臓が見た目に合わない可愛らしい音がした気がした。
『わからない未来の事を考えるより、今ローさんと一緒にいられる幸せを大事にしたいんです』
キラー「…良い女だ」
くいっ、と顎を持ち上げられ、優しい笑みを浮かべてくれるキラーだったが、後ろから伸びてきた手がお腹に回され、すぐに恋歌はキラーから離された。
ロー「気安く触んな」
キラー「…お前を消せば恋歌もおれの事を見てくれるようになるかもしれないな」
ロー「できるもんならな」
『え、ちょっ…』
ぶっそうな話しになってきたため、慌てて話を中断させるが二人の表情は真剣。
今にも戦いが始まりそうな雰囲気さえ漂ってきた。
『キラーさん』
キラー「ん?」
『海賊であるお2人が同じ宝を狙う敵として戦うのは仕方のないことだと思います
ですが、それ以外の理由で…ましてやわたしが理由で戦うというのであれば、まずわたしが相手になります』
じっと目を見て宣言をしてくる恋歌は、小柄な見た目からは想像もできないほどの威圧感。
それにごく、と喉を鳴らしてキラーがキッドの方を見れば、あきれたようにため息をつかれた。
キラー「やっぱり良い女だな…
その小柄な身体に見合わない力、世界最強の名を持つとは思えない可愛らしい容姿…
おれ好みのギャップだ」
『え?ギャップ?』
喧嘩をやめて欲しいだけだったのだが、キラーの何かを刺激してしまったらしく、ぐいぐいとさらに近づいてくる。
ロー「…えらい騒ぎになったな」
『そ、そうですね…』
どんちゃん騒ぎになっている為、どこかで飲み比べが始まり、喧嘩が始まり、料理が目の前を飛び交う。
騒ぎに入るタイプではないローと、流石にこの騒ぎについていけない恋歌は、比較的静かな場所で料理と酒をつまんでいたのだが、こちらもこちらでメンバーの所為で重い空気が漂っている。
ロー「今日酒はどうする」
『少しだけ、いただきます』
ロー「ん」
『ありがとうございます』
キラー「恋歌、こっちの料理も美味いぞ」
『あ、ありがとうございます…』
キッド「おいキラー!おれにもそれ寄越せ」
キラー「ああ」
(((なんだあの空間…)))
恋歌を挟むように大きなソファーにローとキラーが座り、キッドも近くのソファーにどっかりと座っている。
飲み物をローに差し出され、食べ物をキラーに差し出され、キッドににやにやされながら見られている恋歌は、物凄く居心地の悪そうな表情をしている。
ロー「恋歌、でかいのが横にいる所為で狭いだろ
おれの膝の上にでも座るか?」
『そ、それは遠慮します…』
キラー「筋力の無いひょろひょろの男よりはマシだと思うがな」
ロー「あ?」
ばちばちと恋歌の頭上で睨み合いが何度も繰り返され、その度にキッドがにやつきながら酒を飲んでいるので、この喧嘩を肴にしているとしか思えない。
『あの、キラーさん
わたしは…その、えっと、ローさんが好きなので…お気持ちは嬉しいんですが…』
直接”好き”と言われたわけではないが、さすがにここまで好意を向けられて気づかないほど恋歌も鈍感ではない。
キラー「知っている
だが、それが永遠かどうかなんてわかないだろう?
人の心は変わるものだ」
『そ、うですね…』
たしかに人の心は変わるもので、キラーの言っている事も理解できる。
ロー「……」
『でも…』
ぎゅっとスカートの裾を握り、少し困ったように笑う恋歌に、キラーはきゅん、と心臓が見た目に合わない可愛らしい音がした気がした。
『わからない未来の事を考えるより、今ローさんと一緒にいられる幸せを大事にしたいんです』
キラー「…良い女だ」
くいっ、と顎を持ち上げられ、優しい笑みを浮かべてくれるキラーだったが、後ろから伸びてきた手がお腹に回され、すぐに恋歌はキラーから離された。
ロー「気安く触んな」
キラー「…お前を消せば恋歌もおれの事を見てくれるようになるかもしれないな」
ロー「できるもんならな」
『え、ちょっ…』
ぶっそうな話しになってきたため、慌てて話を中断させるが二人の表情は真剣。
今にも戦いが始まりそうな雰囲気さえ漂ってきた。
『キラーさん』
キラー「ん?」
『海賊であるお2人が同じ宝を狙う敵として戦うのは仕方のないことだと思います
ですが、それ以外の理由で…ましてやわたしが理由で戦うというのであれば、まずわたしが相手になります』
じっと目を見て宣言をしてくる恋歌は、小柄な見た目からは想像もできないほどの威圧感。
それにごく、と喉を鳴らしてキラーがキッドの方を見れば、あきれたようにため息をつかれた。
キラー「やっぱり良い女だな…
その小柄な身体に見合わない力、世界最強の名を持つとは思えない可愛らしい容姿…
おれ好みのギャップだ」
『え?ギャップ?』
喧嘩をやめて欲しいだけだったのだが、キラーの何かを刺激してしまったらしく、ぐいぐいとさらに近づいてくる。