STAMPEDE番外編
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キラー「恋歌、おれたちと一緒に来ないか?
夕飯をご馳走する」
『あ、いえ、わたしはローさんと一緒にいますので…』
ロー「……」
キッド海賊団に背を向けて歩いたつもりだったが、なぜかぞろぞろと後ろからついてくる。
キッド海賊団はおもしろそうという理由だけでついてきている。
百歩譲って自分の船のクルーは許せたが、なぜ恋歌を狙っているとわかっている他船のクルーたちまでついてくるのかといらいらして表情が硬くなってきた。
恋歌も断ってはいるが、キラーがそれにめげずに話しかけてくるので、恋歌の元々の性格もあり、強く断れずにいる。
ロー「【ROOM】」
『え?』
「「「あー!!」」」
これ以上邪魔されてたまるかと能力を発動させ、恋歌の手を引いて【シャンブルズ】と口にすれば、ローと恋歌はその場から消えた。
ロー「なんだってんだ…」
入れ替わったのは近くの路地にあった小石となので、今いる位置からハートの海賊団とキッド海賊団が慌てている様子が良く見える。
ロー「お前ももっとちゃんと断れ」
『ごめんなさい…』
素直に謝る恋歌の頭をぽん、と撫でてやりきょろ、と視線を周りに向け、恋歌の顎を掴んで上を向かせる。
『んっ…!』
無理やり唇を合わせて舌をねじ込んでやれば、いきなりの事に驚いてびくっと身体を揺らしたが、口づけに応えるように少し遠慮がちに舌を出してくるので、それをぢゅ、っと吸い上げられる。
『ん…んぅ…』
苦しそうに服を引いてくるが、それでも離してやらず、騒がしい街の人たちの声より小さいはずの水音がお互いの鼓膜を支配し始める。
ほとんど覆いかぶさるように腰を曲げてキスをしていると、急にがくん、と恋歌の膝が折れた。
咄嗟に崩れ落ちる前に腰に腕を回してやれば、胸にもたれかかるように身体を預けてくる。
ロー「大丈夫か」
『は、い…』
腰を抜かしてしまった恋歌の体重をすべて支えるように腕を回してやると、息を整える為に大きく息をはいた。
ロー「キス、上手くなったな」
『え、そ、そうですか?』
ロー「ああ」
最初のただ固まっているだけの状態よりはまだマシになった程度ではあるが、応えてくれるようになっただけでも、かなりの進歩。
小さな身体と同じで、自分と比べてかなり小さな口を指でなぞってやれば、先ほどのキスの余韻で涙目になっている視線を向けてくる。
ロー「…その目やめろ」
無意識にねだってくるような視線を送ってくるが、今はそれに応えてやる事が出来ない。
ずくん、と自分の身体に熱がこもってくるのがわかったが、髪にキスをしてそれを落ち着かせる。
ロー「(…絶対夜抱く)
別の道から回るぞ
もう立てるか?」
『はい』
恋歌の知らないところでローが決意をし、支えている手を離しても恋歌が立っている事を確認すると手を引いて逆の道から賑やかな声のする方に向かった。
夕飯をご馳走する」
『あ、いえ、わたしはローさんと一緒にいますので…』
ロー「……」
キッド海賊団に背を向けて歩いたつもりだったが、なぜかぞろぞろと後ろからついてくる。
キッド海賊団はおもしろそうという理由だけでついてきている。
百歩譲って自分の船のクルーは許せたが、なぜ恋歌を狙っているとわかっている他船のクルーたちまでついてくるのかといらいらして表情が硬くなってきた。
恋歌も断ってはいるが、キラーがそれにめげずに話しかけてくるので、恋歌の元々の性格もあり、強く断れずにいる。
ロー「【ROOM】」
『え?』
「「「あー!!」」」
これ以上邪魔されてたまるかと能力を発動させ、恋歌の手を引いて【シャンブルズ】と口にすれば、ローと恋歌はその場から消えた。
ロー「なんだってんだ…」
入れ替わったのは近くの路地にあった小石となので、今いる位置からハートの海賊団とキッド海賊団が慌てている様子が良く見える。
ロー「お前ももっとちゃんと断れ」
『ごめんなさい…』
素直に謝る恋歌の頭をぽん、と撫でてやりきょろ、と視線を周りに向け、恋歌の顎を掴んで上を向かせる。
『んっ…!』
無理やり唇を合わせて舌をねじ込んでやれば、いきなりの事に驚いてびくっと身体を揺らしたが、口づけに応えるように少し遠慮がちに舌を出してくるので、それをぢゅ、っと吸い上げられる。
『ん…んぅ…』
苦しそうに服を引いてくるが、それでも離してやらず、騒がしい街の人たちの声より小さいはずの水音がお互いの鼓膜を支配し始める。
ほとんど覆いかぶさるように腰を曲げてキスをしていると、急にがくん、と恋歌の膝が折れた。
咄嗟に崩れ落ちる前に腰に腕を回してやれば、胸にもたれかかるように身体を預けてくる。
ロー「大丈夫か」
『は、い…』
腰を抜かしてしまった恋歌の体重をすべて支えるように腕を回してやると、息を整える為に大きく息をはいた。
ロー「キス、上手くなったな」
『え、そ、そうですか?』
ロー「ああ」
最初のただ固まっているだけの状態よりはまだマシになった程度ではあるが、応えてくれるようになっただけでも、かなりの進歩。
小さな身体と同じで、自分と比べてかなり小さな口を指でなぞってやれば、先ほどのキスの余韻で涙目になっている視線を向けてくる。
ロー「…その目やめろ」
無意識にねだってくるような視線を送ってくるが、今はそれに応えてやる事が出来ない。
ずくん、と自分の身体に熱がこもってくるのがわかったが、髪にキスをしてそれを落ち着かせる。
ロー「(…絶対夜抱く)
別の道から回るぞ
もう立てるか?」
『はい』
恋歌の知らないところでローが決意をし、支えている手を離しても恋歌が立っている事を確認すると手を引いて逆の道から賑やかな声のする方に向かった。