STAMPEDE
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ガ「その男の所為でそんな笑顔しか出せないのであれば、わしは認めん
いいな?」
『はい』
ガープが心から心配してくれているということはわかるので、いつものように笑って返事をすれば、ガープもにかっと笑ってくれた。
セ「で、トラファルガーの何が不満なんだ?」
『…不満はありません
わたしの問題ですので』
ガ「…何を悩んでおるのかは知らんが、あまり悩み過ぎるなよ」
『はい、ありがとうございます』
ガープもセンゴクもお互いに孫同然に想っている者同士の話の為、詳細を聞きたくてうずうずしたが、根掘り葉掘り聞けるような雰囲気ではないためぐっと堪えた。
『では、今回はこれで依頼完了ということでよろしいですか?』
ガ「ああ、今回は助かったわい
またいつでも茶を飲みに来るといい」
セ「わたしからも礼を言う
バレットのこと助かった
またトラファルガーの話も聞かせてくれ」
『はい』
今度は白ひげの船に帰るだけの為、センゴクの部屋のテラスに出ると、2人が軽く手を振って見送ってくれる。
『それでは、また』
一瞬で目の前から消えた恋歌を見送り、ふぅ、と息をはいてまた椅子に腰かける。
セ「桜姫とトラファルガーがなぁ…」
息子同然に可愛がっていた男が命を懸けて守った男。
海賊ではあるがこっそりと見守っている相手のそういう話を桜姫の口から聞くとは思わなかった。
すでに恋歌の事はいい子だという認識ではあるが、少し複雑な心境ではある。
ガ「なんじゃ、恋歌に不満があるのか」
セ「いや…世界最強といわれる桜姫から好かれるとは、ロシナンテはトラファルガーをいい男に育てすぎではないかと思ってな」
ガ「お前さんもなかなかにバカじゃな」
セ「お互いにな」
白ひげの船に戻った恋歌は、白ひげに帰還報告をし、マルコに新聞を見せられ少し怒られた後、自分の部屋に戻った。
『(もらっちゃった…)』
ベッドに寝転んだ恋歌の手にあるのはローの手配書。
この船にも手配書は回ってくるが、今まで欲しいと言えなかった。
思いがけずセンゴクから貰えた恋歌は、手配書を見ながら緩む口元を引き締める。
『(次はいつ会いに行けるかな)』
好きな相手に会いに行きたいとは思うが、会いに行くきっかけもない上に、ハートの海賊団が潜水している時もある。
付き合ってもいない相手で、しかも別の海賊に所属している自分が頻繁に会いに行くという事に抵抗がある。
しかし、どのぐらいの頻度で行ってもいいのかもわからない。
『(誰かに相談してみようかな…)』
手配書を刀と同じ場所にしまい、噛まれた痕が残る肩に触れ、そっと目を閉じた。
いいな?」
『はい』
ガープが心から心配してくれているということはわかるので、いつものように笑って返事をすれば、ガープもにかっと笑ってくれた。
セ「で、トラファルガーの何が不満なんだ?」
『…不満はありません
わたしの問題ですので』
ガ「…何を悩んでおるのかは知らんが、あまり悩み過ぎるなよ」
『はい、ありがとうございます』
ガープもセンゴクもお互いに孫同然に想っている者同士の話の為、詳細を聞きたくてうずうずしたが、根掘り葉掘り聞けるような雰囲気ではないためぐっと堪えた。
『では、今回はこれで依頼完了ということでよろしいですか?』
ガ「ああ、今回は助かったわい
またいつでも茶を飲みに来るといい」
セ「わたしからも礼を言う
バレットのこと助かった
またトラファルガーの話も聞かせてくれ」
『はい』
今度は白ひげの船に帰るだけの為、センゴクの部屋のテラスに出ると、2人が軽く手を振って見送ってくれる。
『それでは、また』
一瞬で目の前から消えた恋歌を見送り、ふぅ、と息をはいてまた椅子に腰かける。
セ「桜姫とトラファルガーがなぁ…」
息子同然に可愛がっていた男が命を懸けて守った男。
海賊ではあるがこっそりと見守っている相手のそういう話を桜姫の口から聞くとは思わなかった。
すでに恋歌の事はいい子だという認識ではあるが、少し複雑な心境ではある。
ガ「なんじゃ、恋歌に不満があるのか」
セ「いや…世界最強といわれる桜姫から好かれるとは、ロシナンテはトラファルガーをいい男に育てすぎではないかと思ってな」
ガ「お前さんもなかなかにバカじゃな」
セ「お互いにな」
白ひげの船に戻った恋歌は、白ひげに帰還報告をし、マルコに新聞を見せられ少し怒られた後、自分の部屋に戻った。
『(もらっちゃった…)』
ベッドに寝転んだ恋歌の手にあるのはローの手配書。
この船にも手配書は回ってくるが、今まで欲しいと言えなかった。
思いがけずセンゴクから貰えた恋歌は、手配書を見ながら緩む口元を引き締める。
『(次はいつ会いに行けるかな)』
好きな相手に会いに行きたいとは思うが、会いに行くきっかけもない上に、ハートの海賊団が潜水している時もある。
付き合ってもいない相手で、しかも別の海賊に所属している自分が頻繁に会いに行くという事に抵抗がある。
しかし、どのぐらいの頻度で行ってもいいのかもわからない。
『(誰かに相談してみようかな…)』
手配書を刀と同じ場所にしまい、噛まれた痕が残る肩に触れ、そっと目を閉じた。