STAMPEDE
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「キャプテン、起きてますー?」
ローと恋歌が目を閉じてから数時間後、扉を叩く音と、ハートのクルーの声で2人が目を覚ました。
ロー「…ああ」
不機嫌そうな寝起きの声で返事をすると、扉の向こうから”朝ごはんができている”という事だけを伝えて扉の前からいなくなった。
ロー「朝飯はどうする」
『えっと、ご迷惑でなければ、いただきます』
ロー「一人ぐらい増えたって変わらねぇよ」
すぐに起き上って準備を始めるローが裸のままだったので、慌てて目を逸らし、自分も準備をしようと服を探すために部屋の中を探す。
『(痕…いっぱいついてる…)』
見える場所だけでも身体中に痕があるということは、見えない場所にもつけられているのだろうと、昨日の事を思い出し急に恥ずかしくなったが、思い出さないように軽く頭を振った。
その時にずきん、と頭痛がしたため、風邪でも引いたのだろうかと思ったが、寒気などはなく熱はなさそうで、服を着ながら首を傾げた。
ロー「元の服はあとで返す
取り敢えずこれ着とけ」
『あ、はい』
こそこそと布団に隠れて下着をつけていた恋歌に、昨日のワンピースを渡し、その時に自分がつけた痕を見て、にやりと笑った。
ロー「消すなよ?」
『け、消しませんよ…///』
肩にある歯型をなぞると、びくっと反応した恋歌に少し睨まれたため、両手を挙げてもう触らないとアピールした。
ロー「身体は大丈夫か?」
いつも事後の次の日の朝に聞いてくれる言葉に、いつも通り大丈夫だと返そうとしたが、そういえばと頭を擦った。
『ちょっとだけですけど…頭が痛くて』
初めて言われた体の不調に眉間に皺を寄せたローは、ぺたぺたと恋歌の身体を触診し、能力で異常がないかを調べる。
ロー「…ただの二日酔いだ」
『二日酔い…ですか』
まさか自分がそんなことになると思わず、これが二日酔いかとなんだか少し変な気持ちになった。
ロー「薬を出してやる」
『あ、いえ、わたし薬は効かない体質なんです…』
ロー「は?」
必要ないと首を振ると、初めて知った事実にローがぽかんとした顔で固まった。
ロー「薬が…効かない?」
『はい
薬でも、毒でも、麻酔でも
わたしはそういった類の影響は受けません
悪魔の実の能力なら別ですけど』
ロー「……」
そんな人間がいるのかと言いたくなったが、恋歌は異世界の人間で、世界最強ともなればそういう事もあるのかと無理やり自分を納得させた。
ロー「それなら仕方ねぇな
朝飯は食えそうか?」
『はい』
じゃあ行くぞ、と手を差し出されたので、それに自分の手を乗せ、クルーたちが朝食を準備しているであろう食堂へ向かった。
ローと恋歌が目を閉じてから数時間後、扉を叩く音と、ハートのクルーの声で2人が目を覚ました。
ロー「…ああ」
不機嫌そうな寝起きの声で返事をすると、扉の向こうから”朝ごはんができている”という事だけを伝えて扉の前からいなくなった。
ロー「朝飯はどうする」
『えっと、ご迷惑でなければ、いただきます』
ロー「一人ぐらい増えたって変わらねぇよ」
すぐに起き上って準備を始めるローが裸のままだったので、慌てて目を逸らし、自分も準備をしようと服を探すために部屋の中を探す。
『(痕…いっぱいついてる…)』
見える場所だけでも身体中に痕があるということは、見えない場所にもつけられているのだろうと、昨日の事を思い出し急に恥ずかしくなったが、思い出さないように軽く頭を振った。
その時にずきん、と頭痛がしたため、風邪でも引いたのだろうかと思ったが、寒気などはなく熱はなさそうで、服を着ながら首を傾げた。
ロー「元の服はあとで返す
取り敢えずこれ着とけ」
『あ、はい』
こそこそと布団に隠れて下着をつけていた恋歌に、昨日のワンピースを渡し、その時に自分がつけた痕を見て、にやりと笑った。
ロー「消すなよ?」
『け、消しませんよ…///』
肩にある歯型をなぞると、びくっと反応した恋歌に少し睨まれたため、両手を挙げてもう触らないとアピールした。
ロー「身体は大丈夫か?」
いつも事後の次の日の朝に聞いてくれる言葉に、いつも通り大丈夫だと返そうとしたが、そういえばと頭を擦った。
『ちょっとだけですけど…頭が痛くて』
初めて言われた体の不調に眉間に皺を寄せたローは、ぺたぺたと恋歌の身体を触診し、能力で異常がないかを調べる。
ロー「…ただの二日酔いだ」
『二日酔い…ですか』
まさか自分がそんなことになると思わず、これが二日酔いかとなんだか少し変な気持ちになった。
ロー「薬を出してやる」
『あ、いえ、わたし薬は効かない体質なんです…』
ロー「は?」
必要ないと首を振ると、初めて知った事実にローがぽかんとした顔で固まった。
ロー「薬が…効かない?」
『はい
薬でも、毒でも、麻酔でも
わたしはそういった類の影響は受けません
悪魔の実の能力なら別ですけど』
ロー「……」
そんな人間がいるのかと言いたくなったが、恋歌は異世界の人間で、世界最強ともなればそういう事もあるのかと無理やり自分を納得させた。
ロー「それなら仕方ねぇな
朝飯は食えそうか?」
『はい』
じゃあ行くぞ、と手を差し出されたので、それに自分の手を乗せ、クルーたちが朝食を準備しているであろう食堂へ向かった。