STAMPEDE
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その音にちっ、と小さく舌打ちしたローは、恋歌の上から退いた。
すぐに起き上った恋歌は、乱れた髪を手早く直し、ばくばくと鳴る心臓を落ち着かせる為に深呼吸をした。
ロー「ベポか、どうした」
ベ「あれ?もう恋歌起きてたんだ」
ローが扉を開けるとベポが立っていた。
『あ、はい
ご迷惑かけました』
ベ「元気になったならよかった
あ、そうだ
今から宴するらしいんだけど、どうする?って聞きに来たんだ」
ロー「は?」
元気そうな恋歌を見てにこっと笑ってくれたベポだったが、ここに来た本来の目的を思い出し、ローに本題を伝えるがローは理解が出来なかったようで眉間に皺を寄せた。
ベ「外じゃいろんな海賊が宴の準備始めてるんだ
おれたちも麦わらたちに誘われたから行きたいなー…って、思ってて…」
ロー「なんでまたそんな事に…」
今回参加した海賊の数は数えきれない。
そんな数の本来敵同士である海賊たちが、どうすれば一緒に宴をする流れになるのか。
ベ「恋歌も目が覚めてるなら来てほしいって麦わらが言ってたよ」
『ルフィが…』
ロー「……」
ベポに余計な事を言うなと視線を向けるがすでに遅く、恋歌がルフィに呼ばれて行かないわけがないと、ローはため息をついた。
ロー「わかった
おれたちもすぐに行く
お前らは好きにしろ」
ベ「アイアイ、キャプテン!」
嬉しそうにびしっとポーズをして走っていったベポを見送り、扉を閉めたローは上着を脱いでぽいっとソファに投げた。
ズボンにも手をかけたローから慌てて目を逸らした恋歌は、すり、と胸のジョリーロジャーをなぞる。
ロー「よし、行くぞ」
汚れた服を着替えたローは、鬼哭を持ち準備を手早く終わらせた。
だが、恋歌が少し戸惑ったような顔をしており、ベッドから立ち上がらない。
『わたし…服が乾いてから行ってもいいですか?』
ロー「…まだその服の事気にしてんのか?」
ハートの海賊団ではない恋歌が、今の格好で外に出る事に抵抗があるのだと気づき、ぽん、と頭を撫でた。
ロー「変装はもうしねぇんだろ?」
『え、はい』
ロー「だったらそれ着てろ
今回桜姫の戦いを大勢が見てる
あの変装がないと、服装でばれる可能性があるだろ
騒ぎになれば麦わら屋が楽しんでる宴を中止する事になるかもしれねぇな」
ルフィの話題を出すのは卑怯だとわかっているが、その言葉に踏ん切りがついたのか、ゆっくりと頷いてベッドから立ち上がった。
すぐに起き上った恋歌は、乱れた髪を手早く直し、ばくばくと鳴る心臓を落ち着かせる為に深呼吸をした。
ロー「ベポか、どうした」
ベ「あれ?もう恋歌起きてたんだ」
ローが扉を開けるとベポが立っていた。
『あ、はい
ご迷惑かけました』
ベ「元気になったならよかった
あ、そうだ
今から宴するらしいんだけど、どうする?って聞きに来たんだ」
ロー「は?」
元気そうな恋歌を見てにこっと笑ってくれたベポだったが、ここに来た本来の目的を思い出し、ローに本題を伝えるがローは理解が出来なかったようで眉間に皺を寄せた。
ベ「外じゃいろんな海賊が宴の準備始めてるんだ
おれたちも麦わらたちに誘われたから行きたいなー…って、思ってて…」
ロー「なんでまたそんな事に…」
今回参加した海賊の数は数えきれない。
そんな数の本来敵同士である海賊たちが、どうすれば一緒に宴をする流れになるのか。
ベ「恋歌も目が覚めてるなら来てほしいって麦わらが言ってたよ」
『ルフィが…』
ロー「……」
ベポに余計な事を言うなと視線を向けるがすでに遅く、恋歌がルフィに呼ばれて行かないわけがないと、ローはため息をついた。
ロー「わかった
おれたちもすぐに行く
お前らは好きにしろ」
ベ「アイアイ、キャプテン!」
嬉しそうにびしっとポーズをして走っていったベポを見送り、扉を閉めたローは上着を脱いでぽいっとソファに投げた。
ズボンにも手をかけたローから慌てて目を逸らした恋歌は、すり、と胸のジョリーロジャーをなぞる。
ロー「よし、行くぞ」
汚れた服を着替えたローは、鬼哭を持ち準備を手早く終わらせた。
だが、恋歌が少し戸惑ったような顔をしており、ベッドから立ち上がらない。
『わたし…服が乾いてから行ってもいいですか?』
ロー「…まだその服の事気にしてんのか?」
ハートの海賊団ではない恋歌が、今の格好で外に出る事に抵抗があるのだと気づき、ぽん、と頭を撫でた。
ロー「変装はもうしねぇんだろ?」
『え、はい』
ロー「だったらそれ着てろ
今回桜姫の戦いを大勢が見てる
あの変装がないと、服装でばれる可能性があるだろ
騒ぎになれば麦わら屋が楽しんでる宴を中止する事になるかもしれねぇな」
ルフィの話題を出すのは卑怯だとわかっているが、その言葉に踏ん切りがついたのか、ゆっくりと頷いてベッドから立ち上がった。