9話
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飯田の診察が終わり、左手には後遺症が残ると言われた。
それを後から帰ってきた緑谷にも伝え、この後遺症を残すという話になった。
既に腕がぼろぼろな緑谷が一緒に強くなろうと、二人で決意していた。
そのあと友人たちの腕がぼろぼろになっていく姿に、焦凍がはっとしたように”ハンドクラッシャー的存在”になってしまったと落ち込んでいたので、笑いながらみんなで励ました。
病室からの帰り道、公衆電話のところにグラントリノがいたので声をかけて帰ろうと近寄った。
グ「ふぅ・・・」
『グラントリノ』
グ「!!」
ちょうど電話が終わったタイミングで話しかけられたようで、グラントリノは急に現れた恋歌に驚いている。
グ「ああ、あんたか
なにか用かの」
『いえ、今日はもう帰るのでご挨拶だけでもと思いまして』
グ「そうかよ
時間あるなら少し話していかんか」
『?
私でよければ』
グラントリノに誘われ、近くのたい焼き屋の屋台で話すことになった。
グ「悪いとは思ったがさっきの話聞かせてもらった」
『ああ
別にいいですよ』
もぐもぐとたい焼きを食べながらなんてことはないという顔をする恋歌にグラントリノは大声で笑った。
#NAME1#は一番話したい人に話す事が出来たので、もう誰に聞かれていても大した問題ではない。
グ「こりゃあの轟が苦戦するのもわかるわい」
『ずーっと引き分けですけどね』
グ「あいつと引き分けなだけで十分すごいがの」
『勝たなきゃ意味ないんです
特に今度のが最後ですから』
グ「まぁそのことに関しては特に言いたいことはない
頑張れとしか言いようはない
話は別にあってな
あんた雄英の先生なんだって?」
『一応・・・』
グ「緑谷・・・あいつに戦い方を教えてやってほしい」
『え、戦い方ですか・・・?』
グラントリノ言いたいことがわからず首を傾げる。
グ「ああ
あの轟と引き分けにもっていけるなんてやつはそうそういない
それに先ずあいつは力を使いこなすために体を完成させる必要がある」
『まぁ確かに・・・
けど私は力がないので力を頼りにした戦闘はできませんよ』
グ「わかっとる
だが、スピードも必要になってくる
個性を使わずまずは自身の身体を個性に耐えれるようにすることが先決」
グラントリノ言いたいことはわかったが、果たして力になれるのだろうかと悩む。
グ「おまえさんのことで一番わからねぇのはそんだけの力もってながら自信がねぇってとこだ」
『・・・・一番勝ちたい人に勝ててないからかもしれないですね』
グ「轟のことか」
『あの人に勝ちたくて勝ちたくて鍛えてきたのにどんなに頑張ってもいつも引き分け
だからかもしれないですね』
力なく笑う恋歌にグラントリノはため息をつき恋歌の頭をぱしっと叩く。
グ「なにかの為にそこまで頑張れるあんたは強い
誇れ」
『ありがとうございます』
ちょっと泣きそうになったのはグラントリノには内緒。
それを後から帰ってきた緑谷にも伝え、この後遺症を残すという話になった。
既に腕がぼろぼろな緑谷が一緒に強くなろうと、二人で決意していた。
そのあと友人たちの腕がぼろぼろになっていく姿に、焦凍がはっとしたように”ハンドクラッシャー的存在”になってしまったと落ち込んでいたので、笑いながらみんなで励ました。
病室からの帰り道、公衆電話のところにグラントリノがいたので声をかけて帰ろうと近寄った。
グ「ふぅ・・・」
『グラントリノ』
グ「!!」
ちょうど電話が終わったタイミングで話しかけられたようで、グラントリノは急に現れた恋歌に驚いている。
グ「ああ、あんたか
なにか用かの」
『いえ、今日はもう帰るのでご挨拶だけでもと思いまして』
グ「そうかよ
時間あるなら少し話していかんか」
『?
私でよければ』
グラントリノに誘われ、近くのたい焼き屋の屋台で話すことになった。
グ「悪いとは思ったがさっきの話聞かせてもらった」
『ああ
別にいいですよ』
もぐもぐとたい焼きを食べながらなんてことはないという顔をする恋歌にグラントリノは大声で笑った。
#NAME1#は一番話したい人に話す事が出来たので、もう誰に聞かれていても大した問題ではない。
グ「こりゃあの轟が苦戦するのもわかるわい」
『ずーっと引き分けですけどね』
グ「あいつと引き分けなだけで十分すごいがの」
『勝たなきゃ意味ないんです
特に今度のが最後ですから』
グ「まぁそのことに関しては特に言いたいことはない
頑張れとしか言いようはない
話は別にあってな
あんた雄英の先生なんだって?」
『一応・・・』
グ「緑谷・・・あいつに戦い方を教えてやってほしい」
『え、戦い方ですか・・・?』
グラントリノ言いたいことがわからず首を傾げる。
グ「ああ
あの轟と引き分けにもっていけるなんてやつはそうそういない
それに先ずあいつは力を使いこなすために体を完成させる必要がある」
『まぁ確かに・・・
けど私は力がないので力を頼りにした戦闘はできませんよ』
グ「わかっとる
だが、スピードも必要になってくる
個性を使わずまずは自身の身体を個性に耐えれるようにすることが先決」
グラントリノ言いたいことはわかったが、果たして力になれるのだろうかと悩む。
グ「おまえさんのことで一番わからねぇのはそんだけの力もってながら自信がねぇってとこだ」
『・・・・一番勝ちたい人に勝ててないからかもしれないですね』
グ「轟のことか」
『あの人に勝ちたくて勝ちたくて鍛えてきたのにどんなに頑張ってもいつも引き分け
だからかもしれないですね』
力なく笑う恋歌にグラントリノはため息をつき恋歌の頭をぱしっと叩く。
グ「なにかの為にそこまで頑張れるあんたは強い
誇れ」
『ありがとうございます』
ちょっと泣きそうになったのはグラントリノには内緒。