9話
夢小説設定
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それに恋歌は気づいているが構わず続ける。
『けどさ、せっかく焦凍君と仲良くなったのにどうして個性が強くないからって引き離されなきゃいけないのかって思ってね
私はエンデヴァーさんに勝負を挑んだの』
焦「勝負?」
『そう
個性を使わない1対1の勝負
純粋な格闘だね』
緑「じゃあまさか恋歌先生が近接格闘強いのって・・・」
『エンデヴァーさんのおかげだね、きっと
けど結構ハンデもらってるんだ
私武器有りだけど、エンデヴァーさんは素手だし個性も使えないし・・・』
恋歌は完全武装だが、エンデヴァーはコスチュームも個性もなしでいつも恋歌と勝負をしている。
焦「けどまだ恋歌が俺の前にいるってことは、まだ負けてないのか?」
金と名声はあるエンデヴァーであれば恋歌をどこかの学校に飛ばす事もできるだろう。
だが、それをされていないという事はまだ勝負がついていないことになる。
『うん
今のところ全戦引き分けなんだ
決着着かずだからまだ私は焦凍君の近くにいられる』
焦「なんでそんな無茶を・・・」
『私さ・・・個性にコンプレックスあるの
全然ヒーロー向きじゃないこの個性大嫌いだった
その大嫌いな個性のせいでどうして友達まで失わないといけないのかわからなかった
でもね、焦凍君に会った日最後に個性使って嬉しそうに笑ってくれたのを見たら・・・焦凍君の傍から離れたくなかった
私の個性でも誰かを笑顔にできたんだって・・・そう思えたの』
焦「恋歌・・・」
泣きそうな顔をしながら話す恋歌に3人はどう声をかけていいかわからない。
『黙っててごめんね
焦凍君エンデヴァーさんのこと嫌いだからこんな話したらもっと仲悪くなっちゃうかもって思って・・・
でも、今の焦凍君ならただエンデヴァーさんの事を嫌いになるだけじゃないと思うの』
焦「・・・・」
『体育祭の時に話した私のけじめはこれ
今度こそエンデヴァーさんに勝つ
そして堂々と焦凍君の傍にいるつもり』
恋歌の話は大切な人の傍にいたいという純粋な思い。
それだけで№2ヒーローに個性無しとはいえ立ち向かい引き分けに持っていっている。
それは焦凍に対する強い想い。
恋愛感情でなくともずっとそばにいたいと思ってくれていた。
焦「そ、うか・・・
そんなに恋歌が頑張ってくれてたのに俺は・・・気付いてやれなかったんだな・・・」
『隠してたのは私だしね
でもエンデヴァーさんとの勝負があったから今みんなと肩を並べて戦えてるんだし感謝もしてる
私に強くなるきっかけをくれたのはエンデヴァーさん、強くしてくれたのもエンデヴァーさん
それだけは覆らない事実だよ』
焦「・・・恋歌は
俺に会えてよかったと思うか?」
弱弱しい声で、うつむきながら問う焦凍に恋歌は笑う。
『もちろん』
焦「そうか・・・」
口元は笑っていたが、涙を流した焦凍を恋歌は優しく抱きしめてやった。
『けどさ、せっかく焦凍君と仲良くなったのにどうして個性が強くないからって引き離されなきゃいけないのかって思ってね
私はエンデヴァーさんに勝負を挑んだの』
焦「勝負?」
『そう
個性を使わない1対1の勝負
純粋な格闘だね』
緑「じゃあまさか恋歌先生が近接格闘強いのって・・・」
『エンデヴァーさんのおかげだね、きっと
けど結構ハンデもらってるんだ
私武器有りだけど、エンデヴァーさんは素手だし個性も使えないし・・・』
恋歌は完全武装だが、エンデヴァーはコスチュームも個性もなしでいつも恋歌と勝負をしている。
焦「けどまだ恋歌が俺の前にいるってことは、まだ負けてないのか?」
金と名声はあるエンデヴァーであれば恋歌をどこかの学校に飛ばす事もできるだろう。
だが、それをされていないという事はまだ勝負がついていないことになる。
『うん
今のところ全戦引き分けなんだ
決着着かずだからまだ私は焦凍君の近くにいられる』
焦「なんでそんな無茶を・・・」
『私さ・・・個性にコンプレックスあるの
全然ヒーロー向きじゃないこの個性大嫌いだった
その大嫌いな個性のせいでどうして友達まで失わないといけないのかわからなかった
でもね、焦凍君に会った日最後に個性使って嬉しそうに笑ってくれたのを見たら・・・焦凍君の傍から離れたくなかった
私の個性でも誰かを笑顔にできたんだって・・・そう思えたの』
焦「恋歌・・・」
泣きそうな顔をしながら話す恋歌に3人はどう声をかけていいかわからない。
『黙っててごめんね
焦凍君エンデヴァーさんのこと嫌いだからこんな話したらもっと仲悪くなっちゃうかもって思って・・・
でも、今の焦凍君ならただエンデヴァーさんの事を嫌いになるだけじゃないと思うの』
焦「・・・・」
『体育祭の時に話した私のけじめはこれ
今度こそエンデヴァーさんに勝つ
そして堂々と焦凍君の傍にいるつもり』
恋歌の話は大切な人の傍にいたいという純粋な思い。
それだけで№2ヒーローに個性無しとはいえ立ち向かい引き分けに持っていっている。
それは焦凍に対する強い想い。
恋愛感情でなくともずっとそばにいたいと思ってくれていた。
焦「そ、うか・・・
そんなに恋歌が頑張ってくれてたのに俺は・・・気付いてやれなかったんだな・・・」
『隠してたのは私だしね
でもエンデヴァーさんとの勝負があったから今みんなと肩を並べて戦えてるんだし感謝もしてる
私に強くなるきっかけをくれたのはエンデヴァーさん、強くしてくれたのもエンデヴァーさん
それだけは覆らない事実だよ』
焦「・・・恋歌は
俺に会えてよかったと思うか?」
弱弱しい声で、うつむきながら問う焦凍に恋歌は笑う。
『もちろん』
焦「そうか・・・」
口元は笑っていたが、涙を流した焦凍を恋歌は優しく抱きしめてやった。