7話
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1種目目は障害物競争。
モニターを見れば1-Aの生徒たちが奮闘している。
『(私これ嫌いだったなぁ・・・)』
数年前の体育祭を思い出しながら観戦する。
1位は焦凍だが爆豪が後を追っている。
『(個性的にはやっぱりあの二人の独走状態になっちゃうよね)』
他のA組の生徒や他のクラスの子たちもいい個性を持っているが、二人は頭一つ分以上飛びぬけている。
『(いや・・・3人、かな)』
地雷ゾーンで機転を利かしトップに躍り出た緑谷に恋歌は面白い子だと笑う。
いい意味で思ってもないことをしてくれる。
先日も両足が折れるとわかっていながら飛び込んできて助けてくれた。
『(さすがオールマイトの後継者)』
結局障害物競争は1位緑谷、2位焦凍、3位爆豪となった。
次の種目は障害物競争上位42人による騎馬戦。
順位によりポイントが変わり多くのポイントをとれば勝利というルールだ。
『(騎馬戦か・・・
これも嫌いだったな・・・)』
騎馬の合計ポイントが記載されたはちまきを騎手が頭につける。
『(・・・・はちまきつけた焦凍君、なんかかわいい)』
密かにはちまきをしている焦凍を写真を撮り保存した。
騎馬戦は白熱し、順位が激しく動いた。
1000万ポイントを持つ緑谷と焦凍が激突したとき、焦凍は無意識に左を使ったのを見たて思わず恋歌は立ち上がった。
『いった・・・
(使った!
ちょっとだけだったけど!)』
足を怪我しているのを忘れて立ちあがったため、すぐに座り込んでしまったがかたくなに左を使わないと言っていた焦凍が緑谷に使ったことに驚いた。
『(・・・焦凍君のところに行こう)』
騎馬戦が終わった直後、昼休憩が入るので恋歌は急いで焦凍のところに向かった。
学校関係者専用通路の近くに行くとぽつんと爆豪が立っているのが見えた。
恋歌に気付いた爆豪は声を出すなと小声で言い、恋歌の口を手で塞いだ。
足を気遣ってか爆豪に寄りかからせるようにして恋歌を立たせてくれている。
『?』
爆豪の視線の先を見ると探していた焦凍と緑谷がなにやら話しているのが見えた。
焦凍は自分に左を使わせた緑谷が何者なのか気になるらしい。
『(にしても隠し子って・・・
やっぱ天然なとこあるよね)』
相変わらず斜め上の発言をする焦凍に笑いそうになったが、殺されそうなほどするどい目つきで爆豪に睨まれたので黙っておいた。
それから焦凍は緑谷に自分の生い立ち、左を使わない理由など抱えてきたものを話した。
焦「言えねえなら別にいい
おまえがオールマイトの何であろうと俺は右だけでおまえの上に行く
時間取らせたな」
言いたいことは言ったと焦凍はその場を立ち去る。
爆豪は話の内容があまりにも壮絶だったのか、呆然としている。
口を押えられている手をぱしぱしと叩くと、はっとしたように離してくれた。
『(ま、この子なら自分なりに考えるでしょうし・・・)』
爆豪の頭をぽんぽんと撫でて恋歌は焦凍と緑谷を追いかけた。
モニターを見れば1-Aの生徒たちが奮闘している。
『(私これ嫌いだったなぁ・・・)』
数年前の体育祭を思い出しながら観戦する。
1位は焦凍だが爆豪が後を追っている。
『(個性的にはやっぱりあの二人の独走状態になっちゃうよね)』
他のA組の生徒や他のクラスの子たちもいい個性を持っているが、二人は頭一つ分以上飛びぬけている。
『(いや・・・3人、かな)』
地雷ゾーンで機転を利かしトップに躍り出た緑谷に恋歌は面白い子だと笑う。
いい意味で思ってもないことをしてくれる。
先日も両足が折れるとわかっていながら飛び込んできて助けてくれた。
『(さすがオールマイトの後継者)』
結局障害物競争は1位緑谷、2位焦凍、3位爆豪となった。
次の種目は障害物競争上位42人による騎馬戦。
順位によりポイントが変わり多くのポイントをとれば勝利というルールだ。
『(騎馬戦か・・・
これも嫌いだったな・・・)』
騎馬の合計ポイントが記載されたはちまきを騎手が頭につける。
『(・・・・はちまきつけた焦凍君、なんかかわいい)』
密かにはちまきをしている焦凍を写真を撮り保存した。
騎馬戦は白熱し、順位が激しく動いた。
1000万ポイントを持つ緑谷と焦凍が激突したとき、焦凍は無意識に左を使ったのを見たて思わず恋歌は立ち上がった。
『いった・・・
(使った!
ちょっとだけだったけど!)』
足を怪我しているのを忘れて立ちあがったため、すぐに座り込んでしまったがかたくなに左を使わないと言っていた焦凍が緑谷に使ったことに驚いた。
『(・・・焦凍君のところに行こう)』
騎馬戦が終わった直後、昼休憩が入るので恋歌は急いで焦凍のところに向かった。
学校関係者専用通路の近くに行くとぽつんと爆豪が立っているのが見えた。
恋歌に気付いた爆豪は声を出すなと小声で言い、恋歌の口を手で塞いだ。
足を気遣ってか爆豪に寄りかからせるようにして恋歌を立たせてくれている。
『?』
爆豪の視線の先を見ると探していた焦凍と緑谷がなにやら話しているのが見えた。
焦凍は自分に左を使わせた緑谷が何者なのか気になるらしい。
『(にしても隠し子って・・・
やっぱ天然なとこあるよね)』
相変わらず斜め上の発言をする焦凍に笑いそうになったが、殺されそうなほどするどい目つきで爆豪に睨まれたので黙っておいた。
それから焦凍は緑谷に自分の生い立ち、左を使わない理由など抱えてきたものを話した。
焦「言えねえなら別にいい
おまえがオールマイトの何であろうと俺は右だけでおまえの上に行く
時間取らせたな」
言いたいことは言ったと焦凍はその場を立ち去る。
爆豪は話の内容があまりにも壮絶だったのか、呆然としている。
口を押えられている手をぱしぱしと叩くと、はっとしたように離してくれた。
『(ま、この子なら自分なりに考えるでしょうし・・・)』
爆豪の頭をぽんぽんと撫でて恋歌は焦凍と緑谷を追いかけた。