5話
夢小説設定
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今更ながらちゃんと武装してこなかったことを悔やんだ。
棒をぎゅっと握りしめ自分にできる事をするため靴を脱ぎ捨てた。
『(あの手が兄さんに触れただけで兄さんの肘が崩れた
それだけに注意してれば大丈夫)』
ぐっと踏み出して死柄木に武器を振り下ろす。
一撃目は避けられたが二撃目は腹に直撃する。
死「だから、ヒーローでも生徒でもない君は何者なのさ」
『私はプロヒーローイレイザーヘッドの妹
オールマイトを殺すと言うのであればまず私が相手になります』
死「(なんだこいつ・・・
さっきと動きが違う?)」
手に気を付けながら攻撃を入れていくが今一つ決定打にならない。
『動きにくいっての!!』
びりびりと穿いていたストッキングを破り捨て、死柄木に向かっていく。
死「(まただ・・・
またスピードが上がった)」
最初は避けられていた攻撃もだんだん当たる様になってきたため、死柄木は疑問に思う。
死「(個性か?
いや、こんな個性聞いたことないぞ)」
反撃しようとしても速すぎて死柄木の攻撃は当たらない。
黒「死柄木弔」
計画になかった恋歌の登場にいらいらし始めた死柄木の近くに黒い靄が現れる。
死「黒霧
13号はやったのか」
黒「行動不能にはできたものの散らし損ねた生徒がおりまして・・・一名逃げられました」
死「は?」
『(13号先生が行動不能?
みんなはどうなったんだろう)』
黒霧の報告にいらいらし始めた死柄木はがりがりと首をかきむしる。
『(!?
あんなところに緑谷君と蛙吹さんと峰田君がいる
てことは散らし損ねたっていうのはあいつがみんなをばらばらにしたってことか)』
ぶつぶつと言っている死柄木の後ろを見ると隠れる様に水につかりながらこちらを見ている三人がいた。
緑谷たちは恋歌が気づいた事に気づいていない。
死「さすがに何十人ものプロ相手じゃ適わない
しかも変な予想外のやつもいるしさ
ゲームオーバーだ、あーあ・・・
今回はゲームオーバーだ
帰ろっか」
『は?』
あっさり帰ると言い始めた死柄木の意図が全くわからない。
死「けどもその前に平和の象徴としての矜持を少しでも」
にたぁっと笑った死柄木にぞっとした恋歌は死柄木より一瞬早く飛び出した。
死「へし折って帰ろう!」
左手を蛙吹の顔に向けて伸ばす死柄木の腕を蛙吹に触れる前に蹴り飛ばす。
緑「・・・恋歌先生
どう、して・・・」
『早くここから離れて』
死「・・・・だからさぁ!!!
お前なんなの!?ヒーローでもないくせに邪魔すんなよ!!」
『兄が命を懸けて守っているものは壊させない』
もう一発、と足を振り上げた時死柄木がぼそっと呟いた。
死「脳無」
棒をぎゅっと握りしめ自分にできる事をするため靴を脱ぎ捨てた。
『(あの手が兄さんに触れただけで兄さんの肘が崩れた
それだけに注意してれば大丈夫)』
ぐっと踏み出して死柄木に武器を振り下ろす。
一撃目は避けられたが二撃目は腹に直撃する。
死「だから、ヒーローでも生徒でもない君は何者なのさ」
『私はプロヒーローイレイザーヘッドの妹
オールマイトを殺すと言うのであればまず私が相手になります』
死「(なんだこいつ・・・
さっきと動きが違う?)」
手に気を付けながら攻撃を入れていくが今一つ決定打にならない。
『動きにくいっての!!』
びりびりと穿いていたストッキングを破り捨て、死柄木に向かっていく。
死「(まただ・・・
またスピードが上がった)」
最初は避けられていた攻撃もだんだん当たる様になってきたため、死柄木は疑問に思う。
死「(個性か?
いや、こんな個性聞いたことないぞ)」
反撃しようとしても速すぎて死柄木の攻撃は当たらない。
黒「死柄木弔」
計画になかった恋歌の登場にいらいらし始めた死柄木の近くに黒い靄が現れる。
死「黒霧
13号はやったのか」
黒「行動不能にはできたものの散らし損ねた生徒がおりまして・・・一名逃げられました」
死「は?」
『(13号先生が行動不能?
みんなはどうなったんだろう)』
黒霧の報告にいらいらし始めた死柄木はがりがりと首をかきむしる。
『(!?
あんなところに緑谷君と蛙吹さんと峰田君がいる
てことは散らし損ねたっていうのはあいつがみんなをばらばらにしたってことか)』
ぶつぶつと言っている死柄木の後ろを見ると隠れる様に水につかりながらこちらを見ている三人がいた。
緑谷たちは恋歌が気づいた事に気づいていない。
死「さすがに何十人ものプロ相手じゃ適わない
しかも変な予想外のやつもいるしさ
ゲームオーバーだ、あーあ・・・
今回はゲームオーバーだ
帰ろっか」
『は?』
あっさり帰ると言い始めた死柄木の意図が全くわからない。
死「けどもその前に平和の象徴としての矜持を少しでも」
にたぁっと笑った死柄木にぞっとした恋歌は死柄木より一瞬早く飛び出した。
死「へし折って帰ろう!」
左手を蛙吹の顔に向けて伸ばす死柄木の腕を蛙吹に触れる前に蹴り飛ばす。
緑「・・・恋歌先生
どう、して・・・」
『早くここから離れて』
死「・・・・だからさぁ!!!
お前なんなの!?ヒーローでもないくせに邪魔すんなよ!!」
『兄が命を懸けて守っているものは壊させない』
もう一発、と足を振り上げた時死柄木がぼそっと呟いた。
死「脳無」