24話
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外に出ると、雄英の教員たちとエンデヴァー、それに士傑高校の教員と肉倉が話をしているところだった。
話の内容は現見が敵連合に手を出されたため情報共有も兼ねて連携を取って行こうというもの。
エ「久しぶりだな焦凍
随分変わった」
焦「うるせぇよ」
教員同士、生徒同士で話をしているところにエンデヴァーが久しぶりに会った焦凍に話しかけにきて、触れようと手を伸ばしたが触れる前に払われてしまった。
エ「焦凍
お前は自慢の息子だ
ならば俺もお前が胸を張れるようなヒーローになろう
父は№1ヒーロー・・・最も偉大な男であると」
焦「勝手にしろよ」
この講習中にオールマイトのどんな話をしたのかはわからないが、最初にあった時と今ではエンデヴァーの目が違う事に気づく。
それには焦凍も気づいたようで、少しだけ戸惑うように悪態をつく。
エ「恋歌、貴様とも一度話がしたい
今まで勝負ばかりで話はまともにしたことがなかったからな」
『・・・はい、是非』
恋歌にも以前よりも優しい笑みを見せてくれたエンデヴァーの変化に驚いたが、考えてみれば会う時はいつも勝負でゆっくり話をしたことがなかったことに言われて気づいた。
焦「恋歌に怪我させたらゆるさねぇからな」
エ「案ずるな
焦凍の婚約者という立場にある間はあの勝負はせん」
『エンデヴァーさん』
エ「なんだ」
『・・・もっと強くなっていつか必ず勝ちます
2人で』
焦「恋歌・・・」
現在は婚約者という立場を使わせてもらっているが、それは焦凍が卒業するまでの話。
それ以降はまたエンデヴァーに許可をもらうために勝負が再開される。
しかし、今までは一人で立ち向かっていたが焦凍は恋歌と一緒にいるという未来を望んでくれている。
先日は守りたいものの為に強くなりたいと願ったが、好きな人の傍にいたいから強くならなければいけないという試練はまだ続いている。
けれどそれは一人ではない。
立ち向かう壁は大きいが、2人でなら乗り越えられると・・・乗り越えたいと願っている。
エ「・・・生意気な事を言うようになった
いつでも受けて立つ」
ふっと、優しげに笑ったエンデヴァーは焦凍に支えられながら立っている恋歌の頭に一瞬だけ手を置いて、くるりと踵をかえす。
エ「まずは治療に専念しろ
焦凍を頼んだ」
振り返ることなくそう言ったエンデヴァーは、夜嵐の激励をうけて立ち去って行った。
オ「じゃあ我々も帰ろうか」
プ「イェア」
エンデヴァーが立ち去り、士傑高校の教員・生徒たちとも別れ雄英高校に戻るためにバスに乗り込む。
『ねぇ』
焦「ん?」
広い車内で当たり前のように手を繋ぎながら隣に座っている焦凍に、小声で話しかける。
『帰ったら話があるんだけどいいかな?』
焦「ああ」
プレゼント・マイクに言われた言葉を、ギャングオルカに言われた言葉を、エンデヴァーに言った言葉を思い出しながら、恋歌は雄英に着くまでに話たいことを頭の中で整理していく。
講習中に言われた焦凍の言葉にきちんと返事をするために。
オ「私さ、正直話は聞いてたけど轟少年と恋歌君が婚約者同士って感じしなかったんだよね」
プ「はぁ」
一番前の席に座りながら、ちらっと隣に座って話をしている二人を見ながらオールマイトがプレゼント・マイクに話しかける。
オ「言葉がおかしいかもしれないけど、学校じゃ2人ともちゃんと教師と生徒だ
そういった雰囲気は出てないから疑ってたんだけどね」
プ「・・・オールマイトから見て今日のあの2人はどう映ったんですか?」
オ「ちゃんと想い合っている恋人同士みたいだね
それもお互いがお互いを大事にしている」
プ「そうでしょう」
オ「エンデヴァーもさ、最後あんなこと言ってたけど恋歌君の事ちゃんと認めてたよ
個性が強くなくてもあそこまで戦えて、どんな強敵にも立ち向かって、戦う理由に信念を持っている恋歌君を・・・」
プ「あのエンデヴァーが・・・」
何をh成しているのかまでは聞こえないが、一番後ろに座っている爆豪も巻き込んで騒いでいるのを見て、オールマイトとプレゼント・マイクは困ったように笑う。
プ「あとは恋歌が自分の望む未来をちゃんと自覚して言葉にできればいいですね」
オ「そうだね
願いを言葉にするということは大事な事だ」
平和の象徴であったオールマイトも”私が来た”という言葉をいろんな意味を込めて使っていた。
言葉にすることで人々に安心を与え、敵にはオールマイトが来たという事を一瞬で伝えられる言葉。
プ「(ちゃんと伝えられるといいな)」
恋歌が焦凍との未来を簡単に口にできない理由はなんとなく察しがつく為、少しでもいいから恋歌が素直に願いを口にできるようにと願いを込めて目を閉じた。
話の内容は現見が敵連合に手を出されたため情報共有も兼ねて連携を取って行こうというもの。
エ「久しぶりだな焦凍
随分変わった」
焦「うるせぇよ」
教員同士、生徒同士で話をしているところにエンデヴァーが久しぶりに会った焦凍に話しかけにきて、触れようと手を伸ばしたが触れる前に払われてしまった。
エ「焦凍
お前は自慢の息子だ
ならば俺もお前が胸を張れるようなヒーローになろう
父は№1ヒーロー・・・最も偉大な男であると」
焦「勝手にしろよ」
この講習中にオールマイトのどんな話をしたのかはわからないが、最初にあった時と今ではエンデヴァーの目が違う事に気づく。
それには焦凍も気づいたようで、少しだけ戸惑うように悪態をつく。
エ「恋歌、貴様とも一度話がしたい
今まで勝負ばかりで話はまともにしたことがなかったからな」
『・・・はい、是非』
恋歌にも以前よりも優しい笑みを見せてくれたエンデヴァーの変化に驚いたが、考えてみれば会う時はいつも勝負でゆっくり話をしたことがなかったことに言われて気づいた。
焦「恋歌に怪我させたらゆるさねぇからな」
エ「案ずるな
焦凍の婚約者という立場にある間はあの勝負はせん」
『エンデヴァーさん』
エ「なんだ」
『・・・もっと強くなっていつか必ず勝ちます
2人で』
焦「恋歌・・・」
現在は婚約者という立場を使わせてもらっているが、それは焦凍が卒業するまでの話。
それ以降はまたエンデヴァーに許可をもらうために勝負が再開される。
しかし、今までは一人で立ち向かっていたが焦凍は恋歌と一緒にいるという未来を望んでくれている。
先日は守りたいものの為に強くなりたいと願ったが、好きな人の傍にいたいから強くならなければいけないという試練はまだ続いている。
けれどそれは一人ではない。
立ち向かう壁は大きいが、2人でなら乗り越えられると・・・乗り越えたいと願っている。
エ「・・・生意気な事を言うようになった
いつでも受けて立つ」
ふっと、優しげに笑ったエンデヴァーは焦凍に支えられながら立っている恋歌の頭に一瞬だけ手を置いて、くるりと踵をかえす。
エ「まずは治療に専念しろ
焦凍を頼んだ」
振り返ることなくそう言ったエンデヴァーは、夜嵐の激励をうけて立ち去って行った。
オ「じゃあ我々も帰ろうか」
プ「イェア」
エンデヴァーが立ち去り、士傑高校の教員・生徒たちとも別れ雄英高校に戻るためにバスに乗り込む。
『ねぇ』
焦「ん?」
広い車内で当たり前のように手を繋ぎながら隣に座っている焦凍に、小声で話しかける。
『帰ったら話があるんだけどいいかな?』
焦「ああ」
プレゼント・マイクに言われた言葉を、ギャングオルカに言われた言葉を、エンデヴァーに言った言葉を思い出しながら、恋歌は雄英に着くまでに話たいことを頭の中で整理していく。
講習中に言われた焦凍の言葉にきちんと返事をするために。
オ「私さ、正直話は聞いてたけど轟少年と恋歌君が婚約者同士って感じしなかったんだよね」
プ「はぁ」
一番前の席に座りながら、ちらっと隣に座って話をしている二人を見ながらオールマイトがプレゼント・マイクに話しかける。
オ「言葉がおかしいかもしれないけど、学校じゃ2人ともちゃんと教師と生徒だ
そういった雰囲気は出てないから疑ってたんだけどね」
プ「・・・オールマイトから見て今日のあの2人はどう映ったんですか?」
オ「ちゃんと想い合っている恋人同士みたいだね
それもお互いがお互いを大事にしている」
プ「そうでしょう」
オ「エンデヴァーもさ、最後あんなこと言ってたけど恋歌君の事ちゃんと認めてたよ
個性が強くなくてもあそこまで戦えて、どんな強敵にも立ち向かって、戦う理由に信念を持っている恋歌君を・・・」
プ「あのエンデヴァーが・・・」
何をh成しているのかまでは聞こえないが、一番後ろに座っている爆豪も巻き込んで騒いでいるのを見て、オールマイトとプレゼント・マイクは困ったように笑う。
プ「あとは恋歌が自分の望む未来をちゃんと自覚して言葉にできればいいですね」
オ「そうだね
願いを言葉にするということは大事な事だ」
平和の象徴であったオールマイトも”私が来た”という言葉をいろんな意味を込めて使っていた。
言葉にすることで人々に安心を与え、敵にはオールマイトが来たという事を一瞬で伝えられる言葉。
プ「(ちゃんと伝えられるといいな)」
恋歌が焦凍との未来を簡単に口にできない理由はなんとなく察しがつく為、少しでもいいから恋歌が素直に願いを口にできるようにと願いを込めて目を閉じた。