24話
夢小説設定
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退院した次の日、恋歌は相澤の代理で焦凍と爆豪の補講に同行する。
『よし、普通に動く分には問題なさそう』
怪我が完治するまで何かあった時に動きやすい方がいいだろうと、コスチュームを常に着用しておいた方がいいだろうと数人に言われたので、しばらくは毎日コスチュームを着るつもりである。
右腕はいつも通りに動かす事は出来ないが、一応刀もすべて持ち完全武装。
プレゼント・マイクとオールマイトも引率をしてくれるので校門前で集合になっている。
校門前に行くと、既に4人が揃っており恋歌は最後だった。
焦「恋歌?」
プ「やっと来たか!!
あ、でも走んなよ!!」
完全武装した恋歌を見て焦凍が不思議そうな顔をし、駆け寄って手を差し出してくる。
『あ、ありがとう』
焦「いや・・・それよりどうしたんだ?」
『あれ?聞いてない?
今日兄さんの代わりに私も引率でついて行くんだよ』
焦「・・・・大人しく寮でじっとしてろって言っても聞かねぇよな?」
『うん、ごめん
これも仕事だからね』
できれば恋歌に動いてほしくない焦凍は眉間に皺をよせるが、たとえ怪我をしていてもこれが恋歌の仕事で、近くにいてくれた方が何かあった時に手を差し伸べるぐらいはできるのではと、しぶしぶ支えながらバスに乗り込む。
プ「んじゃレッツゴー!!」
大きなバスに5人で乗り込んで今日の補講のある場所へ。
焦「できるだけ誰かの近くにいるようにしろよ」
補講を受けている間は近くにいる事が出来ないため、一人で動いたりしないように念を押す。
『うん、心配してくれてありがとう』
プ「心配すんなリスナー!
俺が近くにいてやるよ!!」
焦「お願いします」
実は相澤からもプレゼント・マイクに恋歌を頼むと言われている。
怪我をして通常通り動くことのできない恋歌を信頼する同期の傍にいられるようにと、相澤は今回恋歌にも補講の引率をするように言ったのだ。
『ありがとうございます』
みんなが心配してくれているのがわかる為、恋歌もその好意をしっかりと受け止める。
補講の会場に着き、焦凍と爆豪はコスチュームに着替える為に更衣室へ向かう。
焦「じゃあ恋歌をお願いします」
プ「おうよ!」
『いってらっしゃい』
更衣室の方へ向かう2人に手を振って、教員3人は観覧ができるところに向かう事になった。
エ「おや・・・元№1ヒーローじゃないか
焦凍の引率ご苦労」
オ「エンデヴァー!」
観覧席に向かおうとしたところで、いきなり現れたエンデヴァーに呼び止められた。
オールマイトを睨みつけながら話をしたかったと言い、近づいてくるエンデヴァーとオールマイトの間にピリッとした空気が流れる。
プ「コーヒー買ってくるぜイェ!!」
その空気に耐えられなくなったプレゼント・マイクが恋歌をオールマイトに任せて、とっとこと自動販売機のある場所に走って行ってしまった。
エ「・・・・貴様、最近怪我が多いのではないか」
目の前まで来たエンデヴァーにじろっと見られ、いつもより動きが鈍い事を悟られる。
『自分の未熟さ故です
まだまだ精進しないといけません』
エ「貴様は仮にも焦凍の婚約者だ
無様な姿を晒すな」
オ「エンデヴァー・・・そんな言い方は・・・」
強い言い方をしてくるエンデヴァーをオールマイトが庇ってくれようとするが、恋歌は大丈夫だとオールマイトに伝える。
『すみません
気をつけます』
エ「・・・今はどこを痛めている」
『右肩と両膝です
脱臼と靭帯損傷なので1か月ほどリハビリが必要になると言われています』
エ「そうか
貴様はこれを持っていろ」
オ「え、」
『え・・・』
恋歌の怪我の具合を聞いたエンデヴァーは一瞬難しい顔をすると、恋歌の刀に手を伸ばしすべて外してオールマイトに投げた。
エ「行くぞ」
『あ、あの・・・!』
いきなりのことにぽかんとしていると、恋歌を腕に座らせるような形で抱き上げてすたすたと観覧席の方に歩いていく。
オ「(ええー・・・)」
合計8本の刀を持たされたオールマイトは展開についていけていないが、恋歌とエンデヴァーの後を追う。
『あの、エンデヴァーさん
歩けますので・・・』
エ「普段通り動けぬのならおとなしくしていろ
こうされるのが嫌なら今後くだらん怪我はするな」
降ろす気のないエンデヴァーの後ろをついてきているオールマイトに困ったような視線を向けるが、オールマイトも困ったように笑うだけ。
プ「(・・・・なにこれ)」
そしてコーヒーを買って帰ってきたプレゼント・マイクも何があったのが全く分からず、困惑したまま黙って後ろをついてきた。
『よし、普通に動く分には問題なさそう』
怪我が完治するまで何かあった時に動きやすい方がいいだろうと、コスチュームを常に着用しておいた方がいいだろうと数人に言われたので、しばらくは毎日コスチュームを着るつもりである。
右腕はいつも通りに動かす事は出来ないが、一応刀もすべて持ち完全武装。
プレゼント・マイクとオールマイトも引率をしてくれるので校門前で集合になっている。
校門前に行くと、既に4人が揃っており恋歌は最後だった。
焦「恋歌?」
プ「やっと来たか!!
あ、でも走んなよ!!」
完全武装した恋歌を見て焦凍が不思議そうな顔をし、駆け寄って手を差し出してくる。
『あ、ありがとう』
焦「いや・・・それよりどうしたんだ?」
『あれ?聞いてない?
今日兄さんの代わりに私も引率でついて行くんだよ』
焦「・・・・大人しく寮でじっとしてろって言っても聞かねぇよな?」
『うん、ごめん
これも仕事だからね』
できれば恋歌に動いてほしくない焦凍は眉間に皺をよせるが、たとえ怪我をしていてもこれが恋歌の仕事で、近くにいてくれた方が何かあった時に手を差し伸べるぐらいはできるのではと、しぶしぶ支えながらバスに乗り込む。
プ「んじゃレッツゴー!!」
大きなバスに5人で乗り込んで今日の補講のある場所へ。
焦「できるだけ誰かの近くにいるようにしろよ」
補講を受けている間は近くにいる事が出来ないため、一人で動いたりしないように念を押す。
『うん、心配してくれてありがとう』
プ「心配すんなリスナー!
俺が近くにいてやるよ!!」
焦「お願いします」
実は相澤からもプレゼント・マイクに恋歌を頼むと言われている。
怪我をして通常通り動くことのできない恋歌を信頼する同期の傍にいられるようにと、相澤は今回恋歌にも補講の引率をするように言ったのだ。
『ありがとうございます』
みんなが心配してくれているのがわかる為、恋歌もその好意をしっかりと受け止める。
補講の会場に着き、焦凍と爆豪はコスチュームに着替える為に更衣室へ向かう。
焦「じゃあ恋歌をお願いします」
プ「おうよ!」
『いってらっしゃい』
更衣室の方へ向かう2人に手を振って、教員3人は観覧ができるところに向かう事になった。
エ「おや・・・元№1ヒーローじゃないか
焦凍の引率ご苦労」
オ「エンデヴァー!」
観覧席に向かおうとしたところで、いきなり現れたエンデヴァーに呼び止められた。
オールマイトを睨みつけながら話をしたかったと言い、近づいてくるエンデヴァーとオールマイトの間にピリッとした空気が流れる。
プ「コーヒー買ってくるぜイェ!!」
その空気に耐えられなくなったプレゼント・マイクが恋歌をオールマイトに任せて、とっとこと自動販売機のある場所に走って行ってしまった。
エ「・・・・貴様、最近怪我が多いのではないか」
目の前まで来たエンデヴァーにじろっと見られ、いつもより動きが鈍い事を悟られる。
『自分の未熟さ故です
まだまだ精進しないといけません』
エ「貴様は仮にも焦凍の婚約者だ
無様な姿を晒すな」
オ「エンデヴァー・・・そんな言い方は・・・」
強い言い方をしてくるエンデヴァーをオールマイトが庇ってくれようとするが、恋歌は大丈夫だとオールマイトに伝える。
『すみません
気をつけます』
エ「・・・今はどこを痛めている」
『右肩と両膝です
脱臼と靭帯損傷なので1か月ほどリハビリが必要になると言われています』
エ「そうか
貴様はこれを持っていろ」
オ「え、」
『え・・・』
恋歌の怪我の具合を聞いたエンデヴァーは一瞬難しい顔をすると、恋歌の刀に手を伸ばしすべて外してオールマイトに投げた。
エ「行くぞ」
『あ、あの・・・!』
いきなりのことにぽかんとしていると、恋歌を腕に座らせるような形で抱き上げてすたすたと観覧席の方に歩いていく。
オ「(ええー・・・)」
合計8本の刀を持たされたオールマイトは展開についていけていないが、恋歌とエンデヴァーの後を追う。
『あの、エンデヴァーさん
歩けますので・・・』
エ「普段通り動けぬのならおとなしくしていろ
こうされるのが嫌なら今後くだらん怪我はするな」
降ろす気のないエンデヴァーの後ろをついてきているオールマイトに困ったような視線を向けるが、オールマイトも困ったように笑うだけ。
プ「(・・・・なにこれ)」
そしてコーヒーを買って帰ってきたプレゼント・マイクも何があったのが全く分からず、困惑したまま黙って後ろをついてきた。