23話
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治崎が壊理をこうまでして取り戻したい理由。
それは、この個で成り立つこの世界の理(ことわり)を壊すために壊理の力が必要だから。
治「価値もわからんガキに利用できる代物じゃない!」
緑谷と恋歌のいるところに治崎が攻撃を仕掛けてきたが、緑谷は跳躍でそれを避け、恋歌にも攻撃は当たらず攻撃してきた腕のような部分に乗り、その上を走る。
跳躍した後に治崎を蹴る体勢をしている緑谷を見て、振り落とされない様に刀を治崎の腕に突き刺した。
かなり上空まで飛ばされた治崎が、一瞬空中で止まるのを待ってから恋歌は刀に電気を纏わせながら斬りかかる。
『(この岩でできた腕を斬っても無駄か・・・
本体を倒さないと・・・!)』
腕を斬りつけて、真ん中にある治崎の元に抜刀を飛ばすと、腕で防がれ立っている場所を分解され地面に向かって落とされる。
治「どいつもこいつも大局を見ようとしない!!」
『緑谷君!』
恋歌に壊されたところを修復しようとしているところに、緑谷がきているのを感じ取った恋歌はくないを1本緑谷に投げる。
それを受け取った緑谷は一つ頷いて、空中で方向転換し恋歌の足の裏に自分の脛を当てる。
緑「飛ばします!!」
ぐっと、足を緑谷の足に乗せた恋歌は緑谷に蹴り飛ばされ、治崎の頭上へ。
その時に足がみしっと音を立てたが空中では関係ないと思い気にせず、構えをとる。
治「俺が崩すのはこの世界!!
その構造そのものだ!!
目の前の小さな正義だけの・・・感情論だけのヒーロー気取りが・・・俺の邪魔をするな!!」
治崎が緑谷に向かって分解した自分の手を修復しながら攻撃をするが、それは緑谷の100%の力によって破壊された。
緑「目の前の・・・小さな女の子一人救えないでみんなを助けるヒーローになれるかよ!!
恋歌先生!!」
連打を繰り出す緑谷の拳から、上空に飛ばした恋歌に向かってくないが投げられる。
『(これ・・・!やばっ・・・)』
緑谷の100%の力で投げられたくないは、強烈なスピードでこちらに向かってきた。
距離があったためかろうじて反応はできたが、治っていなかった部分がみしみしと再び悲鳴を上げ、ごきっと肩が外れる音がした。
『今更・・・かまうか!!』
いつもは片手で飛ばしていたが、力に負けそうだったので両手で刀を握り、治崎に向かって刀を振り切った。
恋歌の攻撃が治崎の背中を貫き、緑谷の攻撃で治崎の本体が攻撃され気絶する。
緑「あああああああ!!」
気絶した治崎が住宅街に落ちる前に緑谷が治崎の腕を掴んで、最初に地下から出てきた穴に向かって投げ飛ばした。
『お、っとと』
着地の事を何も考えていなかった恋歌は、言葉は軽かったがかなり強めに地面に落ちた。
受け身をとったため大怪我はしていないが、少し痛めていたところの痛みが増した気がする。
『(治崎は・・・・動かないけど・・・
緑谷君は無事かな・・・)』
若干足を引きずり、外れた右肩を左手で押さえながら、緑谷がいるであろう方向に歩いていく。
緑「恋歌、先生・・・」
壊理を背に置きながら、息切れをしている緑谷が地面に横たわっているが、壊理の個性のおかげで大きな怪我もなさそうである。
『よく・・・頑張ったね
無事でよかった』
緑「恋歌先生も・・・」
辺りを見渡せば相澤も蛙吹に助け出されているし、麗日も近くにいる。
『(あ、だめだ・・・安心したら力が・・・)』
緑「!!」
みんなが無事な事を確認するとふっと力が抜けたように倒れる恋歌を、地面に激突する前に緑谷が慌てて支える。
『ごめん・・・』
緑「いえ・・・!すぐに救急車に・・・・!」
『エリちゃんを先に・・・
緑谷君が助けた子だよ
最後までついててあげて』
壊理は気を失っているし、恋歌は怪我人だ。
2人まとめて担いでいく事はできない。
だから恋歌は後でいいと告げた。
優しい緑谷は悩んでしまうのがわかっていたから。
緑「す、すぐに戻ります!!」
恋歌をそっと地面に横たえて、壊理を抱えて救急車のある方に走っていく。
『(腕・・・大丈夫かな・・・)』
目の前に広がる空を見ながら動かせる左腕をゆっくりと持ち上げる。
『(ただいまって・・・言えそうだ)』
ちゃんと約束は守れそうだなと思い、待っていてくれている大事な人を想ってぎゅっと握りこぶしを作る。
フ「死なんかったらどんなけ怪我してもええわけとちゃうで」
作った握りこぶしをふわっと包み込むように握って、上からファットガムが覗きこんでくる。
『切島君も無事ですか?』
フ「あんなぁ・・・まずは自分の心配したらどうや
無事やで
もう救急車にも乗せた
恋歌のとこの生徒が救急車に乗れって言われてんのに、こっちに恋歌を残してきたから戻るって聞かんくてなぁ
俺が代わりに来たんや」
恋歌の傷の具合を見ながら横抱きにして持ち上げ、救急車の方に歩いていく。
『ファットも怪我してるのにすいません』
フ「気にせんでええ
まぁ取り敢えずお疲れさん」
『はい
ファットも』
それは、この個で成り立つこの世界の理(ことわり)を壊すために壊理の力が必要だから。
治「価値もわからんガキに利用できる代物じゃない!」
緑谷と恋歌のいるところに治崎が攻撃を仕掛けてきたが、緑谷は跳躍でそれを避け、恋歌にも攻撃は当たらず攻撃してきた腕のような部分に乗り、その上を走る。
跳躍した後に治崎を蹴る体勢をしている緑谷を見て、振り落とされない様に刀を治崎の腕に突き刺した。
かなり上空まで飛ばされた治崎が、一瞬空中で止まるのを待ってから恋歌は刀に電気を纏わせながら斬りかかる。
『(この岩でできた腕を斬っても無駄か・・・
本体を倒さないと・・・!)』
腕を斬りつけて、真ん中にある治崎の元に抜刀を飛ばすと、腕で防がれ立っている場所を分解され地面に向かって落とされる。
治「どいつもこいつも大局を見ようとしない!!」
『緑谷君!』
恋歌に壊されたところを修復しようとしているところに、緑谷がきているのを感じ取った恋歌はくないを1本緑谷に投げる。
それを受け取った緑谷は一つ頷いて、空中で方向転換し恋歌の足の裏に自分の脛を当てる。
緑「飛ばします!!」
ぐっと、足を緑谷の足に乗せた恋歌は緑谷に蹴り飛ばされ、治崎の頭上へ。
その時に足がみしっと音を立てたが空中では関係ないと思い気にせず、構えをとる。
治「俺が崩すのはこの世界!!
その構造そのものだ!!
目の前の小さな正義だけの・・・感情論だけのヒーロー気取りが・・・俺の邪魔をするな!!」
治崎が緑谷に向かって分解した自分の手を修復しながら攻撃をするが、それは緑谷の100%の力によって破壊された。
緑「目の前の・・・小さな女の子一人救えないでみんなを助けるヒーローになれるかよ!!
恋歌先生!!」
連打を繰り出す緑谷の拳から、上空に飛ばした恋歌に向かってくないが投げられる。
『(これ・・・!やばっ・・・)』
緑谷の100%の力で投げられたくないは、強烈なスピードでこちらに向かってきた。
距離があったためかろうじて反応はできたが、治っていなかった部分がみしみしと再び悲鳴を上げ、ごきっと肩が外れる音がした。
『今更・・・かまうか!!』
いつもは片手で飛ばしていたが、力に負けそうだったので両手で刀を握り、治崎に向かって刀を振り切った。
恋歌の攻撃が治崎の背中を貫き、緑谷の攻撃で治崎の本体が攻撃され気絶する。
緑「あああああああ!!」
気絶した治崎が住宅街に落ちる前に緑谷が治崎の腕を掴んで、最初に地下から出てきた穴に向かって投げ飛ばした。
『お、っとと』
着地の事を何も考えていなかった恋歌は、言葉は軽かったがかなり強めに地面に落ちた。
受け身をとったため大怪我はしていないが、少し痛めていたところの痛みが増した気がする。
『(治崎は・・・・動かないけど・・・
緑谷君は無事かな・・・)』
若干足を引きずり、外れた右肩を左手で押さえながら、緑谷がいるであろう方向に歩いていく。
緑「恋歌、先生・・・」
壊理を背に置きながら、息切れをしている緑谷が地面に横たわっているが、壊理の個性のおかげで大きな怪我もなさそうである。
『よく・・・頑張ったね
無事でよかった』
緑「恋歌先生も・・・」
辺りを見渡せば相澤も蛙吹に助け出されているし、麗日も近くにいる。
『(あ、だめだ・・・安心したら力が・・・)』
緑「!!」
みんなが無事な事を確認するとふっと力が抜けたように倒れる恋歌を、地面に激突する前に緑谷が慌てて支える。
『ごめん・・・』
緑「いえ・・・!すぐに救急車に・・・・!」
『エリちゃんを先に・・・
緑谷君が助けた子だよ
最後までついててあげて』
壊理は気を失っているし、恋歌は怪我人だ。
2人まとめて担いでいく事はできない。
だから恋歌は後でいいと告げた。
優しい緑谷は悩んでしまうのがわかっていたから。
緑「す、すぐに戻ります!!」
恋歌をそっと地面に横たえて、壊理を抱えて救急車のある方に走っていく。
『(腕・・・大丈夫かな・・・)』
目の前に広がる空を見ながら動かせる左腕をゆっくりと持ち上げる。
『(ただいまって・・・言えそうだ)』
ちゃんと約束は守れそうだなと思い、待っていてくれている大事な人を想ってぎゅっと握りこぶしを作る。
フ「死なんかったらどんなけ怪我してもええわけとちゃうで」
作った握りこぶしをふわっと包み込むように握って、上からファットガムが覗きこんでくる。
『切島君も無事ですか?』
フ「あんなぁ・・・まずは自分の心配したらどうや
無事やで
もう救急車にも乗せた
恋歌のとこの生徒が救急車に乗れって言われてんのに、こっちに恋歌を残してきたから戻るって聞かんくてなぁ
俺が代わりに来たんや」
恋歌の傷の具合を見ながら横抱きにして持ち上げ、救急車の方に歩いていく。
『ファットも怪我してるのにすいません』
フ「気にせんでええ
まぁ取り敢えずお疲れさん」
『はい
ファットも』