23話
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ナイトアイ事務所で話されたことは他言無用となり、インターン組も口外禁止となった。
相「決めたか・・・?」
『うん、決めたよ』
相「そうか」
会議の次の日に何の前触れもなくそう話しかけられたが、恋歌の返事は決まっていた。
相澤も返事はわかっていたようで、それ以上話しかけてくることはなかった。
ファットガムにも返事をし、電話で迷惑をかけた事を謝ると気にすることはないと笑って許してくれた。
そしてその次の日の深夜。
あの会議に参加していたメンバーに突入の決行日が送られてきた。
『(さて、あとは・・・)』
決行日と突入先、そしてメンバーを確認してその日は目を閉じて眠りについた。
『ちょっと話があるんだけどいいかな?』
焦「・・・ああ」
決行日前夜、恋歌は眠る前に焦凍の部屋に訪れた。
いきなり来た恋歌に驚きながらも部屋に通して座布団を出してくれる。
『内容は言えないんだけど明日・・・戦いに参加してくる』
焦「・・・それは最近緑谷が悩んでるのと関係あんのか?」
『多分
内容に関しては全員口外禁止ってなってるから言えないんだろうけどね
正直今回に関しては参加しないでおこうと思ってた
でも、焦凍君は私が戦う理由を知ってるでしょ』
焦「ああ、俺たちを守る為・・・だろ」
『うん、それはこの先私の変わる事のない部分
だから私は今回A組が狙われているわけでもない普通のヒーロー活動
それに私が参加する理由はなかったし、プロヒーローでもなく雄英生でもない私が参加したところで迷惑にしかならないだろうなって思った
けどね、A組のインターン組も兄さんも参加する
私は私の意思でみんなを守るために行く』
焦「・・・緑谷の様子とか他にインターン行ってるやつらの様子見てたらなんとなくだけど危ねぇ作戦なんだなってわかった
それでも・・・行くんだな」
恋歌がこうすると決めたのなら曲げない事は知っている。
けれどどんな作戦の内容かは知らないが、危険なところに行ってほしくないという気持ちもある。
『うん、私は私の守りたいものを守りに行く
無茶しないとも怪我をしないとも約束はできない』
焦「・・・知っ、てる」
『でも・・・必ず帰ってくるよ
それだけは約束する』
正面に座ってる焦凍の手を握って、誓うように力を込める。
本当は聞きたいことが山ほどあるはずなのに我慢をしてくれているのもわかるし、引き留める事もしてこない。
焦「俺に・・・出来る事は?」
『そうだね・・・それじゃあ抱き締めて頑張ってこいって言ってほしい』
にこっと笑って言うと握っている手を引いて恋歌を正面から強く抱きしめた。
焦「頑張ってこい
恋歌なら大丈夫だ」
『ありがとう』
この日は焦凍の部屋に泊まらせてもらい、恋歌が眠るまでずっと頭を撫でてくれていた。
相「決めたか・・・?」
『うん、決めたよ』
相「そうか」
会議の次の日に何の前触れもなくそう話しかけられたが、恋歌の返事は決まっていた。
相澤も返事はわかっていたようで、それ以上話しかけてくることはなかった。
ファットガムにも返事をし、電話で迷惑をかけた事を謝ると気にすることはないと笑って許してくれた。
そしてその次の日の深夜。
あの会議に参加していたメンバーに突入の決行日が送られてきた。
『(さて、あとは・・・)』
決行日と突入先、そしてメンバーを確認してその日は目を閉じて眠りについた。
『ちょっと話があるんだけどいいかな?』
焦「・・・ああ」
決行日前夜、恋歌は眠る前に焦凍の部屋に訪れた。
いきなり来た恋歌に驚きながらも部屋に通して座布団を出してくれる。
『内容は言えないんだけど明日・・・戦いに参加してくる』
焦「・・・それは最近緑谷が悩んでるのと関係あんのか?」
『多分
内容に関しては全員口外禁止ってなってるから言えないんだろうけどね
正直今回に関しては参加しないでおこうと思ってた
でも、焦凍君は私が戦う理由を知ってるでしょ』
焦「ああ、俺たちを守る為・・・だろ」
『うん、それはこの先私の変わる事のない部分
だから私は今回A組が狙われているわけでもない普通のヒーロー活動
それに私が参加する理由はなかったし、プロヒーローでもなく雄英生でもない私が参加したところで迷惑にしかならないだろうなって思った
けどね、A組のインターン組も兄さんも参加する
私は私の意思でみんなを守るために行く』
焦「・・・緑谷の様子とか他にインターン行ってるやつらの様子見てたらなんとなくだけど危ねぇ作戦なんだなってわかった
それでも・・・行くんだな」
恋歌がこうすると決めたのなら曲げない事は知っている。
けれどどんな作戦の内容かは知らないが、危険なところに行ってほしくないという気持ちもある。
『うん、私は私の守りたいものを守りに行く
無茶しないとも怪我をしないとも約束はできない』
焦「・・・知っ、てる」
『でも・・・必ず帰ってくるよ
それだけは約束する』
正面に座ってる焦凍の手を握って、誓うように力を込める。
本当は聞きたいことが山ほどあるはずなのに我慢をしてくれているのもわかるし、引き留める事もしてこない。
焦「俺に・・・出来る事は?」
『そうだね・・・それじゃあ抱き締めて頑張ってこいって言ってほしい』
にこっと笑って言うと握っている手を引いて恋歌を正面から強く抱きしめた。
焦「頑張ってこい
恋歌なら大丈夫だ」
『ありがとう』
この日は焦凍の部屋に泊まらせてもらい、恋歌が眠るまでずっと頭を撫でてくれていた。