22話
夢小説設定
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取り敢えず部屋に通して並んでベッドに腰掛ける。
『それで、どうしたの?』
焦「抱き締めたくて・・・いいか?」
『え・・・?
それだけ・・・?』
わざわざ風呂上りに来ると言うぐらいなので、もっと何か別の用事があるのかと思っていたが、本当に焦凍の用事はこれだけのようで小さく頷いている。
『それは断る理由はないけど・・・
さっきはなんでダメだったの?』
抱き締めるぐらいなら先ほどできたのではないかと思って疑問を口にする。
焦「さっきは・・・汗だくだったから・・・
汗臭かったら悪いだろ・・・」
『ふっ・・・』
笑ってはいけないと思ったが、可愛い事を言ってくる焦凍に耐えきれず笑ってしまい、焦凍に少し睨まれた。
焦「笑うな」
『ごめんごめん
じゃあ、もういいよね』
焦「お」
お詫びも込めて自分から焦凍に抱き着くと、一瞬驚いていたがすぐに背中に手を回して抱きしめ返してくる。
『気にしてくれるのは嬉しいけど、私は焦凍君が汗だくでも泥だらけでも・・・たとえ血だらけでも抱き締めてくれると嬉しいよ』
焦「・・・そうか」
すりすりと擦り寄ってくる焦凍が可愛くて、さらさらの髪に指を通して頭を撫でてやる。
焦「もうちょっとちゃんと抱きしめてぇ」
もぞもぞと動いてベッドの上に胡坐をかいた焦凍は、恋歌をひょいと持ち上げて太ももの上に乗せて正面から改めて抱きしめてきた。
『今日は抱きしめたい気分なの?』
いつもより強く抱きしめてくる焦凍は甘えているのか、無言で頭をぐりぐりと肩に押し付けてくる。
焦「・・・コスチュームな」
『うん』
焦「似合ってたけど実際近接格闘で戦ってんの見たらエロくて・・・びっくりした」
『え、そ、そう?』
今になってそんなことを言われるとは思っていなかったので驚いた。
焦「なんつーか、こう・・・言葉には表しにくいんだけどよ
俺は心臓がぎゅってなった」
『そんなこと言ってくれるの焦凍君だけだよ
けど、焦凍君が嫌なら変える
私は機能と軽さが変わらなかったらなんでもいいし』
焦凍に不快な思いをさせてまでデザインにこだわっているわけではない。
発目には申し訳ないが嫌だと言うのであれば変更することはするつもりだ。
焦「いや・・・変えなくていい・・・
似合ってたのはほんとだしな」
『わかった
ありがと』
言いたいことが言えてすっきりしたのか、肩から頭を上げて目線を合わせて小さく微笑む。
焦「目、閉じて」
『ん・・・』
キスをしてくる焦凍に応えるように恋歌は肩に置いている手に力を入れる。
『わっ・・・』
キスをしている途中で急に視界がぐるんと周り、ベッドに押し倒された。
焦「恋歌・・・」
『は、はい』
焦「(だめだ・・・
抱くのは俺の部屋じゃねぇと・・・準備したもん何もねぇ・・・)」
恋歌の上から見下ろすように見ている焦凍は、何かを耐えるようにぐっと唇をかみしめて一度深呼吸をし”もう寝よう”と言った。
『う、うん・・・』
急にどうしたのだろうかと思ったが、恋歌を起こしてもそもそと先に布団にもぐりこんでいく。
『え、ここで寝るの?』
焦「だめか・・・?」
またしゅん、とした顔をしたので恋歌が折れて電気を消した。
『ベッドでも寝れるの?』
定位置になつつある焦凍の腕に頭を乗せて、焦凍を見上げると”大丈夫”だと頷く。
焦「違和感はあるが、恋歌の部屋に泊まってるって感じがするからちょっと嬉しい」
ぎゅっと抱きしめてくる焦凍に恋歌も抱きしめ返して、小さく”おやすみ”と告げる。
焦「ああ、おやすみ」
恋歌の髪に触れるだけのキスをしてから、焦凍も眠りについた。
『それで、どうしたの?』
焦「抱き締めたくて・・・いいか?」
『え・・・?
それだけ・・・?』
わざわざ風呂上りに来ると言うぐらいなので、もっと何か別の用事があるのかと思っていたが、本当に焦凍の用事はこれだけのようで小さく頷いている。
『それは断る理由はないけど・・・
さっきはなんでダメだったの?』
抱き締めるぐらいなら先ほどできたのではないかと思って疑問を口にする。
焦「さっきは・・・汗だくだったから・・・
汗臭かったら悪いだろ・・・」
『ふっ・・・』
笑ってはいけないと思ったが、可愛い事を言ってくる焦凍に耐えきれず笑ってしまい、焦凍に少し睨まれた。
焦「笑うな」
『ごめんごめん
じゃあ、もういいよね』
焦「お」
お詫びも込めて自分から焦凍に抱き着くと、一瞬驚いていたがすぐに背中に手を回して抱きしめ返してくる。
『気にしてくれるのは嬉しいけど、私は焦凍君が汗だくでも泥だらけでも・・・たとえ血だらけでも抱き締めてくれると嬉しいよ』
焦「・・・そうか」
すりすりと擦り寄ってくる焦凍が可愛くて、さらさらの髪に指を通して頭を撫でてやる。
焦「もうちょっとちゃんと抱きしめてぇ」
もぞもぞと動いてベッドの上に胡坐をかいた焦凍は、恋歌をひょいと持ち上げて太ももの上に乗せて正面から改めて抱きしめてきた。
『今日は抱きしめたい気分なの?』
いつもより強く抱きしめてくる焦凍は甘えているのか、無言で頭をぐりぐりと肩に押し付けてくる。
焦「・・・コスチュームな」
『うん』
焦「似合ってたけど実際近接格闘で戦ってんの見たらエロくて・・・びっくりした」
『え、そ、そう?』
今になってそんなことを言われるとは思っていなかったので驚いた。
焦「なんつーか、こう・・・言葉には表しにくいんだけどよ
俺は心臓がぎゅってなった」
『そんなこと言ってくれるの焦凍君だけだよ
けど、焦凍君が嫌なら変える
私は機能と軽さが変わらなかったらなんでもいいし』
焦凍に不快な思いをさせてまでデザインにこだわっているわけではない。
発目には申し訳ないが嫌だと言うのであれば変更することはするつもりだ。
焦「いや・・・変えなくていい・・・
似合ってたのはほんとだしな」
『わかった
ありがと』
言いたいことが言えてすっきりしたのか、肩から頭を上げて目線を合わせて小さく微笑む。
焦「目、閉じて」
『ん・・・』
キスをしてくる焦凍に応えるように恋歌は肩に置いている手に力を入れる。
『わっ・・・』
キスをしている途中で急に視界がぐるんと周り、ベッドに押し倒された。
焦「恋歌・・・」
『は、はい』
焦「(だめだ・・・
抱くのは俺の部屋じゃねぇと・・・準備したもん何もねぇ・・・)」
恋歌の上から見下ろすように見ている焦凍は、何かを耐えるようにぐっと唇をかみしめて一度深呼吸をし”もう寝よう”と言った。
『う、うん・・・』
急にどうしたのだろうかと思ったが、恋歌を起こしてもそもそと先に布団にもぐりこんでいく。
『え、ここで寝るの?』
焦「だめか・・・?」
またしゅん、とした顔をしたので恋歌が折れて電気を消した。
『ベッドでも寝れるの?』
定位置になつつある焦凍の腕に頭を乗せて、焦凍を見上げると”大丈夫”だと頷く。
焦「違和感はあるが、恋歌の部屋に泊まってるって感じがするからちょっと嬉しい」
ぎゅっと抱きしめてくる焦凍に恋歌も抱きしめ返して、小さく”おやすみ”と告げる。
焦「ああ、おやすみ」
恋歌の髪に触れるだけのキスをしてから、焦凍も眠りについた。