22話
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『もうだめ・・・
さすがに疲れた・・・』
ぺたりと地面に腰を下ろす恋歌は、3人を相手にした為さすがに息も切れた。
焦「体力ありすぎだろ・・・」
もちろん限界なのは恋歌だけではなく、交代で相手をしてもらっていた3人も汗だくで座り込んでいる。
緑「恋歌先生の足技って色んな格闘技とか別の国の技とか入ってますよね?」
『よくわかったね
動画見たり本見たりしてなんとなく真似してるってだけだけど』
焦「へぇ・・・
足技ってたくさんあるんだな」
『自分で技とか考えるの苦手だし、足技中心にしようって決めた時にいろいろ見たんだよ
図書館にもそういう本いっぱいあったしね』
ありとあらゆる世界の技や、指南本を見て自分にできそうなものは全て真似して今のスタイルがある。
緑谷がそこに気づいた事には驚いたが、知識の豊富な人からすればわかってしまうのかもしれない。
緑「僕もそういうの参考にした方がいいんでしょうか?」
『んー・・・
別にいいってわけじゃないけど、やっぱりルールのある競技と実戦では違うからね
あんまり頼りにしすぎるのはよくないからあくまで参考っていうので止めるならいいんじゃない?』
なるほど、とぶつぶつ言いながら寝転んだ状態でノートになにかを書いていく。
『もう遅い時間だしみんな部屋に戻るよね?』
気がつけばそろそろ風呂に入らなければいけない時間。
飯「もうこんな時間か!」
3人とも時間は気にしていなかったようで、急いで立ち上がる。
『じゃあ戻ろうか
今日はありがとね』
緑「こちらこそありがとうございます
またお願いします」
飯「俺もまたお願い致します」
律儀に礼を言ってくる2人に早く寮に戻って休むように伝える。
焦「俺は後から行く
先に戻っててくれ」
緑「うん、じゃあまたあとでね」
汗をかいたので3人で風呂に行こうという話になったが、焦凍は2人を先に寮に帰した。
『?
何か用事?』
焦「いや、部屋に送るまでだけでも2人になれたらと思って
迷惑か?」
しゅん、とした顔で聞いてくる焦凍は恋歌が弱い顔をしている。
断る理由などない恋歌は、首を横に振った。
『ありがとう
じゃあお願いします』
部屋までの短い距離ではあるが、寮でしか2人にはなれなれない。
その時間を大切にしてくれていることを嬉しく思い、2人で寮に入った。
『じゃあ私もお風呂行くね
送ってくれてありがとう』
焦「ああ」
恋歌の部屋の前まで送ってくれた焦凍に礼を言うが、少しもごもごしながら立ち去る気配はない。
『??
どうかした?』
焦「あー・・・
風呂の後にもう一回来てもいいか?」
『別にいいけど・・・
たぶん私の方が遅いと思うし、帰ってきたら連絡しようか?
それかそっち行くよ?』
焦「じゃあ共有スペースで待ってる」
『わかった』
恋歌の返答に満足した焦凍は、早足でエレベーターで1階に降りていった。
『(また何か話しでもあるのかな)』
なにかしたいけどできないような雰囲気を出していたので、今できないことは逆に何だろうと思いながらも汗をかいたので風呂に行こうと部屋に入った。
数十分後、恋歌が風呂から上がると共有スペースのソファに焦凍が1人で携帯を触りながら座っているのが見えた。
『ごめんね、お待たせ』
焦「いや、さっきまで緑谷たちがいてくれたからそんなに待ってねぇ」
後ろから声をかけると、さっと立ち上がって行こうと手を出してきた。
室内で、しかも寮で歩く時に手を繋ぐ事はしないので驚いたが、誰もいないのでその手を握り返す。
女子棟の方のエレベーターに乗って、恋歌の部屋に向かう。
さすがに疲れた・・・』
ぺたりと地面に腰を下ろす恋歌は、3人を相手にした為さすがに息も切れた。
焦「体力ありすぎだろ・・・」
もちろん限界なのは恋歌だけではなく、交代で相手をしてもらっていた3人も汗だくで座り込んでいる。
緑「恋歌先生の足技って色んな格闘技とか別の国の技とか入ってますよね?」
『よくわかったね
動画見たり本見たりしてなんとなく真似してるってだけだけど』
焦「へぇ・・・
足技ってたくさんあるんだな」
『自分で技とか考えるの苦手だし、足技中心にしようって決めた時にいろいろ見たんだよ
図書館にもそういう本いっぱいあったしね』
ありとあらゆる世界の技や、指南本を見て自分にできそうなものは全て真似して今のスタイルがある。
緑谷がそこに気づいた事には驚いたが、知識の豊富な人からすればわかってしまうのかもしれない。
緑「僕もそういうの参考にした方がいいんでしょうか?」
『んー・・・
別にいいってわけじゃないけど、やっぱりルールのある競技と実戦では違うからね
あんまり頼りにしすぎるのはよくないからあくまで参考っていうので止めるならいいんじゃない?』
なるほど、とぶつぶつ言いながら寝転んだ状態でノートになにかを書いていく。
『もう遅い時間だしみんな部屋に戻るよね?』
気がつけばそろそろ風呂に入らなければいけない時間。
飯「もうこんな時間か!」
3人とも時間は気にしていなかったようで、急いで立ち上がる。
『じゃあ戻ろうか
今日はありがとね』
緑「こちらこそありがとうございます
またお願いします」
飯「俺もまたお願い致します」
律儀に礼を言ってくる2人に早く寮に戻って休むように伝える。
焦「俺は後から行く
先に戻っててくれ」
緑「うん、じゃあまたあとでね」
汗をかいたので3人で風呂に行こうという話になったが、焦凍は2人を先に寮に帰した。
『?
何か用事?』
焦「いや、部屋に送るまでだけでも2人になれたらと思って
迷惑か?」
しゅん、とした顔で聞いてくる焦凍は恋歌が弱い顔をしている。
断る理由などない恋歌は、首を横に振った。
『ありがとう
じゃあお願いします』
部屋までの短い距離ではあるが、寮でしか2人にはなれなれない。
その時間を大切にしてくれていることを嬉しく思い、2人で寮に入った。
『じゃあ私もお風呂行くね
送ってくれてありがとう』
焦「ああ」
恋歌の部屋の前まで送ってくれた焦凍に礼を言うが、少しもごもごしながら立ち去る気配はない。
『??
どうかした?』
焦「あー・・・
風呂の後にもう一回来てもいいか?」
『別にいいけど・・・
たぶん私の方が遅いと思うし、帰ってきたら連絡しようか?
それかそっち行くよ?』
焦「じゃあ共有スペースで待ってる」
『わかった』
恋歌の返答に満足した焦凍は、早足でエレベーターで1階に降りていった。
『(また何か話しでもあるのかな)』
なにかしたいけどできないような雰囲気を出していたので、今できないことは逆に何だろうと思いながらも汗をかいたので風呂に行こうと部屋に入った。
数十分後、恋歌が風呂から上がると共有スペースのソファに焦凍が1人で携帯を触りながら座っているのが見えた。
『ごめんね、お待たせ』
焦「いや、さっきまで緑谷たちがいてくれたからそんなに待ってねぇ」
後ろから声をかけると、さっと立ち上がって行こうと手を出してきた。
室内で、しかも寮で歩く時に手を繋ぐ事はしないので驚いたが、誰もいないのでその手を握り返す。
女子棟の方のエレベーターに乗って、恋歌の部屋に向かう。