22話
夢小説設定
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あの焦凍からの相談から数日後。
恋歌は寮のソファで数枚の紙束を見ながら、難しそうな顔をしていた。
焦「なにしてんだ?」
『えっとね、発目さんからコスチュームの変更をしませんかって言われてて
これが、その提案書なんだけど・・・』
これ、と言われて渡された紙束は何通りかのコスチュームの変更後のデザインが書かれていた。
最近変えたばかりのベースは変えずに、装備を変更してはどうかという提案のようだ。
緑「腕輪、ブーツ、髪飾りを変更かぁ
相変わらず発目さんは発想力が凄いですね」
『そうだね』
焦「別に良くなるんなら変えりゃいいんじゃねぇか?」
紙束を恋歌に返し、何を悩む必要があるのかと聞く。
『腕輪は最近変えてもらって満足してるし変えなくていいと思うんだよね
変更点はデザインだけだし
問題はブーツと髪飾りなんだよね』
焦「ブーツは・・・なんだこれ
長い靴下か?」
『ニーハイね』
紙束を後ろから覗き込みながらブーツの変更点を確認すると、今の機能をつけたままニーハイに変更し軽量化しないかということだった。
しかもこれも刀と同じ特別な金属を使っている為、破れにくく頑丈である。
焦「軽くなるんならいいじゃねぇか」
『まぁね・・・
ニーハイ・・・黒ニーハイ・・・』
恋歌が悩んでいるのは年齢的なところ。
今の年齢だとぎりぎり履いても許されるだろうが、数年後などはどうなるのだろうかと気にしている。
焦「??
似合うと思うぞ?」
『・・・ありがと』
悩んでいる理由がわからない焦凍は緑谷に目線を向けるが、困ったように笑われただけだった。
『まぁこれは一回履いてみて考えるよ
ニーハイ履いてこれは・・・草履?かな
それをニーハイに結んでる
歩きにくそう・・・』
浴衣のデザインに合わせてくれたのか、提案書に書いてある黒と赤のヒールの高い草履。
脱げないようになのか、安定感を出すためなのかわからないが、鼻緒とは別に草履から赤い紐が出ておりそれをくるぶしあたりで蝶々結びができるようになっている。
焦「いや、これ歩きやすいって姉さんが言ってたの聞いことある
俺の家にも姉さんのがいくつかあったはずだ」
『そうなんだ
せっかく作ってくれたし試しに歩いてみてもいいかもね』
轟家の長女の言葉ともなれば信憑性があるので、一度ぐらいは試してみてもいいかと思えた。
飯「最後の髪飾りは・・・」
『・・・いると思う?』
飯田も後ろから紙を覗き込むように見て、髪飾りにはどんなオプションがついているのかを見ると難しそうな顔をした。
提案書には髪飾りには爆発機能をつけると書いてあるのだ。
恋歌の刀の炎で火をつけることで起爆合図になるので、誤って頭で爆発するということはないがいるかいらないかで考えれば現状は必要ない。
飯「いつか使う機会はあるかとは思いますが・・・
威力はどの程度なのですか?」
『私の刀の火力によるみたいだね
これだと・・・全力でやったらビル一棟潰れるぐらいじゃない?』
緑「危なくないですか!?」
強すぎる威力にそんなものどこで使う場面が出てくるのかと。
『全力でやった場合の話だからね
調整はできるってことなんだろうけど・・・』
焦「飯田が言ったみたいにいずれ使う機会があるかも知れねぇし、持っててもいいんじゃねぇか?
武器は多い方がいいんだろ?」
『まぁね・・・
爆弾かー・・・
使ったことないからちょっと不安なんだよね
しかも私の刀と連動ってことは、刀が抜ける状況じゃないと使えないってことだし』
狭いところでの戦闘、近接戦闘の時には使えないということ。
緑「じゃあ投げたら使えるタイプのに変更してもらうとかどうです?
誤爆が怖いんでそこは何かスイッチみたいなのをつけてもらって・・・」
『なるほど・・・
いざって時の目くらましには使えるかもしれないね』
うんうん、と頷きながら何回か言われたことを頭の中で整理した恋歌はよし、と勢いよく立ち上がった。
『じゃあちょっと発目さんのとこ行ってくるね
きっとまだいるだろうし』
焦「俺も行く
どんなのか見てぇ」
『じゃあ一緒に行こうか』
恋歌の今のコスチュームと刀を持って、発目の元へ。
緑谷と飯田は自主トレをするとのことで、寮に残った。
恋歌は寮のソファで数枚の紙束を見ながら、難しそうな顔をしていた。
焦「なにしてんだ?」
『えっとね、発目さんからコスチュームの変更をしませんかって言われてて
これが、その提案書なんだけど・・・』
これ、と言われて渡された紙束は何通りかのコスチュームの変更後のデザインが書かれていた。
最近変えたばかりのベースは変えずに、装備を変更してはどうかという提案のようだ。
緑「腕輪、ブーツ、髪飾りを変更かぁ
相変わらず発目さんは発想力が凄いですね」
『そうだね』
焦「別に良くなるんなら変えりゃいいんじゃねぇか?」
紙束を恋歌に返し、何を悩む必要があるのかと聞く。
『腕輪は最近変えてもらって満足してるし変えなくていいと思うんだよね
変更点はデザインだけだし
問題はブーツと髪飾りなんだよね』
焦「ブーツは・・・なんだこれ
長い靴下か?」
『ニーハイね』
紙束を後ろから覗き込みながらブーツの変更点を確認すると、今の機能をつけたままニーハイに変更し軽量化しないかということだった。
しかもこれも刀と同じ特別な金属を使っている為、破れにくく頑丈である。
焦「軽くなるんならいいじゃねぇか」
『まぁね・・・
ニーハイ・・・黒ニーハイ・・・』
恋歌が悩んでいるのは年齢的なところ。
今の年齢だとぎりぎり履いても許されるだろうが、数年後などはどうなるのだろうかと気にしている。
焦「??
似合うと思うぞ?」
『・・・ありがと』
悩んでいる理由がわからない焦凍は緑谷に目線を向けるが、困ったように笑われただけだった。
『まぁこれは一回履いてみて考えるよ
ニーハイ履いてこれは・・・草履?かな
それをニーハイに結んでる
歩きにくそう・・・』
浴衣のデザインに合わせてくれたのか、提案書に書いてある黒と赤のヒールの高い草履。
脱げないようになのか、安定感を出すためなのかわからないが、鼻緒とは別に草履から赤い紐が出ておりそれをくるぶしあたりで蝶々結びができるようになっている。
焦「いや、これ歩きやすいって姉さんが言ってたの聞いことある
俺の家にも姉さんのがいくつかあったはずだ」
『そうなんだ
せっかく作ってくれたし試しに歩いてみてもいいかもね』
轟家の長女の言葉ともなれば信憑性があるので、一度ぐらいは試してみてもいいかと思えた。
飯「最後の髪飾りは・・・」
『・・・いると思う?』
飯田も後ろから紙を覗き込むように見て、髪飾りにはどんなオプションがついているのかを見ると難しそうな顔をした。
提案書には髪飾りには爆発機能をつけると書いてあるのだ。
恋歌の刀の炎で火をつけることで起爆合図になるので、誤って頭で爆発するということはないがいるかいらないかで考えれば現状は必要ない。
飯「いつか使う機会はあるかとは思いますが・・・
威力はどの程度なのですか?」
『私の刀の火力によるみたいだね
これだと・・・全力でやったらビル一棟潰れるぐらいじゃない?』
緑「危なくないですか!?」
強すぎる威力にそんなものどこで使う場面が出てくるのかと。
『全力でやった場合の話だからね
調整はできるってことなんだろうけど・・・』
焦「飯田が言ったみたいにいずれ使う機会があるかも知れねぇし、持っててもいいんじゃねぇか?
武器は多い方がいいんだろ?」
『まぁね・・・
爆弾かー・・・
使ったことないからちょっと不安なんだよね
しかも私の刀と連動ってことは、刀が抜ける状況じゃないと使えないってことだし』
狭いところでの戦闘、近接戦闘の時には使えないということ。
緑「じゃあ投げたら使えるタイプのに変更してもらうとかどうです?
誤爆が怖いんでそこは何かスイッチみたいなのをつけてもらって・・・」
『なるほど・・・
いざって時の目くらましには使えるかもしれないね』
うんうん、と頷きながら何回か言われたことを頭の中で整理した恋歌はよし、と勢いよく立ち上がった。
『じゃあちょっと発目さんのとこ行ってくるね
きっとまだいるだろうし』
焦「俺も行く
どんなのか見てぇ」
『じゃあ一緒に行こうか』
恋歌の今のコスチュームと刀を持って、発目の元へ。
緑谷と飯田は自主トレをするとのことで、寮に残った。