22話
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恋歌が風呂から上がると、焦凍しか共有スペースに残っていなかった。
『ごめんね、お待たせ』
焦「ん」
『・・・部屋行こうか』
焦「ん」
いつもならそろそろ寝ている時間なので、眠いのか返事が適当な上に目が閉じかかっている。
万が一ここで寝られてしまうと恋歌では運ぶことができないので、部屋に行った方がいいだろうと、ふらふらしている焦凍と一緒に男子寮の5階に上がり、焦凍の部屋に入った。
歩いたから少し目が覚めたのか、のそのそと布団を出して寝る準備を始める。
ちょこん、と布団の上に座った焦凍は眠気を覚ます為に欠伸をして、恋歌も座るようにと手招きをした。
『で、相談って何?』
横に座った恋歌の肩を引き寄せて胸に寄りかからせるようにして、思ったよりはっきりした声で話しはじめた。
焦「聞きてぇんだけど」
『うん』
焦「恋歌は俺とセッ・・・いや、そういうことをしてもいいと思ってくれてるのか?」
一応言葉だけでも恥ずかしがる恋歌の為に、言葉を濁して言ってみたが、雰囲気から伝わったらしく単語は伏せたにもかかわらず、少し顔を赤くしている。
焦「正直に言ってくれ」
『どうして急にそんなことを聞くの?』
焦「急にじゃねぇよ
最近恋歌を見る度にいろんなこと思い出しちまってなんつーか・・・むらっとすんだ
2人きりになったらいつ理性が切れて押し倒すかもわからねぇ
いつも俺の我儘ばっか押し付けてその・・・触ったりもしただろ
だから、嫌なことは嫌って言って欲しい」
焦凍の言葉を聞いて、最近違和感を感じていたのはこの事を悩んでいたからかと納得した。
目線を上にあげれば少しだけ不安そうな顔が見える。
『私さ、焦凍君がする事で本気で嫌がった事あったっけ?』
焦「・・・林間合宿ん時とか?」
『付き合う前はそりゃそうでしょ
じゃなくて、付き合ってから』
焦「・・・」
恋歌に言われて記憶を振り返ってみるが、恥ずかしいからやめてくれと言われたことはあっても、嫌だからやめてくれと言われたことはなかった。
焦「ねぇ・・・な」
『うん
だって嫌だって思ったことないからね』
焦「こんなに俺のやりたいことばっかやってるのに?」
『嫌だったら嫌って言うよ
場所さえ考えてくれれば、焦凍君に触られて嫌なところはないし、されて嫌なこともない
恥ずかしくて嫌って言っちゃうのはあるけどね・・・』
照れたように笑う恋歌を見て、焦凍はぐっと何かを耐えるかのように歯をくいしばる。
焦「でもそれじゃこうやって2人きりになった時、俺何するかわかんねぇぞ?」
『・・・まぁ、いきなりは怖いしびっくりするけど焦凍君ならいいよ
手を繋ぐのも、こうやって身体を預けるのも、キスをするのも、身体を触られるのも
相手が焦凍君だからして欲しいし、したいって思う』
焦「じゃあ・・・もし今俺が恋歌の事、抱きたいって言ったら?」
『い、今かー///
嫌じゃないけどまだ、その、焦凍君みたいに勉強できてないから知識不足かもしれないけど
それでも・・・良ければ・・・///』
焦「(・・・い、いいのか)」
赤くなりながらでも、顔は嫌そうには見えないのでそれは本心で言っていると伝わった。
『えっと・・・相談ってこの事?
私と・・・その、え、えっ、ちがしたいって・・・///』
焦「ああ
けど今すぐってのは嘘だ
まぁ、明日になるか明後日になるかはわかんねぇけど、恋歌が許してくれるなら近々、するかもしれねぇ
いいか?」
すり、と頭を恋歌の肩に擦り寄せて再度確認すると、消え入りそうな声で“うん”と言う声と頷きが返ってきた。
恋歌が返事を返した数秒後に、大きく息をはいて恋歌を強く抱きしめる。
焦「寝るか
一緒に寝よう」
『うん』
どこか嬉しそうな雰囲気を出しながら、灯りを豆電球にして2人で布団に入る。
焦「枕もう一つ買うか」
いつものように腕枕をしてくれた焦凍が、自分の硬い腕では寝にくいのではと思い言ってみたが、恋歌はこれで十分だと首を振る。
『こうしてもらえる方が焦凍君に抱きしめてもらってる感じがして好き
腕が痺れるなら別だけど』
ぎゅーっと抱きついた恋歌は、顔を隠すように焦凍の胸に顔を埋める。
焦「(・・・幸せすぎて死ぬってのはあるのか?)」
恋歌の背中と頭に手を回して、焦凍も恋歌を抱きしめ返す。
焦「おやすみ」
『うん、おやすみ』
幸せをお互いに噛み締めながら、抱きしめあって眠りについた。
『ごめんね、お待たせ』
焦「ん」
『・・・部屋行こうか』
焦「ん」
いつもならそろそろ寝ている時間なので、眠いのか返事が適当な上に目が閉じかかっている。
万が一ここで寝られてしまうと恋歌では運ぶことができないので、部屋に行った方がいいだろうと、ふらふらしている焦凍と一緒に男子寮の5階に上がり、焦凍の部屋に入った。
歩いたから少し目が覚めたのか、のそのそと布団を出して寝る準備を始める。
ちょこん、と布団の上に座った焦凍は眠気を覚ます為に欠伸をして、恋歌も座るようにと手招きをした。
『で、相談って何?』
横に座った恋歌の肩を引き寄せて胸に寄りかからせるようにして、思ったよりはっきりした声で話しはじめた。
焦「聞きてぇんだけど」
『うん』
焦「恋歌は俺とセッ・・・いや、そういうことをしてもいいと思ってくれてるのか?」
一応言葉だけでも恥ずかしがる恋歌の為に、言葉を濁して言ってみたが、雰囲気から伝わったらしく単語は伏せたにもかかわらず、少し顔を赤くしている。
焦「正直に言ってくれ」
『どうして急にそんなことを聞くの?』
焦「急にじゃねぇよ
最近恋歌を見る度にいろんなこと思い出しちまってなんつーか・・・むらっとすんだ
2人きりになったらいつ理性が切れて押し倒すかもわからねぇ
いつも俺の我儘ばっか押し付けてその・・・触ったりもしただろ
だから、嫌なことは嫌って言って欲しい」
焦凍の言葉を聞いて、最近違和感を感じていたのはこの事を悩んでいたからかと納得した。
目線を上にあげれば少しだけ不安そうな顔が見える。
『私さ、焦凍君がする事で本気で嫌がった事あったっけ?』
焦「・・・林間合宿ん時とか?」
『付き合う前はそりゃそうでしょ
じゃなくて、付き合ってから』
焦「・・・」
恋歌に言われて記憶を振り返ってみるが、恥ずかしいからやめてくれと言われたことはあっても、嫌だからやめてくれと言われたことはなかった。
焦「ねぇ・・・な」
『うん
だって嫌だって思ったことないからね』
焦「こんなに俺のやりたいことばっかやってるのに?」
『嫌だったら嫌って言うよ
場所さえ考えてくれれば、焦凍君に触られて嫌なところはないし、されて嫌なこともない
恥ずかしくて嫌って言っちゃうのはあるけどね・・・』
照れたように笑う恋歌を見て、焦凍はぐっと何かを耐えるかのように歯をくいしばる。
焦「でもそれじゃこうやって2人きりになった時、俺何するかわかんねぇぞ?」
『・・・まぁ、いきなりは怖いしびっくりするけど焦凍君ならいいよ
手を繋ぐのも、こうやって身体を預けるのも、キスをするのも、身体を触られるのも
相手が焦凍君だからして欲しいし、したいって思う』
焦「じゃあ・・・もし今俺が恋歌の事、抱きたいって言ったら?」
『い、今かー///
嫌じゃないけどまだ、その、焦凍君みたいに勉強できてないから知識不足かもしれないけど
それでも・・・良ければ・・・///』
焦「(・・・い、いいのか)」
赤くなりながらでも、顔は嫌そうには見えないのでそれは本心で言っていると伝わった。
『えっと・・・相談ってこの事?
私と・・・その、え、えっ、ちがしたいって・・・///』
焦「ああ
けど今すぐってのは嘘だ
まぁ、明日になるか明後日になるかはわかんねぇけど、恋歌が許してくれるなら近々、するかもしれねぇ
いいか?」
すり、と頭を恋歌の肩に擦り寄せて再度確認すると、消え入りそうな声で“うん”と言う声と頷きが返ってきた。
恋歌が返事を返した数秒後に、大きく息をはいて恋歌を強く抱きしめる。
焦「寝るか
一緒に寝よう」
『うん』
どこか嬉しそうな雰囲気を出しながら、灯りを豆電球にして2人で布団に入る。
焦「枕もう一つ買うか」
いつものように腕枕をしてくれた焦凍が、自分の硬い腕では寝にくいのではと思い言ってみたが、恋歌はこれで十分だと首を振る。
『こうしてもらえる方が焦凍君に抱きしめてもらってる感じがして好き
腕が痺れるなら別だけど』
ぎゅーっと抱きついた恋歌は、顔を隠すように焦凍の胸に顔を埋める。
焦「(・・・幸せすぎて死ぬってのはあるのか?)」
恋歌の背中と頭に手を回して、焦凍も恋歌を抱きしめ返す。
焦「おやすみ」
『うん、おやすみ』
幸せをお互いに噛み締めながら、抱きしめあって眠りについた。