21話
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こんこんと恋歌の部屋をノックすると、まだ眠そうな顔をしているがちゃんと着替えている恋歌が出てきた。
焦「行こう」
『うん・・・』
ふあ、とあくびをする恋歌はエレベーターの中で伸びをしながら必死に目を覚まそうとしている。
緑「あ、轟君に恋歌先生
おはようございます」
焦「おう」
『おはよー』
共有スペースに行くとちょうど緑谷もランニングに行くところだったようで、玄関で靴を履いていた。
緑「恋歌先生眠そうだね」
焦「ああ
眠気覚ましに走るらしい」
ぱんぱん、と頬を叩いている恋歌は外に出て太陽の光を浴びながら再び伸びをした。
『いつも二人で走ってるの?』
焦「たまにな
今日みたいに時間が合えば一緒に走ってる」
『じゃあそれについていく・・・』
焦「わかった」
髪をひとまとめにした恋歌は、軽くストレッチをしたあと焦凍と緑谷が走り出すとその後ろをついて走った。
緑「・・・ねぇ、轟君?」
焦「・・・言いたいことはわかる」
『(いい天気すぎ・・・眠い・・・)』
しばらく走っていると、緑谷が苦笑いしながら焦凍に話しかけたが、緑谷が思っていたことは焦凍も思っていたようで、ちらりと後ろを走る恋歌を見る。
最初から一定の距離を保ちながら走っている恋歌は、眠そうな顔は徐々に起きてきているが、まだ眠そうではある。
しかし気になるのはそこではなく、ずっと焦凍と緑谷の後ろをちゃんとついてきているという所である。
いつもは一定のペースで走っているのだが、楽についてきている恋歌を疲れさせてみようとところどころダッシュも入れてみたのだが、それもついてくるし、ペースを上げてもついてくる。
疲れている様子もなければ、ついてくるのがやっとという様子でもない。
緑「・・・普通にすごいよね」
焦「ああ
ちょっと悔しいがな」
いつもより疲れて寮に帰ってくるとようやく恋歌も目を覚ましたようで、疲れたと笑っている。
『毎朝してるの凄いねー
私は続かないからダメだ・・・』
焦「慣れたら普通だ
な?」
緑「う、うん」
『へぇー
朝のトレーニングはこれで終わり?』
焦「時間があれば軽く組手とかもするな」
緑「そうだね
今日は時間あるしする?
あ、そうだ!」
朝のトレーニングまで一緒にするなんて仲良しだなと思っていると、緑谷がいい事を思いついたような顔をした。
緑「恋歌先生、組手の相手してくれませんか?」
焦「あ、俺も」
『いいけど・・・』
喜んでいる焦凍と緑谷に、そんなに喜ぶことかと思ったが時間もないので時間制限ありの組手をすることにした。
『さて、そろそろ終わりにしないと授業間に合わないね』
焦「・・・そうだな」
一度汗を流してから学校に行かなければいけないので、焦凍と緑谷はもう少しやりたそうだったが切り上げる事にする。
緑「うーん、恋歌先生は力がない分スピードでカバーしてるだけかと思ってたけどいろんな種類の技を使って攻撃を返してくるときもある・・・しかもそれが当たれば一瞬の隙ができてその間に普通なら次の攻撃をされる・・・スピードと技の量が多いからこそできる戦法・・・僕もパワーだけじゃなくてスピードと技を増やさないと・・・」
ぶつぶつとトレーニングした内容をノートに書き込んでいる緑谷。
『あ、そうだ
今日の放課後って時間ある?』
焦「いや、なんもねぇけど・・・」
『ちょっと前みたいに訓練付き合ってもらってもいい?』
焦「ああ、もちろん」
緑「ぼ、僕もいいですか!?」
ノートから顔をあげて食い気味に会話に入ってくる緑谷に苦笑して、”お願いします”と返すとまた嬉しそうにしていた。
焦「ところでなんで今日はあんなに眠そうだったんだ?
いつもなら一回起こせば起きるだろ?」
緑「(ん?轟君が恋歌先生起こしたの?)」
『あー・・・慣れないところだったから爆睡できたってわけじゃなかったんだよね
しかも個性3回使ったからいつもより眠気凄かったし
帰ってきて落ち着く場所で寝ちゃったから起きにくかったんだと思う』
焦「そうか
今度から出張から帰ってきた時は俺の部屋に来ればいい」
緑「(え、一緒に寝るの・・・?)」
『日帰りじゃなくて、長期だったらお願いするかも』
緑「(恋歌先生も行っちゃうんだ・・・)」
焦「行こう」
『うん・・・』
ふあ、とあくびをする恋歌はエレベーターの中で伸びをしながら必死に目を覚まそうとしている。
緑「あ、轟君に恋歌先生
おはようございます」
焦「おう」
『おはよー』
共有スペースに行くとちょうど緑谷もランニングに行くところだったようで、玄関で靴を履いていた。
緑「恋歌先生眠そうだね」
焦「ああ
眠気覚ましに走るらしい」
ぱんぱん、と頬を叩いている恋歌は外に出て太陽の光を浴びながら再び伸びをした。
『いつも二人で走ってるの?』
焦「たまにな
今日みたいに時間が合えば一緒に走ってる」
『じゃあそれについていく・・・』
焦「わかった」
髪をひとまとめにした恋歌は、軽くストレッチをしたあと焦凍と緑谷が走り出すとその後ろをついて走った。
緑「・・・ねぇ、轟君?」
焦「・・・言いたいことはわかる」
『(いい天気すぎ・・・眠い・・・)』
しばらく走っていると、緑谷が苦笑いしながら焦凍に話しかけたが、緑谷が思っていたことは焦凍も思っていたようで、ちらりと後ろを走る恋歌を見る。
最初から一定の距離を保ちながら走っている恋歌は、眠そうな顔は徐々に起きてきているが、まだ眠そうではある。
しかし気になるのはそこではなく、ずっと焦凍と緑谷の後ろをちゃんとついてきているという所である。
いつもは一定のペースで走っているのだが、楽についてきている恋歌を疲れさせてみようとところどころダッシュも入れてみたのだが、それもついてくるし、ペースを上げてもついてくる。
疲れている様子もなければ、ついてくるのがやっとという様子でもない。
緑「・・・普通にすごいよね」
焦「ああ
ちょっと悔しいがな」
いつもより疲れて寮に帰ってくるとようやく恋歌も目を覚ましたようで、疲れたと笑っている。
『毎朝してるの凄いねー
私は続かないからダメだ・・・』
焦「慣れたら普通だ
な?」
緑「う、うん」
『へぇー
朝のトレーニングはこれで終わり?』
焦「時間があれば軽く組手とかもするな」
緑「そうだね
今日は時間あるしする?
あ、そうだ!」
朝のトレーニングまで一緒にするなんて仲良しだなと思っていると、緑谷がいい事を思いついたような顔をした。
緑「恋歌先生、組手の相手してくれませんか?」
焦「あ、俺も」
『いいけど・・・』
喜んでいる焦凍と緑谷に、そんなに喜ぶことかと思ったが時間もないので時間制限ありの組手をすることにした。
『さて、そろそろ終わりにしないと授業間に合わないね』
焦「・・・そうだな」
一度汗を流してから学校に行かなければいけないので、焦凍と緑谷はもう少しやりたそうだったが切り上げる事にする。
緑「うーん、恋歌先生は力がない分スピードでカバーしてるだけかと思ってたけどいろんな種類の技を使って攻撃を返してくるときもある・・・しかもそれが当たれば一瞬の隙ができてその間に普通なら次の攻撃をされる・・・スピードと技の量が多いからこそできる戦法・・・僕もパワーだけじゃなくてスピードと技を増やさないと・・・」
ぶつぶつとトレーニングした内容をノートに書き込んでいる緑谷。
『あ、そうだ
今日の放課後って時間ある?』
焦「いや、なんもねぇけど・・・」
『ちょっと前みたいに訓練付き合ってもらってもいい?』
焦「ああ、もちろん」
緑「ぼ、僕もいいですか!?」
ノートから顔をあげて食い気味に会話に入ってくる緑谷に苦笑して、”お願いします”と返すとまた嬉しそうにしていた。
焦「ところでなんで今日はあんなに眠そうだったんだ?
いつもなら一回起こせば起きるだろ?」
緑「(ん?轟君が恋歌先生起こしたの?)」
『あー・・・慣れないところだったから爆睡できたってわけじゃなかったんだよね
しかも個性3回使ったからいつもより眠気凄かったし
帰ってきて落ち着く場所で寝ちゃったから起きにくかったんだと思う』
焦「そうか
今度から出張から帰ってきた時は俺の部屋に来ればいい」
緑「(え、一緒に寝るの・・・?)」
『日帰りじゃなくて、長期だったらお願いするかも』
緑「(恋歌先生も行っちゃうんだ・・・)」