21話
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新幹線の中で焦凍と相澤に到着時間の連絡をする。
案の定相澤からは到着時間に迎えに行くと連絡が返ってきた。
それにお礼の返信をすると、焦凍からも返信が返ってきた為内容を確認すると、帰ってきて寝る準備ができたら何時になってもいいから部屋に来てほしいという内容だった。
『(これ終電だからかなり遅い時間になると思うんだけど・・・)』
眠気に弱い焦凍であれば寮に着いて、寝る準備も済ました後の時間は確実に寝てしまっているだろうと予想できる。
しかし、それを伝えても寝てたらいけないから鍵を開けておくという微妙に会話が成り立っていない返事が返ってきた。
『(まぁいいか)』
寝ていれば顔だけ出して自分の部屋に戻ればいいと思い、了解の旨を送り最寄駅まで眠るために静かに目を閉じた。
雄英高校の最寄駅に到着し、相澤と合流した後寮まで送ってもらった時既に日付は変わっており、寮内は誰も起きている気配はなかった。
『(絶対寝てると思うんだけどなぁ・・・)』
入浴も済ませいつもの部屋着に着替えた恋歌は、約束した通り焦凍の部屋に来たが時間は深夜。
こんな時間まで起きている焦凍を見た事がないと思いつつ、遅い時間なので一応控えめにノックをしてみる。
『(起きるわけないか)』
ノックしてからしばらく待ってみたが、中で人が動く気配はない。
小さく”お邪魔します”と言いながら扉を開けると、焦凍は布団の中で静かに眠っていた。
起こさないようにそっと扉を閉めて、布団の横に座り寝顔を眺めてみる。
『(寝てる顔可愛い・・・)』
そういえば寝顔を見るのは初めてだなと思いながら、頭を撫でてやる。
『ただいま
おやすみ』
あまり長居して起こしてしまってはいけないと立ち上がろうとしたとき、ぶーぶーとバイブ音が鳴った。
『(え!?私!?)』
焦「・・・・・ん、うるせ」
慌てて携帯を確認したが自分の携帯が鳴ったわけではないとほっとしていると、眠そうな目を開けた焦凍と目が合った。
いまだに振動をしている携帯を止め、少し横にずれて布団を捲ってきた。
焦「寝るぞ」
『え?』
焦「いいから」
ぐい、っと腕を引かれて布団に入れてきて、抱き込むように腕を回される。
焦「おかえり」
『うん、ただいま』
くあ、と小さくあくびをする焦凍はそれだけを言うとまた眠りに入ってしまった。
『(もしかして予想でアラームセットしててくれたのかな?)』
夜が苦手なくせにどうにかして待っていようと考えてくれた事が嬉しくて、ありがとうの意味も込めて背中に手を回した。
焦「お」
早朝の走り込みをするために起きる時間に鳴ったアラームで、ぱち、っと目を開けた焦凍は腕の中にいる恋歌に一瞬驚いたが、若干記憶のある深夜の事を思い出し取り敢えずアラームを止めた。
焦「恋歌、俺走りに行くけど寝てるか?」
帰ってきたのが遅い時間なのはわかっている為、起こすのもどうかと思ったが起きたときに誰もいないのもどうかと思い一応声をかけてみる。
『んー?』
焦「どうする?」
寝ぼけているのか擦り寄ってくる恋歌の頭を撫でながら、返答が返ってくるのを待つ。
『・・・・』
焦「・・・ん?」
いつもならしばらくたてば目を覚ますはずなのに返答は返ってこない。
焦「(寝てる・・・)」
少し身体を引いて顔を見ればすやすやと眠っていた。
焦「(・・・珍しいな)」
一度起こして起きなかったことがない為、どうしようかと考えながら背中をゆっくりぽんぽんと叩いていると、恋歌が小さく身じろぎをした。
焦「起きれるか?」
『ん・・・・』
焦凍から離れて起き上った恋歌は目が全く開いていない。
焦凍も起き上って頭がかくんとなっている恋歌に”もう少しなら寝れるぞ”と伝えたが、恋歌は首を振って起きると言った。
『私も行く・・・』
焦「??
走りにか?」
着替える為に布団から出た焦凍の背中をまだ半分ぐらいしか開いていない目で見つめ、恋歌も布団から出て立ち上がる。
『ちょっと眠気覚ましに走る・・・』
焦「わかった
後で迎えに行く」
ふらっと出ていく恋歌を見送って、運動のしやすい恰好に着替えた。
案の定相澤からは到着時間に迎えに行くと連絡が返ってきた。
それにお礼の返信をすると、焦凍からも返信が返ってきた為内容を確認すると、帰ってきて寝る準備ができたら何時になってもいいから部屋に来てほしいという内容だった。
『(これ終電だからかなり遅い時間になると思うんだけど・・・)』
眠気に弱い焦凍であれば寮に着いて、寝る準備も済ました後の時間は確実に寝てしまっているだろうと予想できる。
しかし、それを伝えても寝てたらいけないから鍵を開けておくという微妙に会話が成り立っていない返事が返ってきた。
『(まぁいいか)』
寝ていれば顔だけ出して自分の部屋に戻ればいいと思い、了解の旨を送り最寄駅まで眠るために静かに目を閉じた。
雄英高校の最寄駅に到着し、相澤と合流した後寮まで送ってもらった時既に日付は変わっており、寮内は誰も起きている気配はなかった。
『(絶対寝てると思うんだけどなぁ・・・)』
入浴も済ませいつもの部屋着に着替えた恋歌は、約束した通り焦凍の部屋に来たが時間は深夜。
こんな時間まで起きている焦凍を見た事がないと思いつつ、遅い時間なので一応控えめにノックをしてみる。
『(起きるわけないか)』
ノックしてからしばらく待ってみたが、中で人が動く気配はない。
小さく”お邪魔します”と言いながら扉を開けると、焦凍は布団の中で静かに眠っていた。
起こさないようにそっと扉を閉めて、布団の横に座り寝顔を眺めてみる。
『(寝てる顔可愛い・・・)』
そういえば寝顔を見るのは初めてだなと思いながら、頭を撫でてやる。
『ただいま
おやすみ』
あまり長居して起こしてしまってはいけないと立ち上がろうとしたとき、ぶーぶーとバイブ音が鳴った。
『(え!?私!?)』
焦「・・・・・ん、うるせ」
慌てて携帯を確認したが自分の携帯が鳴ったわけではないとほっとしていると、眠そうな目を開けた焦凍と目が合った。
いまだに振動をしている携帯を止め、少し横にずれて布団を捲ってきた。
焦「寝るぞ」
『え?』
焦「いいから」
ぐい、っと腕を引かれて布団に入れてきて、抱き込むように腕を回される。
焦「おかえり」
『うん、ただいま』
くあ、と小さくあくびをする焦凍はそれだけを言うとまた眠りに入ってしまった。
『(もしかして予想でアラームセットしててくれたのかな?)』
夜が苦手なくせにどうにかして待っていようと考えてくれた事が嬉しくて、ありがとうの意味も込めて背中に手を回した。
焦「お」
早朝の走り込みをするために起きる時間に鳴ったアラームで、ぱち、っと目を開けた焦凍は腕の中にいる恋歌に一瞬驚いたが、若干記憶のある深夜の事を思い出し取り敢えずアラームを止めた。
焦「恋歌、俺走りに行くけど寝てるか?」
帰ってきたのが遅い時間なのはわかっている為、起こすのもどうかと思ったが起きたときに誰もいないのもどうかと思い一応声をかけてみる。
『んー?』
焦「どうする?」
寝ぼけているのか擦り寄ってくる恋歌の頭を撫でながら、返答が返ってくるのを待つ。
『・・・・』
焦「・・・ん?」
いつもならしばらくたてば目を覚ますはずなのに返答は返ってこない。
焦「(寝てる・・・)」
少し身体を引いて顔を見ればすやすやと眠っていた。
焦「(・・・珍しいな)」
一度起こして起きなかったことがない為、どうしようかと考えながら背中をゆっくりぽんぽんと叩いていると、恋歌が小さく身じろぎをした。
焦「起きれるか?」
『ん・・・・』
焦凍から離れて起き上った恋歌は目が全く開いていない。
焦凍も起き上って頭がかくんとなっている恋歌に”もう少しなら寝れるぞ”と伝えたが、恋歌は首を振って起きると言った。
『私も行く・・・』
焦「??
走りにか?」
着替える為に布団から出た焦凍の背中をまだ半分ぐらいしか開いていない目で見つめ、恋歌も布団から出て立ち上がる。
『ちょっと眠気覚ましに走る・・・』
焦「わかった
後で迎えに行く」
ふらっと出ていく恋歌を見送って、運動のしやすい恰好に着替えた。