21話
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作戦決行日。
お昼から取引をするらしく、朝から準備でばたばたするサイドキック達に手伝えることを手伝わせてもらいながら突入時間に差し掛かる。
場所はいかにもな倉庫がたくさんある場所。
フ「ほな、頼りにしてるで」
『はい
ファットも』
警察もたくさん控えているらしいが、ファットガムと恋歌が最初に突入するのでどこかで待機中らしい。
フ「派手に行くで!!」
閉まっているシャッターを大きく振りかぶって破壊し、中にいた男たちは何事かと慌てはじめる。
「こ、こいつファットガム!?」
「バレてやがったか!」
フ「おとなしく捕まった方が怪我せんで済むで!!」
がんがん一人で突っ込んでいくファットガムに自分は必要だったのかなと思ったが、人数が思っていたよりも多い。
『(これも勉強だね)』
遠くからファットガムに攻撃を仕掛けようとしている男たち目掛けて鉛を抜刀で飛ばした。
「「「いってぇ!!」」」
貫通するぐらいの強さで放った鉛はまともに食らった者は痛みで武器を落としたり、足に当たったものは崩れ落ちたりしている。
『(実践では最初の一発目には使えるかな)』
仮免試験では力加減も考えなければならなかった事や、ギャングオルカに助言を貰った事もあったので、実戦で一度使ってみたのだが最初は使えるなと思える威力だった。
「あいつか!!」
最初しか使えないと思ったのは次はギャングオルカが言ったように鉛を投げる動作ができないから。
『(ま、大人数相手なら最初の数人減らせれるだけでもいい方だよね)』
ファットガムが崩していった瓦礫を飛び移りながら、襲ってくる男たちを確実に一人ずつ倒していく。
作戦の中に引付もあったので、どこからか男たちが応援にやってきてしまい数はなかなか減らないがファットガムがめちゃくちゃに暴れているので恋歌の負担はそうでもなかった。
個性も厄介なのが何人かいたが、何とか対処できるレベルだったしこれなら雄英の生徒たちの方が強いんじゃないかと思えるぐらいだった。
どのぐらいの時間が経ったのかわからないが、恋歌に向かってきていた男たちはほぼ警察に捕獲された。
もう終わりかな、と思っていると倉庫の奥の方でかなり大きな音が聞こえ、驚いて一瞬体が固まったがファットガムに何かあったのではと後を警察に任せて音のした方に走る。
フ「あー!!
もうおとなしく捕まっとけや!!」
「はっ、そんな簡単に捕まるわけないやろ」
音のした場所にたどり着くと、そこにはファットガムと男が一人いて交戦中のようだった。
男の後ろにある倉庫がいくつか破壊されているので、先ほどの大きな音はこれかと理解できる。
『ファット』
フ「あ、ええとこに!!
もうあっちは終わったん?」
『はい、あとこの人で終わりだと思いますよ』
フ「はやっ
あいつちょこまか動きよって空まで飛びよんねん」
たしかに男には背中に蝙蝠のような翼が生えており、空を飛べると言われてもなんの不思議もない。
恋歌はそんなことよりも気になっている事があるのだが、今それを聞いていい雰囲気なのかわからないので取り敢えず目の前の男を捕らえる事に集中する。
『まぁ・・・空を飛ぶというのなら』
一歩だけファットガムの前に出て柄に手をかけ構えをとる。
翼に向かって抜刀し、切り落とすつもりで力を入れたのだが、ぎりぎりのところで避けられ後ろの壁がすぱっと切れた。
「っぶな・・・
なんやねん今の!!」
フ「いやいや、俺も意味わからん!
なにそれ!」
『今の避けるんですね・・・』
「はっ、俺は超音波で攻撃が来る一瞬前に察知して避ける事ができるんや!
その程度なら避けられるで!!」
あまり強い個性ではなさそうなのにファットガムが苦戦した理由は攻撃が当たらないからかと納得した。
『けど、その反応速度にも限界ありますよね』
「は?」
『危ないって言葉はすべての攻撃を避けれる人は使いません』
にこっと笑った恋歌にぞっとした男は翼を広げて、ファットガムが破壊した天井から逃げようとする。
フ「あ!逃げよった!」
『逃がしませんよ』
男に向かって抜刀した後、すぐに瓦礫を使って間合いを詰めに行く。
それをぎりぎりのところで躱し切った男は、ほっと息を吐くと目の前に急に恋歌が現れた。
そして抜いた刀を少し後ろに下げ、翼目掛けて数えきれないほどの突きで攻撃をした。
フ「おお・・・」
突きは空中だったこともあり一瞬だったが、翼を飛べなくするには十分だったようで、恋歌と一緒に地面に落ちていく。
『よっ、』
地面に落ちる前に何をされたかわかっていない放心状態の男の背に乗り、恋歌は無事に着地したが男は恋歌の重さが乗った状態で腹から地面にたたきつけられ耐えきれず気絶していた。
『これで終わりですか?』
フ「ん、ああ
そうやな
一応他にも誰かおらんか確認しておらんかったら終わりで」
『わかりました』
フ「(よーわからん子や・・・)」
お昼から取引をするらしく、朝から準備でばたばたするサイドキック達に手伝えることを手伝わせてもらいながら突入時間に差し掛かる。
場所はいかにもな倉庫がたくさんある場所。
フ「ほな、頼りにしてるで」
『はい
ファットも』
警察もたくさん控えているらしいが、ファットガムと恋歌が最初に突入するのでどこかで待機中らしい。
フ「派手に行くで!!」
閉まっているシャッターを大きく振りかぶって破壊し、中にいた男たちは何事かと慌てはじめる。
「こ、こいつファットガム!?」
「バレてやがったか!」
フ「おとなしく捕まった方が怪我せんで済むで!!」
がんがん一人で突っ込んでいくファットガムに自分は必要だったのかなと思ったが、人数が思っていたよりも多い。
『(これも勉強だね)』
遠くからファットガムに攻撃を仕掛けようとしている男たち目掛けて鉛を抜刀で飛ばした。
「「「いってぇ!!」」」
貫通するぐらいの強さで放った鉛はまともに食らった者は痛みで武器を落としたり、足に当たったものは崩れ落ちたりしている。
『(実践では最初の一発目には使えるかな)』
仮免試験では力加減も考えなければならなかった事や、ギャングオルカに助言を貰った事もあったので、実戦で一度使ってみたのだが最初は使えるなと思える威力だった。
「あいつか!!」
最初しか使えないと思ったのは次はギャングオルカが言ったように鉛を投げる動作ができないから。
『(ま、大人数相手なら最初の数人減らせれるだけでもいい方だよね)』
ファットガムが崩していった瓦礫を飛び移りながら、襲ってくる男たちを確実に一人ずつ倒していく。
作戦の中に引付もあったので、どこからか男たちが応援にやってきてしまい数はなかなか減らないがファットガムがめちゃくちゃに暴れているので恋歌の負担はそうでもなかった。
個性も厄介なのが何人かいたが、何とか対処できるレベルだったしこれなら雄英の生徒たちの方が強いんじゃないかと思えるぐらいだった。
どのぐらいの時間が経ったのかわからないが、恋歌に向かってきていた男たちはほぼ警察に捕獲された。
もう終わりかな、と思っていると倉庫の奥の方でかなり大きな音が聞こえ、驚いて一瞬体が固まったがファットガムに何かあったのではと後を警察に任せて音のした方に走る。
フ「あー!!
もうおとなしく捕まっとけや!!」
「はっ、そんな簡単に捕まるわけないやろ」
音のした場所にたどり着くと、そこにはファットガムと男が一人いて交戦中のようだった。
男の後ろにある倉庫がいくつか破壊されているので、先ほどの大きな音はこれかと理解できる。
『ファット』
フ「あ、ええとこに!!
もうあっちは終わったん?」
『はい、あとこの人で終わりだと思いますよ』
フ「はやっ
あいつちょこまか動きよって空まで飛びよんねん」
たしかに男には背中に蝙蝠のような翼が生えており、空を飛べると言われてもなんの不思議もない。
恋歌はそんなことよりも気になっている事があるのだが、今それを聞いていい雰囲気なのかわからないので取り敢えず目の前の男を捕らえる事に集中する。
『まぁ・・・空を飛ぶというのなら』
一歩だけファットガムの前に出て柄に手をかけ構えをとる。
翼に向かって抜刀し、切り落とすつもりで力を入れたのだが、ぎりぎりのところで避けられ後ろの壁がすぱっと切れた。
「っぶな・・・
なんやねん今の!!」
フ「いやいや、俺も意味わからん!
なにそれ!」
『今の避けるんですね・・・』
「はっ、俺は超音波で攻撃が来る一瞬前に察知して避ける事ができるんや!
その程度なら避けられるで!!」
あまり強い個性ではなさそうなのにファットガムが苦戦した理由は攻撃が当たらないからかと納得した。
『けど、その反応速度にも限界ありますよね』
「は?」
『危ないって言葉はすべての攻撃を避けれる人は使いません』
にこっと笑った恋歌にぞっとした男は翼を広げて、ファットガムが破壊した天井から逃げようとする。
フ「あ!逃げよった!」
『逃がしませんよ』
男に向かって抜刀した後、すぐに瓦礫を使って間合いを詰めに行く。
それをぎりぎりのところで躱し切った男は、ほっと息を吐くと目の前に急に恋歌が現れた。
そして抜いた刀を少し後ろに下げ、翼目掛けて数えきれないほどの突きで攻撃をした。
フ「おお・・・」
突きは空中だったこともあり一瞬だったが、翼を飛べなくするには十分だったようで、恋歌と一緒に地面に落ちていく。
『よっ、』
地面に落ちる前に何をされたかわかっていない放心状態の男の背に乗り、恋歌は無事に着地したが男は恋歌の重さが乗った状態で腹から地面にたたきつけられ耐えきれず気絶していた。
『これで終わりですか?』
フ「ん、ああ
そうやな
一応他にも誰かおらんか確認しておらんかったら終わりで」
『わかりました』
フ「(よーわからん子や・・・)」