21話
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新学期が始まってから、緑谷が通形に連れられサー・ナイトアイの事務所にインターンへ。
その他も何人かインターンに行く事が決まっている。
そして、焦凍と爆豪は日曜には仮免講習を受けに行っている。
ぼろぼろで怪我をして帰ってくるが、勉強になる事がたくさんあるらしい。
ギャングオルカからも毎週講習の様子を教えてもらったりと、新学期はばたばたと忙しい日が続く。
そんな中恋歌も数日学校を開ける事になった。
相「悪いな」
『兄さんの頼みだし別にいいよ』
相澤の知り合いのプロヒーローから、恋歌の個性で協力してほしい事があると言われたらしい。
恋歌はプロヒーローではないので、断りたかったら断ってもいいと言われたが相澤の知り合いということで断る理由はなく行くと言ったのだ。
場所は関西で治安が少し心配とのことだったので、現地に到着したら完全武装をするようにと相澤から言われている。
『(ちょっと過保護なのが上がった気がする・・・)』
先日喧嘩してから何が心配だとかはちゃんと伝え、これをするときは武器を持てだのいつも武器を持たせるようになった。
関西に向かう電車の中で出発前に武器とコスチュームだけはちゃんと持ったかを確認してきた相澤を思い出し、笑いが込み上げてくる。
関西ではサンイーターこと天喰がファットガムの元でインターンを行っている。
そして今回切島ことレッドライオットもファットガムの元でインターンに来ていた。
ファットガム、天喰、切島はパトロールと人を迎えに行くために駅に向かって歩いていた。
切「誰を迎えに行くんすか?」
フ「昔の知り合いの妹さんや!
ちょっと個性で協力してほしい事があってな、わざわざ来てもらってん」
切「へぇー、それってどんな個性の・・・」
「ファットー!!」
わざわざ協力要請を出されてまで来る個性とはどんなものなのだろうかと聞こうと思ったが、遠くから聞こえてきた市民の声に振り返る。
フ「どないしたんや」
「実はな、駅前に武器ぎょーさん持った変な子がうろうろしとんねや」
フ「なんやて!?
わかったすぐ行く
二人とも行くで!」
切「うす!
(ん?でも武器いっぱい持ってて誰かの妹って・・・まさかな)」
ふと自分のクラスの副担任が思い浮かんだが、まさか関西にいるわけはないと頭から消してファットガムの背中を追いかける。
『(んー・・・・困った・・・)』
駅についた恋歌は相澤に連絡がつかず駅で立ち往生をしているところだった。
協力要請を出してきたヒーローの名前は教えてもらっているし、検索すれば外見も出てくるのだが似たような人がいないのだ。
迎えに来てくれるとは聞いているが、到着して既に30分は経過している。
このまま事務所に向かった方がいいのか聞こうと相澤に連絡したのだが、繋がらない。
普通のスーツを着てコスチュームの入ったケースを手に持って、刀を8本とも背に背負っている為じろじろといろんな人から見られている。
『(はぁ・・・)』
安請け合いするもんじゃないな、と思い携帯を見ているとどかどかと大きな足音が近づいてきた。
フ「あ、あんたか!!」
『(あ、あの人か)』
先ほどまで待っていた人がやっとあらわれてほっとしたが、雰囲気が迎えに来たというよりは不審者を捕らえようとしてくる感じだ。
『??』
目の前まできたファットガムに見下ろされ、ぐいっと顔を近づけられる。
フ「お嬢さん、あんたそんなにぎょーさん武器持ってなにを・・・」
切「あ、やっぱ恋歌先生じゃん」
『切島君・・・』
ひょこ、とファットガムの後ろから見知った顔が2つでてきた。
フ「なんや、知り合いか」
天「この人はミリオの憧れの人・・・
怪しい人じゃない」
切「そうっすよ
俺たちのクラスの副担任っす」
フ「せ、先生!?」
『はい』
大げさにのけぞるリアクションをして、じろじろと恋歌の顔を見てくる。
『ファットガムさんですよね』
フ「お、なんや雄英の先生にも有名なんは嬉しいなぁ
でもその雄英の先生がなんでこんなとこにおんねや?」
『??
いえ、今回要請を頂いたので来たんですけど・・・』
フ「ん?要請?」
話がかみ合わない二人は目を合わせて首を傾げる。
そこにちょうどいいタイミングで相澤から電話がかかってきた。
『もしもし?
一応聞きたいことは解決したけど、ヒーローの名前ってファットガムさんだよね?
なんか会話かみ合わなくって・・・
あ、わかった』
持っていた携帯をファットガムに差し出して、出てもらえますか?と言うと恋歌の携帯を耳に当てる。
フ「お、イレイザー久しぶりやな!
ん?は!?
全く似てないやんけ!!こない別嬪さんなんやったら先言うとけやー
びびるわー
わかった、わかった
ほんじゃあな」
通話を終了した携帯を恋歌に返すと、すまんかったなぁとファットガムが謝ってきた。
フ「イレイザーの妹って聞いとったから、もっとどよーんとした子が来るかと・・・」
『はぁ・・・』
ほな行こか、と言ってくるファットガムに続いて、先ずはファットガムの事務所に向かって歩き出す。
その他も何人かインターンに行く事が決まっている。
そして、焦凍と爆豪は日曜には仮免講習を受けに行っている。
ぼろぼろで怪我をして帰ってくるが、勉強になる事がたくさんあるらしい。
ギャングオルカからも毎週講習の様子を教えてもらったりと、新学期はばたばたと忙しい日が続く。
そんな中恋歌も数日学校を開ける事になった。
相「悪いな」
『兄さんの頼みだし別にいいよ』
相澤の知り合いのプロヒーローから、恋歌の個性で協力してほしい事があると言われたらしい。
恋歌はプロヒーローではないので、断りたかったら断ってもいいと言われたが相澤の知り合いということで断る理由はなく行くと言ったのだ。
場所は関西で治安が少し心配とのことだったので、現地に到着したら完全武装をするようにと相澤から言われている。
『(ちょっと過保護なのが上がった気がする・・・)』
先日喧嘩してから何が心配だとかはちゃんと伝え、これをするときは武器を持てだのいつも武器を持たせるようになった。
関西に向かう電車の中で出発前に武器とコスチュームだけはちゃんと持ったかを確認してきた相澤を思い出し、笑いが込み上げてくる。
関西ではサンイーターこと天喰がファットガムの元でインターンを行っている。
そして今回切島ことレッドライオットもファットガムの元でインターンに来ていた。
ファットガム、天喰、切島はパトロールと人を迎えに行くために駅に向かって歩いていた。
切「誰を迎えに行くんすか?」
フ「昔の知り合いの妹さんや!
ちょっと個性で協力してほしい事があってな、わざわざ来てもらってん」
切「へぇー、それってどんな個性の・・・」
「ファットー!!」
わざわざ協力要請を出されてまで来る個性とはどんなものなのだろうかと聞こうと思ったが、遠くから聞こえてきた市民の声に振り返る。
フ「どないしたんや」
「実はな、駅前に武器ぎょーさん持った変な子がうろうろしとんねや」
フ「なんやて!?
わかったすぐ行く
二人とも行くで!」
切「うす!
(ん?でも武器いっぱい持ってて誰かの妹って・・・まさかな)」
ふと自分のクラスの副担任が思い浮かんだが、まさか関西にいるわけはないと頭から消してファットガムの背中を追いかける。
『(んー・・・・困った・・・)』
駅についた恋歌は相澤に連絡がつかず駅で立ち往生をしているところだった。
協力要請を出してきたヒーローの名前は教えてもらっているし、検索すれば外見も出てくるのだが似たような人がいないのだ。
迎えに来てくれるとは聞いているが、到着して既に30分は経過している。
このまま事務所に向かった方がいいのか聞こうと相澤に連絡したのだが、繋がらない。
普通のスーツを着てコスチュームの入ったケースを手に持って、刀を8本とも背に背負っている為じろじろといろんな人から見られている。
『(はぁ・・・)』
安請け合いするもんじゃないな、と思い携帯を見ているとどかどかと大きな足音が近づいてきた。
フ「あ、あんたか!!」
『(あ、あの人か)』
先ほどまで待っていた人がやっとあらわれてほっとしたが、雰囲気が迎えに来たというよりは不審者を捕らえようとしてくる感じだ。
『??』
目の前まできたファットガムに見下ろされ、ぐいっと顔を近づけられる。
フ「お嬢さん、あんたそんなにぎょーさん武器持ってなにを・・・」
切「あ、やっぱ恋歌先生じゃん」
『切島君・・・』
ひょこ、とファットガムの後ろから見知った顔が2つでてきた。
フ「なんや、知り合いか」
天「この人はミリオの憧れの人・・・
怪しい人じゃない」
切「そうっすよ
俺たちのクラスの副担任っす」
フ「せ、先生!?」
『はい』
大げさにのけぞるリアクションをして、じろじろと恋歌の顔を見てくる。
『ファットガムさんですよね』
フ「お、なんや雄英の先生にも有名なんは嬉しいなぁ
でもその雄英の先生がなんでこんなとこにおんねや?」
『??
いえ、今回要請を頂いたので来たんですけど・・・』
フ「ん?要請?」
話がかみ合わない二人は目を合わせて首を傾げる。
そこにちょうどいいタイミングで相澤から電話がかかってきた。
『もしもし?
一応聞きたいことは解決したけど、ヒーローの名前ってファットガムさんだよね?
なんか会話かみ合わなくって・・・
あ、わかった』
持っていた携帯をファットガムに差し出して、出てもらえますか?と言うと恋歌の携帯を耳に当てる。
フ「お、イレイザー久しぶりやな!
ん?は!?
全く似てないやんけ!!こない別嬪さんなんやったら先言うとけやー
びびるわー
わかった、わかった
ほんじゃあな」
通話を終了した携帯を恋歌に返すと、すまんかったなぁとファットガムが謝ってきた。
フ「イレイザーの妹って聞いとったから、もっとどよーんとした子が来るかと・・・」
『はぁ・・・』
ほな行こか、と言ってくるファットガムに続いて、先ずはファットガムの事務所に向かって歩き出す。