19話
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HRが終わった後に少し話せるかと焦凍が恋歌に連絡をすると、近くにいたようでA組に顔を出してくれた。
『どうしたの?』
焦「相澤先生からなんかの事件の囮するって聞いて」
『ああ、うん
一応学生ばっかり狙ってるみたいだから試しで囮やってみるだけだよ』
焦「武器なしなんだよな?」
『武器なんか持ってたら怪しんできてくれないかもしれないしね』
それがどうしたと不思議そうな顔をしている恋歌は、やはり相澤の心配している内容を完璧には理解していない。
焦「あのな、囮をするって決めたんならそれは止められねぇのはわかってる」
『うん』
焦「ただ、武器だけはなんか持っててほしい
今までの被害が金品だけだったとしても恋歌が襲われる可能性もある」
『うん』
焦「これは俺の我儘だが、その・・・
前にも言ったように知らねぇ奴にあんまり触られてほしくねぇ・・・」
『うん』
焦「だから何でもいい
武器持って行ってほしい・・・」
『わかった』
焦「え?
い、いいのか?」
驚くほどあっさりと武器を持って行くと言った恋歌に、お願いをした焦凍が驚いてしまっている。
『うん、刀1本だけでも剣道するときみたいな袋に入れて持って行くよ
それでいい?』
焦「あ、ああ」
『じゃあそろそろ準備しないといけないから行くね』
焦「気ぃつけてな」
『うん、ありがとう』
じゃあね、と手を振って出て行った恋歌に焦凍とまだ教室に残っていた数人の生徒はぽかんとした顔をしている。
緑「なんか・・・思ったよりあっさりだったね」
焦「俺も驚いてる・・・」
蛙「もしかしたら相澤先生の言い方が悪かったのかもしれないわね」
焦「言い方?」
蛙「ええ
轟ちゃんは恋歌先生に心配だから、他の人に触られて欲しくないから万が一の時の為に武器を持って行ってほしいとちゃんと伝えたでしょう?
もしかしたら相澤先生は何の理由も伝えずに止めておけと言ったんじゃないかしら」
八「なるほど・・・
恋歌先生は心配してくれる人の心を無下にされる方ではありませんものね」
先ほどの恋歌の様子はいつもと変わりなかったように思える。
それでもいつもはしない兄妹喧嘩をしたということは、どちらかに何かの非があったのではという考えに至った。
緑「僕は兄弟いないからよくわからないなぁ・・・」
飯「俺も兄さんとはあまり喧嘩はしたことないし・・・」
焦「俺もだ」
蛙「うちもそんなに喧嘩はしないわねぇ・・・」
あまり参考になりそうな家庭がない。
そもそも歳の離れた兄妹がいない。
緑「でも今日は武器持って行ってくれるってだけでよかったんじゃない?」
麗「それもそうだね
一応は相澤先生安心できるんじゃないかな」
蛙「伝えておいてあげましょ」
相「そう・・・か」
焦「嘘はつかないと思うんで武器は持って行くと思います」
蛙「あまり嬉しそうじゃないわね」
相澤に恋歌が武器を持って行く約束をしてくれたことを代表して焦凍と蛙吹が報告に来たのに、報告を受けた相澤は嬉しそうではない。
プ「気にすんなリスナー
こいつ自分のいう事は聞かなかったのにリスナーのいう事を聞いたのが気に食わねぇだけだからよ」
相「おい、余計な事を言うな」
プレゼントマイクが言ったことは図星だったようで、相澤にすぐさま殴られている。
焦「その話・・・さっきもしてたんですけど・・・」
相「あ?」
蛙「相澤先生、ちゃんと恋歌先生に心配の内容を伝えたかしら?」
相「心配の内容?」
どういうことだ、と言う顔をしている相澤にやっぱりかと焦凍と蛙吹が目を合わす。
蛙「ええ、恋歌先生と相澤先生はいつも仲良しだけれど、伝えたい大事なことはちゃんと言葉にしないと伝わらないわ
それに恋歌先生は心配してくれる人の気持ちを無視するような人じゃないって話してたの
だから今回喧嘩してしまったのは相澤先生の言葉が足りなかったんじゃないかしら」
相澤はそう言われて今朝の言い合いを思い出す。
相「は?囮?」
『うん、最近兄さん毎日パトロール出てまともに寝てないでしょ?
警察の人に話してみたら試しにやってみるのもいいかって言ってもらったの
だから数日は休めると思うよ』
相「お前・・・なんでそんなことした」
『え、だってこれで解決したらそれはそれでいいし兄さんも休めるでしょ』
相「・・・どうして相談しない」
『?
相談?
いつも授業内容以外で相談なんかしないじゃない』
相「お前のそういうところが考えが甘いんだ!!
囮なんてしなくてもそのうち敵は捕まる!!
余計な事をするな!」
『な・・・
何で急にそんな怒鳴られないといけないの!?
眠そうな顔してるから休んでって言ってるだけじゃない!!』
相「それが余計な事だって言ってんだ!!
お前はプロヒーローじゃないんだ!
無理に協力する必要はない!!」
『そんなのわかってるよ!!
けどみんなの力に少しでもなれればと思ってるんじゃない!!』
相「それも余計なお世話だ!!
プロヒーローじゃないお前にそんなことしてもらわなくても結構だ!!」
『そんな言い方ないでしょ!?
どうして今日に限ってそんなこと言うの!』
相「お前こそどうして今回に限ってそんなことをするんだ!!」
『もしかしたら雄英の生徒も狙われるかもしれないじゃない!!
A組の子が狙われたら嫌だからだよ!!』
相「今は寮生活だ!!
そんな簡単に狙われる状況にはならん!!」
『兄さんがこんなわからずやだと思わなかった!!
もういい!!勝手にする!!
兄さんなんか・・・大っ嫌い!!』
『どうしたの?』
焦「相澤先生からなんかの事件の囮するって聞いて」
『ああ、うん
一応学生ばっかり狙ってるみたいだから試しで囮やってみるだけだよ』
焦「武器なしなんだよな?」
『武器なんか持ってたら怪しんできてくれないかもしれないしね』
それがどうしたと不思議そうな顔をしている恋歌は、やはり相澤の心配している内容を完璧には理解していない。
焦「あのな、囮をするって決めたんならそれは止められねぇのはわかってる」
『うん』
焦「ただ、武器だけはなんか持っててほしい
今までの被害が金品だけだったとしても恋歌が襲われる可能性もある」
『うん』
焦「これは俺の我儘だが、その・・・
前にも言ったように知らねぇ奴にあんまり触られてほしくねぇ・・・」
『うん』
焦「だから何でもいい
武器持って行ってほしい・・・」
『わかった』
焦「え?
い、いいのか?」
驚くほどあっさりと武器を持って行くと言った恋歌に、お願いをした焦凍が驚いてしまっている。
『うん、刀1本だけでも剣道するときみたいな袋に入れて持って行くよ
それでいい?』
焦「あ、ああ」
『じゃあそろそろ準備しないといけないから行くね』
焦「気ぃつけてな」
『うん、ありがとう』
じゃあね、と手を振って出て行った恋歌に焦凍とまだ教室に残っていた数人の生徒はぽかんとした顔をしている。
緑「なんか・・・思ったよりあっさりだったね」
焦「俺も驚いてる・・・」
蛙「もしかしたら相澤先生の言い方が悪かったのかもしれないわね」
焦「言い方?」
蛙「ええ
轟ちゃんは恋歌先生に心配だから、他の人に触られて欲しくないから万が一の時の為に武器を持って行ってほしいとちゃんと伝えたでしょう?
もしかしたら相澤先生は何の理由も伝えずに止めておけと言ったんじゃないかしら」
八「なるほど・・・
恋歌先生は心配してくれる人の心を無下にされる方ではありませんものね」
先ほどの恋歌の様子はいつもと変わりなかったように思える。
それでもいつもはしない兄妹喧嘩をしたということは、どちらかに何かの非があったのではという考えに至った。
緑「僕は兄弟いないからよくわからないなぁ・・・」
飯「俺も兄さんとはあまり喧嘩はしたことないし・・・」
焦「俺もだ」
蛙「うちもそんなに喧嘩はしないわねぇ・・・」
あまり参考になりそうな家庭がない。
そもそも歳の離れた兄妹がいない。
緑「でも今日は武器持って行ってくれるってだけでよかったんじゃない?」
麗「それもそうだね
一応は相澤先生安心できるんじゃないかな」
蛙「伝えておいてあげましょ」
相「そう・・・か」
焦「嘘はつかないと思うんで武器は持って行くと思います」
蛙「あまり嬉しそうじゃないわね」
相澤に恋歌が武器を持って行く約束をしてくれたことを代表して焦凍と蛙吹が報告に来たのに、報告を受けた相澤は嬉しそうではない。
プ「気にすんなリスナー
こいつ自分のいう事は聞かなかったのにリスナーのいう事を聞いたのが気に食わねぇだけだからよ」
相「おい、余計な事を言うな」
プレゼントマイクが言ったことは図星だったようで、相澤にすぐさま殴られている。
焦「その話・・・さっきもしてたんですけど・・・」
相「あ?」
蛙「相澤先生、ちゃんと恋歌先生に心配の内容を伝えたかしら?」
相「心配の内容?」
どういうことだ、と言う顔をしている相澤にやっぱりかと焦凍と蛙吹が目を合わす。
蛙「ええ、恋歌先生と相澤先生はいつも仲良しだけれど、伝えたい大事なことはちゃんと言葉にしないと伝わらないわ
それに恋歌先生は心配してくれる人の気持ちを無視するような人じゃないって話してたの
だから今回喧嘩してしまったのは相澤先生の言葉が足りなかったんじゃないかしら」
相澤はそう言われて今朝の言い合いを思い出す。
相「は?囮?」
『うん、最近兄さん毎日パトロール出てまともに寝てないでしょ?
警察の人に話してみたら試しにやってみるのもいいかって言ってもらったの
だから数日は休めると思うよ』
相「お前・・・なんでそんなことした」
『え、だってこれで解決したらそれはそれでいいし兄さんも休めるでしょ』
相「・・・どうして相談しない」
『?
相談?
いつも授業内容以外で相談なんかしないじゃない』
相「お前のそういうところが考えが甘いんだ!!
囮なんてしなくてもそのうち敵は捕まる!!
余計な事をするな!」
『な・・・
何で急にそんな怒鳴られないといけないの!?
眠そうな顔してるから休んでって言ってるだけじゃない!!』
相「それが余計な事だって言ってんだ!!
お前はプロヒーローじゃないんだ!
無理に協力する必要はない!!」
『そんなのわかってるよ!!
けどみんなの力に少しでもなれればと思ってるんじゃない!!』
相「それも余計なお世話だ!!
プロヒーローじゃないお前にそんなことしてもらわなくても結構だ!!」
『そんな言い方ないでしょ!?
どうして今日に限ってそんなこと言うの!』
相「お前こそどうして今回に限ってそんなことをするんだ!!」
『もしかしたら雄英の生徒も狙われるかもしれないじゃない!!
A組の子が狙われたら嫌だからだよ!!』
相「今は寮生活だ!!
そんな簡単に狙われる状況にはならん!!」
『兄さんがこんなわからずやだと思わなかった!!
もういい!!勝手にする!!
兄さんなんか・・・大っ嫌い!!』