19話
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職員室から相澤が出ていき、HRを行っているとき誰もが相澤の顔色が死にそうなほど悪い事を心配した。
相「以上だ
何か質問は?」
いつも通りに終わらせようとする相澤が、聞きたいことはないかと言うので代表して蛙吹が挙手をする。
蛙「相澤先生いつもより顔色が悪いわ
どうかしたの?」
相「・・・・なんでもない」
芦「何でもない事ないですよ
死にそうな顔してますよ?」
いつも覇気があるかと言われれば、相澤はそんなにテンションが高い方ではないが今日はいくらなんでも元気がなさすぎる。
絶対になにかあったはずだと確信をもった生徒たちの目に相澤はめんどくさそうにため息をついて口を開いた。
相「・・・恋歌と喧嘩しただけだ」
「「「ええ!?」」」
いつも仲良さそうで、何かあってもどちらかが折れたりして喧嘩をしているところなど見たことがない生徒たちは驚きで声を上げてしまう。
八「ちなみに喧嘩の内容はなんですの?」
相「ん?あー・・・」
興味津々な生徒たちに喧嘩した原因である内容をかいつまんで話す。
内容的にはどちらも主張したいことはわかるので、なんとも言い難い。
けど、ひとつ喧嘩の内容より気になる事がある。
上「相澤先生ダメージ受け過ぎじゃね?」
相「あ?」
いつも疲れたような顔をしているが、今は死にそうな顔をしている。
それは今日の朝からなので恋歌と喧嘩したからだと理由はわかった。
だが、恋歌の方はそれほどダメージを受けているようには見えなかったように思える。
相「まぁ・・・喧嘩なんざ久しぶりにしたからな・・・」
蛙「相澤先生は恋歌先生のこと大切にしてるものね」
相「それなりにな・・・
考えても見ろ
お前らの歳の時に幼稚園児の妹がいるんだぞ?
可愛いがるだろ・・・」
相当ダメージがでかいのか、教卓にごん、と頭をぶつける。
麗「たしかにそれは可愛がっちゃうかも・・・」
飯「たしかに俺も兄さんに可愛がられていたな・・・」
相「しかも恋歌の個性最初に使ってもらったのは俺なんだ・・・
あいつの個性は相手に抱きついて個性を発動したいと思わなきゃ発動しない
そのせいか個性がいつ発現したか正確な日はわからない
あいつが4歳になる直前、雄英に入る前にいろいろ悩んでいた俺を慰めようとしたのかちっさい体で抱き着いてきて、何にもわからないくせにがんばれって言うんだ
それが恋歌が初めて個性を使った瞬間だった
そんなの・・・可愛くないわけないだろ・・・」
「「「・・・・」」」
成人した兄妹にしては少々過保護なのではと思ってしまうが、何でも知らない間に何かをしてしまっている恋歌ならば心配なのも納得だろう。
中学の時は変な輩に狙われていたと聞いたし、知らない間にエンデヴァーに勝負を申し込んで、高校生活も決して順風満帆というわけでもなく、神野で敵に攫われ、サイドキックの話が殺到し、挙句先日のお見合い騒ぎ。
(((そりゃあ心配にもなるか)))
生徒たちが知っている内容でこれだけ心配する内容があるのだ。
生まれたときから恋歌の傍にいる相澤はもっと大変な思いをしているに違いない。
相「俺だって囮じゃなけりゃ何も言わなかった
恋歌に実力があるのも知ってるし、武器有りなら問題ないんだ・・・」
(((ああ、そうか)))
今回は学生役での囮。
武器は持っていない状態での囮になるのが相澤は心配なのだ。
しかしそれを言ったところで周りにはプロヒーローがたくさんいるから大丈夫だと譲らない。
蛙「難しい問題ね」
緑「ちなみに恋歌先生はいつから囮をするんですか?」
相「・・・・今日からだ」
「「「今日!?」」」
相「・・・はぁ」
重苦しいため息をつく相澤に同情が生まれる。
何とかできればと思うが相手はあの恋歌。
相澤の言葉で聞かないとなると・・・
緑「轟君、一度恋歌先生に話してみたら?」
焦「俺がか?」
飯「いいかもしれないな」
焦「別にいいけど・・・
たぶん俺の話も聞かねぇと思う・・・」
一度決めてしまったら頑固なのは知っている。
切「まぁおめーも恋歌先生が囮ってのは危ねぇってのはわかんだろ
心配だからって一回止めてみたらどうよ」
相「そうだな
轟の言葉なら聞くかもしれん
頼んだ」
焦「・・・あまり期待しないでください」
相「以上だ
何か質問は?」
いつも通りに終わらせようとする相澤が、聞きたいことはないかと言うので代表して蛙吹が挙手をする。
蛙「相澤先生いつもより顔色が悪いわ
どうかしたの?」
相「・・・・なんでもない」
芦「何でもない事ないですよ
死にそうな顔してますよ?」
いつも覇気があるかと言われれば、相澤はそんなにテンションが高い方ではないが今日はいくらなんでも元気がなさすぎる。
絶対になにかあったはずだと確信をもった生徒たちの目に相澤はめんどくさそうにため息をついて口を開いた。
相「・・・恋歌と喧嘩しただけだ」
「「「ええ!?」」」
いつも仲良さそうで、何かあってもどちらかが折れたりして喧嘩をしているところなど見たことがない生徒たちは驚きで声を上げてしまう。
八「ちなみに喧嘩の内容はなんですの?」
相「ん?あー・・・」
興味津々な生徒たちに喧嘩した原因である内容をかいつまんで話す。
内容的にはどちらも主張したいことはわかるので、なんとも言い難い。
けど、ひとつ喧嘩の内容より気になる事がある。
上「相澤先生ダメージ受け過ぎじゃね?」
相「あ?」
いつも疲れたような顔をしているが、今は死にそうな顔をしている。
それは今日の朝からなので恋歌と喧嘩したからだと理由はわかった。
だが、恋歌の方はそれほどダメージを受けているようには見えなかったように思える。
相「まぁ・・・喧嘩なんざ久しぶりにしたからな・・・」
蛙「相澤先生は恋歌先生のこと大切にしてるものね」
相「それなりにな・・・
考えても見ろ
お前らの歳の時に幼稚園児の妹がいるんだぞ?
可愛いがるだろ・・・」
相当ダメージがでかいのか、教卓にごん、と頭をぶつける。
麗「たしかにそれは可愛がっちゃうかも・・・」
飯「たしかに俺も兄さんに可愛がられていたな・・・」
相「しかも恋歌の個性最初に使ってもらったのは俺なんだ・・・
あいつの個性は相手に抱きついて個性を発動したいと思わなきゃ発動しない
そのせいか個性がいつ発現したか正確な日はわからない
あいつが4歳になる直前、雄英に入る前にいろいろ悩んでいた俺を慰めようとしたのかちっさい体で抱き着いてきて、何にもわからないくせにがんばれって言うんだ
それが恋歌が初めて個性を使った瞬間だった
そんなの・・・可愛くないわけないだろ・・・」
「「「・・・・」」」
成人した兄妹にしては少々過保護なのではと思ってしまうが、何でも知らない間に何かをしてしまっている恋歌ならば心配なのも納得だろう。
中学の時は変な輩に狙われていたと聞いたし、知らない間にエンデヴァーに勝負を申し込んで、高校生活も決して順風満帆というわけでもなく、神野で敵に攫われ、サイドキックの話が殺到し、挙句先日のお見合い騒ぎ。
(((そりゃあ心配にもなるか)))
生徒たちが知っている内容でこれだけ心配する内容があるのだ。
生まれたときから恋歌の傍にいる相澤はもっと大変な思いをしているに違いない。
相「俺だって囮じゃなけりゃ何も言わなかった
恋歌に実力があるのも知ってるし、武器有りなら問題ないんだ・・・」
(((ああ、そうか)))
今回は学生役での囮。
武器は持っていない状態での囮になるのが相澤は心配なのだ。
しかしそれを言ったところで周りにはプロヒーローがたくさんいるから大丈夫だと譲らない。
蛙「難しい問題ね」
緑「ちなみに恋歌先生はいつから囮をするんですか?」
相「・・・・今日からだ」
「「「今日!?」」」
相「・・・はぁ」
重苦しいため息をつく相澤に同情が生まれる。
何とかできればと思うが相手はあの恋歌。
相澤の言葉で聞かないとなると・・・
緑「轟君、一度恋歌先生に話してみたら?」
焦「俺がか?」
飯「いいかもしれないな」
焦「別にいいけど・・・
たぶん俺の話も聞かねぇと思う・・・」
一度決めてしまったら頑固なのは知っている。
切「まぁおめーも恋歌先生が囮ってのは危ねぇってのはわかんだろ
心配だからって一回止めてみたらどうよ」
相「そうだな
轟の言葉なら聞くかもしれん
頼んだ」
焦「・・・あまり期待しないでください」