2話
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そして1/11。
焦凍の誕生日である。
待ち合わせ場所はいつもの公園。
誕生日プレゼントも一応買ってある。
いつも通り走って公園に行けば、いつも通りぼーっと空を見ている焦凍がベンチに座っていた。
『焦凍君』
焦「恋歌
お疲れ様」
恋歌が視界に入ると自分の座っている横をぽんぽんと叩く。
横に座れということなので素直に横に座る。
『焦凍君
誕生日おめでとう』
焦「ありがとう」
『い、一応ねプレゼント持ってきたの』
焦「いらねぇって言ったのに・・・」
『いらなかったら捨ててくれていいし、取り敢えず何か渡したかったっていうか・・・
これどうぞ』
おずおずと小さな紙袋を渡す。
受け取った焦凍はお礼を言い、梱包を解いていく。
焦「これ・・・」
『好みにあうかわからなかったんだけど、耐熱耐冷だから、その、個性使っても邪魔にならないかなって、思って・・・』
恋歌が焦凍に渡したのは皮のブレスレット。
何の変哲もないシンプルなデザインのものである。
焦「いや、毎日つける
ありがとな」
早速つけてくれている焦凍にほっとした恋歌。
焦「恋歌もつけてくれてるんだろ?」
『う、うん・・・///』
今はマフラーに隠れて見えていないが貰った日から毎日つけている。
恋歌の返事に満足そうに笑う焦凍の笑顔に心拍数が少し上がったのは内緒だ。
そこからはいつも通り他愛のない話をする。
少し変わった事と言えばいつもは焦凍が一方的に恋歌の手を触っていただけのものが、無理やり恋人繋ぎにされたことだ。
最初は驚いていた恋歌だったが、焦凍に離す気が全くないとわかり離してもらうのは諦めた。
焦「そういえば雄英に入学したら恋歌のことは相澤先生って呼ばないといけねぇのか?」
『うーん、兄も雄英にいるからみんなは私のことは恋歌先生って呼んでくれてる
ややこしいからね』
焦「呼びにくいな」
『特別扱いはしませんよ?』
焦「生徒としての特別扱いはいらねぇよ
付き合ったら特別扱いしてくれ」
『・・・・この天然め///』
そうこうしているうちに焦凍の帰る時間になる。
焦「ん」
恒例とばかりに焦凍が両手を広げて待っている。
しかし告白されたためいつもより抱きしめにくい。
なかなか抱きついてこない恋歌にしびれをきらした焦凍が恋歌の腕を引っ張って自分に抱きつかせる。
焦「いつもやってんだろ?」
『そ、そうだけど・・・
やりいくいっていうか、心の準備がいるっていうか・・・』
焦凍に抱きしめられながらもごもごと何か言っているが、焦凍の”嫌なのか?”という言葉に嫌じゃないよと返せばじゃあいいだろと抱きしめる力を強めた。
『(なんかいつもこのパターンのような・・・)』
流されている感じがするが、嫌ではないことは事実で反論ができないので黙っていることにした。
焦凍の誕生日である。
待ち合わせ場所はいつもの公園。
誕生日プレゼントも一応買ってある。
いつも通り走って公園に行けば、いつも通りぼーっと空を見ている焦凍がベンチに座っていた。
『焦凍君』
焦「恋歌
お疲れ様」
恋歌が視界に入ると自分の座っている横をぽんぽんと叩く。
横に座れということなので素直に横に座る。
『焦凍君
誕生日おめでとう』
焦「ありがとう」
『い、一応ねプレゼント持ってきたの』
焦「いらねぇって言ったのに・・・」
『いらなかったら捨ててくれていいし、取り敢えず何か渡したかったっていうか・・・
これどうぞ』
おずおずと小さな紙袋を渡す。
受け取った焦凍はお礼を言い、梱包を解いていく。
焦「これ・・・」
『好みにあうかわからなかったんだけど、耐熱耐冷だから、その、個性使っても邪魔にならないかなって、思って・・・』
恋歌が焦凍に渡したのは皮のブレスレット。
何の変哲もないシンプルなデザインのものである。
焦「いや、毎日つける
ありがとな」
早速つけてくれている焦凍にほっとした恋歌。
焦「恋歌もつけてくれてるんだろ?」
『う、うん・・・///』
今はマフラーに隠れて見えていないが貰った日から毎日つけている。
恋歌の返事に満足そうに笑う焦凍の笑顔に心拍数が少し上がったのは内緒だ。
そこからはいつも通り他愛のない話をする。
少し変わった事と言えばいつもは焦凍が一方的に恋歌の手を触っていただけのものが、無理やり恋人繋ぎにされたことだ。
最初は驚いていた恋歌だったが、焦凍に離す気が全くないとわかり離してもらうのは諦めた。
焦「そういえば雄英に入学したら恋歌のことは相澤先生って呼ばないといけねぇのか?」
『うーん、兄も雄英にいるからみんなは私のことは恋歌先生って呼んでくれてる
ややこしいからね』
焦「呼びにくいな」
『特別扱いはしませんよ?』
焦「生徒としての特別扱いはいらねぇよ
付き合ったら特別扱いしてくれ」
『・・・・この天然め///』
そうこうしているうちに焦凍の帰る時間になる。
焦「ん」
恒例とばかりに焦凍が両手を広げて待っている。
しかし告白されたためいつもより抱きしめにくい。
なかなか抱きついてこない恋歌にしびれをきらした焦凍が恋歌の腕を引っ張って自分に抱きつかせる。
焦「いつもやってんだろ?」
『そ、そうだけど・・・
やりいくいっていうか、心の準備がいるっていうか・・・』
焦凍に抱きしめられながらもごもごと何か言っているが、焦凍の”嫌なのか?”という言葉に嫌じゃないよと返せばじゃあいいだろと抱きしめる力を強めた。
『(なんかいつもこのパターンのような・・・)』
流されている感じがするが、嫌ではないことは事実で反論ができないので黙っていることにした。