18話
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A組のみんなに話した次の日、校長に見合い相手を選んだと報告に来た。
校「・・・・すまないね
ありがとう」
『いえ、話を聞いてくれた人たちがいたのですっきりしたんです』
校「そう・・・
先方と日程を相談して決まったら連絡するよ
それまで待っていてくれるかい」
『わかりました
お願いします』
すっきりした顔をしている恋歌を見て、校長はほんの少しだけ気持ちが楽になったような気がした。
校長室から出て今日の仕事に取り掛かる。
明日は3年生が校外活動(インターン)についての説明をするためにA組にきてくれることになっている。
『(通形君、波動さん、天喰君か・・・
名前しか知らないけど雄英ビッグ3ってことは強いんだろうな・・・)』
今年から副担任をしているからヒーロー科にいろいろと関わっているが、本来はただの事務をこなすだけの仕事なので生徒とのかかわりはほとんどない。
しかも今年3年生ということは恋歌が卒業してから入れ替わりで入ってきたということ。
お互いに接点はほぼないに等しい。
『(ま、私は人の心配してる場合じゃないか)』
見合いまでに武器を何とかしなければいけない。
上鳴が言ってたように刀の持ち込みなど普通に考えて不可だ。
しかし丸腰で挑めるほど甘くない相手なのもわかっている。
元クラスメイトなのでその個性がどれだけ厄介なのかも知っているつもりだし、演習などで戦った事もある。
『(いつ日程組まれるのかわからないしはやくしないと)』
そして新学期4日目、緑谷の謹慎終了。
今日はビッグ3と呼ばれる3人がA組の教室に来るので一緒に来るようにと相澤に言われている。
相澤と一緒に教室に入れば、いつも通りに笑っている恋歌に生徒たちはほっとした。
それに気づいた恋歌は優しい生徒たちに心配をかけたことを申し訳なく感じながらも、とても嬉しく思った。
チャイムが鳴り相澤が扉の向こうで待っていていくれる3人に”入っておいで”と声をかける。
その声の後に入ってきたのは男子2人と女子1人。
相「じゃ手短に自己紹介よろしいか?
天喰から」
自己紹介を促すと、促された天喰はぎっとA組を睨みつけたかと思うと、みんなに背を向けて”帰りたい”と震えている。
他の2人はそれに慣れているのか唯一の女子に波動が天喰を一緒に紹介する。
波動は良くしゃべり疑問に思った事はすべて口にしてしまう性格のようで、相澤が”合理性に欠く”といらっとしているのが伝わってくる。
通「イレイザーヘッド安心してください!
大トリは俺なんだよね!!
前途ー!?」
(((ゼント・・・?)))
安心してくださいと言った割には教室はしん、と静まり返ってしまった。
通「多難ー!っつってね!
よぉしツカミは大失敗だ」
はっはっはっ、と笑ってはいるが何故”前途多難”で始めようと思ったのか。
『なんか・・・個性的な人たちだね』
相「・・・性格まで個性的じゃなくてもいいんだよ」
こそっと相澤に話しかけると思いっきりため息をついている。
通「あれ!?」
『??』
通「どうしてここに恋歌先生が!?」
『え、私このクラスの副担任やってて・・・』
恋歌の存在に気づいていなかったのか通形がものすごく驚いている。
驚かれている理由がわからない恋歌は首を傾げているが、通形は少し固まったあと”な、なるほど”と一人で納得してしまった。
『・・・?
私なにかしたのかな』
相「知るか」
気を取り直してA組の生徒たちに戦おうと言っている通形との直接の面識はなかったはずだ。
相澤に聞いても知らないようなので、まぁいいかと生徒たちと一緒に体育館に向かう。
通形一人でA組全員を相手にすると言うので、相澤と一緒に見学をする。
『全員一気にかー
すごいね』
相「・・・・お前もできるだろ」
『無理だよ
ほら、みんなどんどん成長してるし』
相「(・・・そんなことはないと思うがな)」
通形がどこからでも来いと言うのでみんなが攻撃する構えをとる。
”よろしくおねがいしまーす!!”という声の後に通形の体操服がはらりと落ちる。
焦「あぶね」
『??
焦凍君?』
通形の体操服が完全に落ちる前に後ろからふわっと目隠しをされた。
相「お前らいい機会だ
しっかりもんでもらえ
その人・・・通形ミリオは俺の知る限りもっとも№1に近い男だぞ
プロも含めてな」
目隠しされているので詳細はわからないが、通形の”POWERRR!!”という声と、何人かが倒れた音がする。
焦「一瞬で半数以上が・・・!
№1に最も近い男・・・」
相「・・・・・お前行かないのか?
№1に興味ないわけじゃないだろ」
焦「俺は仮免取ってないんで・・・」
相「(丸くなりやがって)」
それから数分でA組全員は通形一人に倒されてしまった。
校「・・・・すまないね
ありがとう」
『いえ、話を聞いてくれた人たちがいたのですっきりしたんです』
校「そう・・・
先方と日程を相談して決まったら連絡するよ
それまで待っていてくれるかい」
『わかりました
お願いします』
すっきりした顔をしている恋歌を見て、校長はほんの少しだけ気持ちが楽になったような気がした。
校長室から出て今日の仕事に取り掛かる。
明日は3年生が校外活動(インターン)についての説明をするためにA組にきてくれることになっている。
『(通形君、波動さん、天喰君か・・・
名前しか知らないけど雄英ビッグ3ってことは強いんだろうな・・・)』
今年から副担任をしているからヒーロー科にいろいろと関わっているが、本来はただの事務をこなすだけの仕事なので生徒とのかかわりはほとんどない。
しかも今年3年生ということは恋歌が卒業してから入れ替わりで入ってきたということ。
お互いに接点はほぼないに等しい。
『(ま、私は人の心配してる場合じゃないか)』
見合いまでに武器を何とかしなければいけない。
上鳴が言ってたように刀の持ち込みなど普通に考えて不可だ。
しかし丸腰で挑めるほど甘くない相手なのもわかっている。
元クラスメイトなのでその個性がどれだけ厄介なのかも知っているつもりだし、演習などで戦った事もある。
『(いつ日程組まれるのかわからないしはやくしないと)』
そして新学期4日目、緑谷の謹慎終了。
今日はビッグ3と呼ばれる3人がA組の教室に来るので一緒に来るようにと相澤に言われている。
相澤と一緒に教室に入れば、いつも通りに笑っている恋歌に生徒たちはほっとした。
それに気づいた恋歌は優しい生徒たちに心配をかけたことを申し訳なく感じながらも、とても嬉しく思った。
チャイムが鳴り相澤が扉の向こうで待っていていくれる3人に”入っておいで”と声をかける。
その声の後に入ってきたのは男子2人と女子1人。
相「じゃ手短に自己紹介よろしいか?
天喰から」
自己紹介を促すと、促された天喰はぎっとA組を睨みつけたかと思うと、みんなに背を向けて”帰りたい”と震えている。
他の2人はそれに慣れているのか唯一の女子に波動が天喰を一緒に紹介する。
波動は良くしゃべり疑問に思った事はすべて口にしてしまう性格のようで、相澤が”合理性に欠く”といらっとしているのが伝わってくる。
通「イレイザーヘッド安心してください!
大トリは俺なんだよね!!
前途ー!?」
(((ゼント・・・?)))
安心してくださいと言った割には教室はしん、と静まり返ってしまった。
通「多難ー!っつってね!
よぉしツカミは大失敗だ」
はっはっはっ、と笑ってはいるが何故”前途多難”で始めようと思ったのか。
『なんか・・・個性的な人たちだね』
相「・・・性格まで個性的じゃなくてもいいんだよ」
こそっと相澤に話しかけると思いっきりため息をついている。
通「あれ!?」
『??』
通「どうしてここに恋歌先生が!?」
『え、私このクラスの副担任やってて・・・』
恋歌の存在に気づいていなかったのか通形がものすごく驚いている。
驚かれている理由がわからない恋歌は首を傾げているが、通形は少し固まったあと”な、なるほど”と一人で納得してしまった。
『・・・?
私なにかしたのかな』
相「知るか」
気を取り直してA組の生徒たちに戦おうと言っている通形との直接の面識はなかったはずだ。
相澤に聞いても知らないようなので、まぁいいかと生徒たちと一緒に体育館に向かう。
通形一人でA組全員を相手にすると言うので、相澤と一緒に見学をする。
『全員一気にかー
すごいね』
相「・・・・お前もできるだろ」
『無理だよ
ほら、みんなどんどん成長してるし』
相「(・・・そんなことはないと思うがな)」
通形がどこからでも来いと言うのでみんなが攻撃する構えをとる。
”よろしくおねがいしまーす!!”という声の後に通形の体操服がはらりと落ちる。
焦「あぶね」
『??
焦凍君?』
通形の体操服が完全に落ちる前に後ろからふわっと目隠しをされた。
相「お前らいい機会だ
しっかりもんでもらえ
その人・・・通形ミリオは俺の知る限りもっとも№1に近い男だぞ
プロも含めてな」
目隠しされているので詳細はわからないが、通形の”POWERRR!!”という声と、何人かが倒れた音がする。
焦「一瞬で半数以上が・・・!
№1に最も近い男・・・」
相「・・・・・お前行かないのか?
№1に興味ないわけじゃないだろ」
焦「俺は仮免取ってないんで・・・」
相「(丸くなりやがって)」
それから数分でA組全員は通形一人に倒されてしまった。