18話
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ははは、と作り笑いで笑う恋歌は深い深いため息をつく。
『で、さ・・・・
今日そいつから電話かかってきたんだよね、学校に』
朝ミッドナイトが取り次いでくれた電話の相手はこのヴァンプだった。
『話した内容は・・・あんまり言いたくないんだけど・・・
あ。ごめん言います』
言いたくない、と言った瞬間にほぼ全員から圧がかかったためすぐに謝る。
『そいつと付き合ってたのって中学の終わりから数か月だけだったんだ
まぁ付き合ったって言っても、向こうがなんか一方的に付き合ってくれって言ってきたのを、全然知らない人だったから友達からならって言ったら周りに付き合ってるって言いふらしたから私としては不本意だけどね
で、別れたのは私がそいつに一切構わなくなったから』
麗「どうしてですか・・・?」
『焦凍君と出会ったからだね』
焦「え、俺?」
意外なところで自分の名前が出てきて、付き合っていた人がいると言われて若干ショックを受けて飛ばしていた意識を取り戻した。
『うん、ほらエンデヴァーさんとの対決』
焦「ああ・・・」
雄英に入って焦凍に出会ってからは、エンデヴァーを倒すために訓練をし、授業にもおいていかれないように勉強をし、実技もこなさなければいけなかった恋歌は好きでもない人のことを構っている余裕などなかった。
焦「あれ?でもメールとか時間あったら返してくれてただろ?」
『いやだから、私そいつのこと別に好きじゃなかったんだってば
そりゃ焦凍君は普通に好きだったし返事するよ』
小学生の頃の焦凍より優先順位が低い自称彼氏。
(((まぁそりゃ別れるわ)))
焦「そうか・・・」
少し嬉しそうにほわっとした焦凍にクラスメイトは分かり易すぎると苦笑いをする。
『でさ・・・私の個性ってヒーロー科のみんなからしたら大した個性じゃないじゃない?』
「「「・・・」」」
爆「まぁカスだわな」
切「おいばくごー!!」
誰も返事のできない問いにさらっと爆豪が答えるが恋歌は特に気にしていないようで話を続ける。
『あとさ、発動条件って対象に抱きつくことでしょ
それをね・・・まぁ・・・なんていうかバカにされてたわけですよ』
焦「は?
そいつにか?」
『うん・・・個性は心を落ち着かせるだけ
その発動条件は対象に抱きつくこと
そんなの全くヒーロー向きじゃない・・・効果があるのは・・・男にだけだなって』
「「「??」」」
恋歌がバカにされていたという内容はむかつくが、最後の意味がわからない。
恋歌の個性は男女関係なく効果があるはずだ。
『あー・・・えっと・・・』
相「恋歌の身体のことだ」
ここまで黙って聞いていた相澤が言いにくそうにしている恋歌に少しだけ助け船を出してやる。
この内容ぐらいはただ恥ずかしくて言えないだけだろうとわかっているから。
焦「身体ですか?」
相「ああ、こいつ中学1年の時からほぼこのままの体型なんだ」
峰「ええ!?」
相澤の言葉に食いついたのは峰田。
”このおっぱいが中学1年の時点で・・・?”とじろじろ恋歌を見ている。
だが、焦凍にはそれがどういう意味なのか伝わっていない。
取り敢えず蛙吹が舌で殴っていたので峰田のことは気にしない事にする。
相「つまりそいつが言いたいことは客観的に見れば峰田のようなやつが食いつく体つきをした恋歌が抱きつくことで効果が出ると言ってやがったんだ
個性とは別でな
だから男にだけってこった」
焦「??」
相「お前・・・いろいろ大丈夫か・・・?」
他の、女子ですら内容がわかったのに一人だけはてなを浮かべている焦凍に相澤は若干引いている。
焦「緑谷もう少しわかりやすく言ってくれ」
緑「ええ!?僕!?
え、えっと・・・つまりね・・・恋歌先生のか、身体が魅力的で・・・
そういう女の人に男の人が抱き着かれたら嬉しい・・・でしょ?」
焦「まぁ・・・恋歌に抱き着かれたら嬉しいな」
緑「あ、いやそういうことじゃなくて・・・」
峰「じれったいわ!!
あのな轟、恋歌先生一直線なお前にはわかんねぇかもしんねぇけどな
男ってのはおっぱい当てられりゃ誰でも嬉しくなるもんなんだよ!!
そんで恋歌先生の個性は抱き着くことが条件だ
つまりあのおっぱいが当たることになる!!
そのヴァンプってのはそのおっぱいを使って男を落ち着かせてんじゃねぇのかって言ってんだよ
個性はちゃんと人を落ち着かせるっつー個性なのにな」
オブラートに包むという言葉を知らないような峰田の説明で焦凍もやっと理解できた。
相「まぁそういうこった
実際変な奴に狙われてた時あったしな」
『え、うそ』
相「・・・送り迎えしてやってた時あったろ」
『ええ!?あの時!?
え、だってあの時はパトロールついでだって!』
相「あほか
毎日同じ場所を同じ時間にパトロールするかよ
しかも朝と夕方の1日2回も」
知らない間に狙われていたと知り、驚いている恋歌は放っておいて話を次に進める。
峰「あれ?けどおかしくないっすか?
普通恋歌先生みたいな体の人に抱き着かれたら、落ち着くっつーより興奮しねぇ?」
相「言い方はあれだが今回は峰田が正しい
だからそいつは恋歌の個性の事を娼婦のようだと罵った」
「「「はぁ!?」」」
相「個性だからと言って抱き着いて身体で男を誘うとな
気持ちの悪い話だ」
その当時の事を思い出したのか機嫌の悪くなった相澤は顔をしかめている。
『で、さ・・・・
今日そいつから電話かかってきたんだよね、学校に』
朝ミッドナイトが取り次いでくれた電話の相手はこのヴァンプだった。
『話した内容は・・・あんまり言いたくないんだけど・・・
あ。ごめん言います』
言いたくない、と言った瞬間にほぼ全員から圧がかかったためすぐに謝る。
『そいつと付き合ってたのって中学の終わりから数か月だけだったんだ
まぁ付き合ったって言っても、向こうがなんか一方的に付き合ってくれって言ってきたのを、全然知らない人だったから友達からならって言ったら周りに付き合ってるって言いふらしたから私としては不本意だけどね
で、別れたのは私がそいつに一切構わなくなったから』
麗「どうしてですか・・・?」
『焦凍君と出会ったからだね』
焦「え、俺?」
意外なところで自分の名前が出てきて、付き合っていた人がいると言われて若干ショックを受けて飛ばしていた意識を取り戻した。
『うん、ほらエンデヴァーさんとの対決』
焦「ああ・・・」
雄英に入って焦凍に出会ってからは、エンデヴァーを倒すために訓練をし、授業にもおいていかれないように勉強をし、実技もこなさなければいけなかった恋歌は好きでもない人のことを構っている余裕などなかった。
焦「あれ?でもメールとか時間あったら返してくれてただろ?」
『いやだから、私そいつのこと別に好きじゃなかったんだってば
そりゃ焦凍君は普通に好きだったし返事するよ』
小学生の頃の焦凍より優先順位が低い自称彼氏。
(((まぁそりゃ別れるわ)))
焦「そうか・・・」
少し嬉しそうにほわっとした焦凍にクラスメイトは分かり易すぎると苦笑いをする。
『でさ・・・私の個性ってヒーロー科のみんなからしたら大した個性じゃないじゃない?』
「「「・・・」」」
爆「まぁカスだわな」
切「おいばくごー!!」
誰も返事のできない問いにさらっと爆豪が答えるが恋歌は特に気にしていないようで話を続ける。
『あとさ、発動条件って対象に抱きつくことでしょ
それをね・・・まぁ・・・なんていうかバカにされてたわけですよ』
焦「は?
そいつにか?」
『うん・・・個性は心を落ち着かせるだけ
その発動条件は対象に抱きつくこと
そんなの全くヒーロー向きじゃない・・・効果があるのは・・・男にだけだなって』
「「「??」」」
恋歌がバカにされていたという内容はむかつくが、最後の意味がわからない。
恋歌の個性は男女関係なく効果があるはずだ。
『あー・・・えっと・・・』
相「恋歌の身体のことだ」
ここまで黙って聞いていた相澤が言いにくそうにしている恋歌に少しだけ助け船を出してやる。
この内容ぐらいはただ恥ずかしくて言えないだけだろうとわかっているから。
焦「身体ですか?」
相「ああ、こいつ中学1年の時からほぼこのままの体型なんだ」
峰「ええ!?」
相澤の言葉に食いついたのは峰田。
”このおっぱいが中学1年の時点で・・・?”とじろじろ恋歌を見ている。
だが、焦凍にはそれがどういう意味なのか伝わっていない。
取り敢えず蛙吹が舌で殴っていたので峰田のことは気にしない事にする。
相「つまりそいつが言いたいことは客観的に見れば峰田のようなやつが食いつく体つきをした恋歌が抱きつくことで効果が出ると言ってやがったんだ
個性とは別でな
だから男にだけってこった」
焦「??」
相「お前・・・いろいろ大丈夫か・・・?」
他の、女子ですら内容がわかったのに一人だけはてなを浮かべている焦凍に相澤は若干引いている。
焦「緑谷もう少しわかりやすく言ってくれ」
緑「ええ!?僕!?
え、えっと・・・つまりね・・・恋歌先生のか、身体が魅力的で・・・
そういう女の人に男の人が抱き着かれたら嬉しい・・・でしょ?」
焦「まぁ・・・恋歌に抱き着かれたら嬉しいな」
緑「あ、いやそういうことじゃなくて・・・」
峰「じれったいわ!!
あのな轟、恋歌先生一直線なお前にはわかんねぇかもしんねぇけどな
男ってのはおっぱい当てられりゃ誰でも嬉しくなるもんなんだよ!!
そんで恋歌先生の個性は抱き着くことが条件だ
つまりあのおっぱいが当たることになる!!
そのヴァンプってのはそのおっぱいを使って男を落ち着かせてんじゃねぇのかって言ってんだよ
個性はちゃんと人を落ち着かせるっつー個性なのにな」
オブラートに包むという言葉を知らないような峰田の説明で焦凍もやっと理解できた。
相「まぁそういうこった
実際変な奴に狙われてた時あったしな」
『え、うそ』
相「・・・送り迎えしてやってた時あったろ」
『ええ!?あの時!?
え、だってあの時はパトロールついでだって!』
相「あほか
毎日同じ場所を同じ時間にパトロールするかよ
しかも朝と夕方の1日2回も」
知らない間に狙われていたと知り、驚いている恋歌は放っておいて話を次に進める。
峰「あれ?けどおかしくないっすか?
普通恋歌先生みたいな体の人に抱き着かれたら、落ち着くっつーより興奮しねぇ?」
相「言い方はあれだが今回は峰田が正しい
だからそいつは恋歌の個性の事を娼婦のようだと罵った」
「「「はぁ!?」」」
相「個性だからと言って抱き着いて身体で男を誘うとな
気持ちの悪い話だ」
その当時の事を思い出したのか機嫌の悪くなった相澤は顔をしかめている。