18話
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今日から新学期。
焦「(・・・・・・そうか
夢じゃ、なかったんだな・・・)」
朝目が覚めたときに腕の中に恋歌がいるのは2回目だが、1回目の時と今ではいろいろ違う。
携帯を確認するといつもより少し起きるのが早い時間。
安心しきっているかのように無防備に眠っている恋歌を、昨日の事が嘘じゃないと確かめるようにぎゅっと抱きしめる。
『ん・・・・』
焦「悪ぃ・・・起こしたか・・・?」
もぞもぞと動き出した恋歌に声をかけるとゆっくりと目が開いていく。
『・・・・・』
以前と同じように覚醒するのに時間がかかるだろうと思い、黙って恋歌が目を覚ますのを待つ。
『あ・・・///
しょうと、く・・・///』
焦「おう、おはよう」
完璧に目が覚めたのかみるみる顔を赤くしていく恋歌は、咄嗟に手で目を覆い焦凍から顔を逸らす。
焦「どうした?」
『服!!///
服着て!!///』
そういえば自分は上半身裸だったな、と他人事のように思い出した焦凍は悪戯心で恋歌の着ている服を引っ張る。
『え、なになに!?』
焦「これが俺の服だ」
『そ、そうだけどこれじゃなくてもいいでしょ!///』
焦「この服を着たい気分なんだ」
『あとでちゃんと返すから!
今は別のにして・・・!///』
焦凍を見ない様に目をぎゅっと閉じながら、必死に服を獲られまいとする恋歌に焦凍はふっと優しく笑う。
目を閉じている恋歌にちゅっと軽くキスをして、服から手を離して布団から出る。
焦「悪い
ちょっといじめた」
『朝から心臓に悪いからほんとやめてください・・・///』
タンスから別の服を出して着ている焦凍は至極楽しそうに微笑んでいる。
焦「お」
『わー!!///』
布団の近くにある恋歌の下着と服を見つけて一瞬固まっていたが、固まった理由がわかった恋歌が高速で下着と服を回収した。
『あっち向いてて!!///』
焦「おう」
恋歌も自分の服に着替える為にジェスチャーで焦凍に後ろを向く様に伝えると、また焦凍は楽しそうに笑って素直に後ろを向く。
しばらくして恋歌が”もういいよ”と言うので視線を恋歌に向ける。
『これ洗って返す・・・///』
焦「いや、そのままでいい」
先ほどまで着ていた服を洗って返そうと思ったのだが、焦凍にそのままでいいと服をとられた。
気恥ずかしいのかもじもじとしている恋歌の腕を掴んで引き寄せて正面から抱きしめる。
抵抗する事なく背中に手を回して胸に顔を埋めてくる恋歌の頭をぽんぽんと撫でてやる。
焦「恋歌」
『ん?』
焦「好きだ」
『・・・私も、焦凍君が好き、です///』
焦「ああ」
好きと言って、やっと好きと返ってくるようになった。
友愛や親愛ではない同じ気持ちの好きが。
幸せを噛み締めるかのように恋歌を抱き締める力を強める。
それに返事をするように恋歌も力を込め返す。
『今日から新学期だね』
焦「ああ
俺は仮免の補習もある」
『そうだね
新学期も頑張ろうね』
焦「ああ
俺は・・・恋歌の彼氏、でいいんだよな?」
『うん・・・
宜しくお願いします』
焦「こちらこそ」
最後はお互いに手を取り合って笑い合った。
新学期初日はいい気持ちで迎えられそうだと。
焦「(・・・・・・そうか
夢じゃ、なかったんだな・・・)」
朝目が覚めたときに腕の中に恋歌がいるのは2回目だが、1回目の時と今ではいろいろ違う。
携帯を確認するといつもより少し起きるのが早い時間。
安心しきっているかのように無防備に眠っている恋歌を、昨日の事が嘘じゃないと確かめるようにぎゅっと抱きしめる。
『ん・・・・』
焦「悪ぃ・・・起こしたか・・・?」
もぞもぞと動き出した恋歌に声をかけるとゆっくりと目が開いていく。
『・・・・・』
以前と同じように覚醒するのに時間がかかるだろうと思い、黙って恋歌が目を覚ますのを待つ。
『あ・・・///
しょうと、く・・・///』
焦「おう、おはよう」
完璧に目が覚めたのかみるみる顔を赤くしていく恋歌は、咄嗟に手で目を覆い焦凍から顔を逸らす。
焦「どうした?」
『服!!///
服着て!!///』
そういえば自分は上半身裸だったな、と他人事のように思い出した焦凍は悪戯心で恋歌の着ている服を引っ張る。
『え、なになに!?』
焦「これが俺の服だ」
『そ、そうだけどこれじゃなくてもいいでしょ!///』
焦「この服を着たい気分なんだ」
『あとでちゃんと返すから!
今は別のにして・・・!///』
焦凍を見ない様に目をぎゅっと閉じながら、必死に服を獲られまいとする恋歌に焦凍はふっと優しく笑う。
目を閉じている恋歌にちゅっと軽くキスをして、服から手を離して布団から出る。
焦「悪い
ちょっといじめた」
『朝から心臓に悪いからほんとやめてください・・・///』
タンスから別の服を出して着ている焦凍は至極楽しそうに微笑んでいる。
焦「お」
『わー!!///』
布団の近くにある恋歌の下着と服を見つけて一瞬固まっていたが、固まった理由がわかった恋歌が高速で下着と服を回収した。
『あっち向いてて!!///』
焦「おう」
恋歌も自分の服に着替える為にジェスチャーで焦凍に後ろを向く様に伝えると、また焦凍は楽しそうに笑って素直に後ろを向く。
しばらくして恋歌が”もういいよ”と言うので視線を恋歌に向ける。
『これ洗って返す・・・///』
焦「いや、そのままでいい」
先ほどまで着ていた服を洗って返そうと思ったのだが、焦凍にそのままでいいと服をとられた。
気恥ずかしいのかもじもじとしている恋歌の腕を掴んで引き寄せて正面から抱きしめる。
抵抗する事なく背中に手を回して胸に顔を埋めてくる恋歌の頭をぽんぽんと撫でてやる。
焦「恋歌」
『ん?』
焦「好きだ」
『・・・私も、焦凍君が好き、です///』
焦「ああ」
好きと言って、やっと好きと返ってくるようになった。
友愛や親愛ではない同じ気持ちの好きが。
幸せを噛み締めるかのように恋歌を抱き締める力を強める。
それに返事をするように恋歌も力を込め返す。
『今日から新学期だね』
焦「ああ
俺は仮免の補習もある」
『そうだね
新学期も頑張ろうね』
焦「ああ
俺は・・・恋歌の彼氏、でいいんだよな?」
『うん・・・
宜しくお願いします』
焦「こちらこそ」
最後はお互いに手を取り合って笑い合った。
新学期初日はいい気持ちで迎えられそうだと。