夏休み特別編
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1階で相澤兄妹がばたばたした少し後、生徒たちは時間になっても点呼に来ない相澤兄妹を不思議に思い集まっていた。
峰田の部屋に峰田、緑谷、飯田、焦凍、砂藤、瀬呂がいる。
緑「やっぱり女子たちの方にも恋歌先生来てないって・・・」
もしや2人で女子の方を先に回っているのではと思った緑谷が、女子に連絡をしてみるが女子の方にも2人は来ていないと返事が返ってきた。
焦「俺も恋歌と連絡とれねぇ」
心配そうに携帯を見つめる焦凍も恋歌に何度も連絡をしているが、一向に返事は返ってこない。
時間は有限で非合理的な事を嫌う相澤が、時間通りに来ない事などあり得ない。
その相澤についてきているはずの恋歌も点呼の時間に遅れるなどあり得ない。
飯「とりあえず先生たちを探そう」
その飯田の言葉に頷き峰田の部屋にいる全員で1階へおりる。
窓に打ちつける雨を見ながら、万が一の時の為に避難経路などを確認しようと言う飯田の言葉を遮って緑谷の焦ったような声が1階に響きわたる。
緑「相澤先生!?」
焦「恋歌!?」
緑谷と焦凍の視線の先には食事をするテーブルの近くで、相澤が恋歌を守る様に覆いかぶさりながら倒れている探していた2人がいる。
咄嗟に2人に駆け寄り怪我や呼吸を確認すると気絶しているだけだとわかりほっとする。
緑「よかった、外傷は特になさそうだね」
焦「ああ」
床に寝かせておくわけにはいかないので、緑谷が相澤を、焦凍が恋歌を談話室のソファに運び寝かす。
先生2人が気絶するという緊急事態なので、全員1階に下りてきてもらえるように召集をかける。
八「どうしてこんなことに・・・」
ソファに横たわる2人を見て生徒たちは絶句する。
麗「恋歌先生まで・・・」
簡単に倒れるイメージのない恋歌が気を失っているという事実が、幽霊がいるのではと生徒たちの心を埋めていく。
焦「いや、俺たちが相澤先生と恋歌を見つけたとき、相澤先生が恋歌を庇うように倒れていた
だから・・・」
緑「そうか
恋歌先生は戦う手段がないから相澤先生に庇われるようにして倒れていたってことだね」
焦「ああ」
心配しているからか気絶している恋歌の傍に座っている焦凍の言いたいことを緑谷が続けて言葉にする。
武器を持っていない恋歌は攻撃手段が極端に少なくなることを知っている。
だから、何者かに襲われた時相澤が身を挺して恋歌を守ったのでは?という考えだ。
上「け、けどよぉ恋歌先生が戦えなくて倒れたってのはわかるけど、相澤先生が簡単にやられるわけねぇって!」
この時点での問題点は戦う手段を持っていなかった恋歌は別として、プロヒーローである相澤もほぼ無傷で気絶しているということ。
上鳴の言い分はもっともなのだが、その言葉に返答が出来る者はいなかった。
やはり呪いなのでは、それより敵の襲来なのでは、と慌てだす面々に飯田が落ち着くように声をかけるが、飯田の言葉に耳を傾ける余裕がない。
『・・・ん』
焦「恋歌・・・!」
騒いでいるとぴくっと恋歌の手が動き、ゆるゆると目が開いた。
「「「恋歌先生!!」」」
目を覚ました事を喜んで恋歌のソファの周りに生徒たちがわっと集まる。
『??
ああ、そうか・・・
気絶したのか・・・』
いたた、と頭を押さえる恋歌は焦凍に背中を支えられながらゆっくりと起きあがる。
焦「大丈夫か?
なにがあった」
峰「や、やっぱり幽霊の仕業なのか!?」
上「ち、違いますよね!?」
切「もうこの際敵の方が嬉しい・・・」
飯「みんな聞きたいことがあるのはわかるが恋歌先生は目を覚まされたばかりだぞ!!」
何があったのかと質問攻めをするみんなを飯田が叱責するが、一刻も早く不安を取り除きたいためこの言葉も届かない。
『あ、いや
あの音は・・・』
恋歌が事の詳細を話そうとすると大きな稲妻が落ち、一気に暗闇が広がる。
『停電・・・』
恐怖心が高まっていた生徒たちは予期せぬ暗闇にさらに恐怖心が煽られる。
焦「恋歌・・・」
ぎゅっと手を握ってくる焦凍は怖いのか少し震えている。
こういうところは年相応で可愛いところである。
『大丈夫、大丈夫だからね』
落ち着かせるように抱きしめてぽんぽんと背中を叩いてやる。
個性は使っていないが多少は恐怖心を紛らわせられたようでおずおずと恋歌の背中に手を回してきた。
飯田と八百万がパニックになるみんなを落ち着かせようとするが、収拾がつきそうない。
八「きゃあああ!!
な、何かが足の間をすり抜けて・・・!」
麗「なにかってなに・・・
ひゃあ!!
何かいる・・・!?」
飯「誰か灯りを!!」
女子たちの足の近くになにかいるらしく、女子たちは友達同士抱き合っている。
飯田の言葉に反応した爆豪と上鳴が個性で一瞬灯りを灯す。
「「「!?」」」
その一瞬の灯りの中で白い塊が浮かびすぐに闇に溶けた。
『今のってさ・・・』
葉「なななななななななんかいたぁああああ!!」
上「幽霊かよ、幽霊かよ!!
幽霊ってあんな感じなのかよぉ!!
初めて見るからわかんねぇ!!」
『いや、今のは口田君の・・・』
白い物体の正体を伝えようとするが恋歌の声も届かない。
小さくため息をつき、どうすればこのカオスの状態から抜け出せるのかと考える。
峰田の部屋に峰田、緑谷、飯田、焦凍、砂藤、瀬呂がいる。
緑「やっぱり女子たちの方にも恋歌先生来てないって・・・」
もしや2人で女子の方を先に回っているのではと思った緑谷が、女子に連絡をしてみるが女子の方にも2人は来ていないと返事が返ってきた。
焦「俺も恋歌と連絡とれねぇ」
心配そうに携帯を見つめる焦凍も恋歌に何度も連絡をしているが、一向に返事は返ってこない。
時間は有限で非合理的な事を嫌う相澤が、時間通りに来ない事などあり得ない。
その相澤についてきているはずの恋歌も点呼の時間に遅れるなどあり得ない。
飯「とりあえず先生たちを探そう」
その飯田の言葉に頷き峰田の部屋にいる全員で1階へおりる。
窓に打ちつける雨を見ながら、万が一の時の為に避難経路などを確認しようと言う飯田の言葉を遮って緑谷の焦ったような声が1階に響きわたる。
緑「相澤先生!?」
焦「恋歌!?」
緑谷と焦凍の視線の先には食事をするテーブルの近くで、相澤が恋歌を守る様に覆いかぶさりながら倒れている探していた2人がいる。
咄嗟に2人に駆け寄り怪我や呼吸を確認すると気絶しているだけだとわかりほっとする。
緑「よかった、外傷は特になさそうだね」
焦「ああ」
床に寝かせておくわけにはいかないので、緑谷が相澤を、焦凍が恋歌を談話室のソファに運び寝かす。
先生2人が気絶するという緊急事態なので、全員1階に下りてきてもらえるように召集をかける。
八「どうしてこんなことに・・・」
ソファに横たわる2人を見て生徒たちは絶句する。
麗「恋歌先生まで・・・」
簡単に倒れるイメージのない恋歌が気を失っているという事実が、幽霊がいるのではと生徒たちの心を埋めていく。
焦「いや、俺たちが相澤先生と恋歌を見つけたとき、相澤先生が恋歌を庇うように倒れていた
だから・・・」
緑「そうか
恋歌先生は戦う手段がないから相澤先生に庇われるようにして倒れていたってことだね」
焦「ああ」
心配しているからか気絶している恋歌の傍に座っている焦凍の言いたいことを緑谷が続けて言葉にする。
武器を持っていない恋歌は攻撃手段が極端に少なくなることを知っている。
だから、何者かに襲われた時相澤が身を挺して恋歌を守ったのでは?という考えだ。
上「け、けどよぉ恋歌先生が戦えなくて倒れたってのはわかるけど、相澤先生が簡単にやられるわけねぇって!」
この時点での問題点は戦う手段を持っていなかった恋歌は別として、プロヒーローである相澤もほぼ無傷で気絶しているということ。
上鳴の言い分はもっともなのだが、その言葉に返答が出来る者はいなかった。
やはり呪いなのでは、それより敵の襲来なのでは、と慌てだす面々に飯田が落ち着くように声をかけるが、飯田の言葉に耳を傾ける余裕がない。
『・・・ん』
焦「恋歌・・・!」
騒いでいるとぴくっと恋歌の手が動き、ゆるゆると目が開いた。
「「「恋歌先生!!」」」
目を覚ました事を喜んで恋歌のソファの周りに生徒たちがわっと集まる。
『??
ああ、そうか・・・
気絶したのか・・・』
いたた、と頭を押さえる恋歌は焦凍に背中を支えられながらゆっくりと起きあがる。
焦「大丈夫か?
なにがあった」
峰「や、やっぱり幽霊の仕業なのか!?」
上「ち、違いますよね!?」
切「もうこの際敵の方が嬉しい・・・」
飯「みんな聞きたいことがあるのはわかるが恋歌先生は目を覚まされたばかりだぞ!!」
何があったのかと質問攻めをするみんなを飯田が叱責するが、一刻も早く不安を取り除きたいためこの言葉も届かない。
『あ、いや
あの音は・・・』
恋歌が事の詳細を話そうとすると大きな稲妻が落ち、一気に暗闇が広がる。
『停電・・・』
恐怖心が高まっていた生徒たちは予期せぬ暗闇にさらに恐怖心が煽られる。
焦「恋歌・・・」
ぎゅっと手を握ってくる焦凍は怖いのか少し震えている。
こういうところは年相応で可愛いところである。
『大丈夫、大丈夫だからね』
落ち着かせるように抱きしめてぽんぽんと背中を叩いてやる。
個性は使っていないが多少は恐怖心を紛らわせられたようでおずおずと恋歌の背中に手を回してきた。
飯田と八百万がパニックになるみんなを落ち着かせようとするが、収拾がつきそうない。
八「きゃあああ!!
な、何かが足の間をすり抜けて・・・!」
麗「なにかってなに・・・
ひゃあ!!
何かいる・・・!?」
飯「誰か灯りを!!」
女子たちの足の近くになにかいるらしく、女子たちは友達同士抱き合っている。
飯田の言葉に反応した爆豪と上鳴が個性で一瞬灯りを灯す。
「「「!?」」」
その一瞬の灯りの中で白い塊が浮かびすぐに闇に溶けた。
『今のってさ・・・』
葉「なななななななななんかいたぁああああ!!」
上「幽霊かよ、幽霊かよ!!
幽霊ってあんな感じなのかよぉ!!
初めて見るからわかんねぇ!!」
『いや、今のは口田君の・・・』
白い物体の正体を伝えようとするが恋歌の声も届かない。
小さくため息をつき、どうすればこのカオスの状態から抜け出せるのかと考える。