夏休み特別編
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これで残るは焦凍、緑谷、飯田、爆豪、切島、峰田の6人。
『芦戸さんたち、そっちは誰かいた?』
芦「さっきまで峰田がいたんですけど、逃げられちゃいました・・・」
葉「あともうちょっとだったのに!!」
悔しいと声を上げる葉隠を傍にいる芦戸と麗日がなだめるように声をかける。
『(この3人相手に逃げ切るなんて逃げ足はさすがだね・・・)
あと残り6人だから全員集まろうか
そろそろこの場所もバレる頃だし』
「「「はーい」」」
3人の発信機の受信デバイスを確認すると、恋歌と八百万がいる場所には5分程で帰ってこれる距離にいる。
『八百万さん、次の準備は?』
八「ばっちりですわ!」
いろいろと役に立てている事が嬉しいのか、今日の八百万は輝いて見える。
蛙吹も耳郎ももうすぐこの場所に帰ってくるだろう。
残っている6人は更に警戒しないと危険な者たちばかりだ。
『そうだ
伝えるの忘れてたんだけ・・・「こんなところにいやがったか!!」
あ、見つかった』
伝え忘れた事を言おうとすると、背後から聞こえる声。
こんなところ、とは言うが最初から動いてはいないし恋歌たちがいるところは森ではなく岩山。
隠れているつもりもなかった。
『随分遅かったね』
爆「けっ、こそこそと隠れてやがるからだろうが」
手を軽く爆破させながら睨んでくる爆豪に、すでに臨戦態勢の切島。
見たところこの二人だけのようだ。
『八百万さん、やることわかるね?』
八「はい」
緊張している面持ながらもはっきりと返事をする八百万を信じ、恋歌は爆豪と切島に抜刀をする。
爆「はっ、ワンパターンなんだよ!」
切「おっと・・・」
軽々避ける爆豪と切島は、間合いを詰めて攻撃をしかけようとするが、風圧を調整しているのか簡単に近寄れない。
爆「(ポニーテールが何もしてこねぇってのも気になる・・・
なにかを狙ってやがんのか・・・?)」
恋歌の後ろにいる八百万は爆豪と切島から視線こそ離さないものの、加勢する気配はない。
力任せに攻めきれないのはそれを警戒しているのもある。
切「爆豪、恋歌先生さっきからなんかぶつぶつ言ってんだけど聞こえるか?」
爆「ああ!?」
切島に言われて恋歌の口元をよく見れば聞こえない程度の声量で何かを言っている。
爆「ここにはいねぇやつらに何かを伝えてやがるか、俺たちに奇襲をかける準備をしているかだ」
切「まじか
一旦引くか?」
女子全員が帰ってきてしまえば完全に不利になる。
爆「上等じゃねぇか!!
こいつらに何ができるか見てやんよ!!」
切「相変わらず男らしいよ!お前は!!」
だが、この二人に引くという選択肢はない。
『あなたたちならそう言ってくれると思ったよ』
「「!!」」
引かない、という選択をした直後。
いつの間に来たのか恋歌が二人の目の前にいた。
懐に入られた爆豪と切島は構える恋歌から距離をとろうと足に力を入れたが、もう構えている恋歌の方が行動は速かった。
おそらく一番強い抜刀をしたと思わせる程の風圧に押し上げられて爆豪と切島の体が宙に浮く。
爆「はっ、この程度なんてことねぇ!!」
爆豪は空中でも爆破で移動ができるし、切島も地面にたたきつけられたところで硬化があるためダメージはない。
『八百万さん』
八「はい!」
「「!?」」
恋歌の声に合わせて八百万が何かを空中にいる爆豪と切島に撃った。
爆「んだこれ」
切「布?」
塊だったものがばらけて爆豪と切島を囲うように白い布のようなものがひらひらと舞う。
『防御はしっかりしてね』
「「は?」」
にこっと笑った恋歌は先端に火のついた矢を構えて躊躇なく撃った。
それは白い布の一部に当たり、当たった場所から一瞬にしてすべてに燃え移った。
よく見れば布は2枚だったようで1枚は火が回り、1枚は白い布のまま。
爆「この程度・・・!!」
布を吹っ飛ばそうと爆豪は籠手を恋歌に向けてピンを抜く準備をする。
『それ抜かない方がいいよ』
爆「は?」
爆豪の攻撃に対して全く防御するつもりのなさそうな恋歌に一瞬気が抜けた。
その直後に何もしてないはずの火がついていない布がものすごいスピードで迫って来て、爆豪と切島をまとめて締め上げた。
切「はぁ!?」
爆「これまさか・・・!!」
空中で捕らえられた二人はそのまま地面にぶつかり、拘束を解こうとするがびくともしない。
八「相澤先生との期末試験で使用したニチノール合金、形状記憶合金ですわ」
『私は炎が出せないから油のしみ込んだのと合わせて作ってもらったんだ』
ハイタッチをかわす恋歌と八百万に爆豪の顔が怖いぐらいにゆがんでいる。
爆「ふっざけんな!!」
切「おい、暴れんなって!!」
完璧に拘束された二人は八百万に捕獲テープを巻かれ、ここで行動不能となった。
『芦戸さんたち、そっちは誰かいた?』
芦「さっきまで峰田がいたんですけど、逃げられちゃいました・・・」
葉「あともうちょっとだったのに!!」
悔しいと声を上げる葉隠を傍にいる芦戸と麗日がなだめるように声をかける。
『(この3人相手に逃げ切るなんて逃げ足はさすがだね・・・)
あと残り6人だから全員集まろうか
そろそろこの場所もバレる頃だし』
「「「はーい」」」
3人の発信機の受信デバイスを確認すると、恋歌と八百万がいる場所には5分程で帰ってこれる距離にいる。
『八百万さん、次の準備は?』
八「ばっちりですわ!」
いろいろと役に立てている事が嬉しいのか、今日の八百万は輝いて見える。
蛙吹も耳郎ももうすぐこの場所に帰ってくるだろう。
残っている6人は更に警戒しないと危険な者たちばかりだ。
『そうだ
伝えるの忘れてたんだけ・・・「こんなところにいやがったか!!」
あ、見つかった』
伝え忘れた事を言おうとすると、背後から聞こえる声。
こんなところ、とは言うが最初から動いてはいないし恋歌たちがいるところは森ではなく岩山。
隠れているつもりもなかった。
『随分遅かったね』
爆「けっ、こそこそと隠れてやがるからだろうが」
手を軽く爆破させながら睨んでくる爆豪に、すでに臨戦態勢の切島。
見たところこの二人だけのようだ。
『八百万さん、やることわかるね?』
八「はい」
緊張している面持ながらもはっきりと返事をする八百万を信じ、恋歌は爆豪と切島に抜刀をする。
爆「はっ、ワンパターンなんだよ!」
切「おっと・・・」
軽々避ける爆豪と切島は、間合いを詰めて攻撃をしかけようとするが、風圧を調整しているのか簡単に近寄れない。
爆「(ポニーテールが何もしてこねぇってのも気になる・・・
なにかを狙ってやがんのか・・・?)」
恋歌の後ろにいる八百万は爆豪と切島から視線こそ離さないものの、加勢する気配はない。
力任せに攻めきれないのはそれを警戒しているのもある。
切「爆豪、恋歌先生さっきからなんかぶつぶつ言ってんだけど聞こえるか?」
爆「ああ!?」
切島に言われて恋歌の口元をよく見れば聞こえない程度の声量で何かを言っている。
爆「ここにはいねぇやつらに何かを伝えてやがるか、俺たちに奇襲をかける準備をしているかだ」
切「まじか
一旦引くか?」
女子全員が帰ってきてしまえば完全に不利になる。
爆「上等じゃねぇか!!
こいつらに何ができるか見てやんよ!!」
切「相変わらず男らしいよ!お前は!!」
だが、この二人に引くという選択肢はない。
『あなたたちならそう言ってくれると思ったよ』
「「!!」」
引かない、という選択をした直後。
いつの間に来たのか恋歌が二人の目の前にいた。
懐に入られた爆豪と切島は構える恋歌から距離をとろうと足に力を入れたが、もう構えている恋歌の方が行動は速かった。
おそらく一番強い抜刀をしたと思わせる程の風圧に押し上げられて爆豪と切島の体が宙に浮く。
爆「はっ、この程度なんてことねぇ!!」
爆豪は空中でも爆破で移動ができるし、切島も地面にたたきつけられたところで硬化があるためダメージはない。
『八百万さん』
八「はい!」
「「!?」」
恋歌の声に合わせて八百万が何かを空中にいる爆豪と切島に撃った。
爆「んだこれ」
切「布?」
塊だったものがばらけて爆豪と切島を囲うように白い布のようなものがひらひらと舞う。
『防御はしっかりしてね』
「「は?」」
にこっと笑った恋歌は先端に火のついた矢を構えて躊躇なく撃った。
それは白い布の一部に当たり、当たった場所から一瞬にしてすべてに燃え移った。
よく見れば布は2枚だったようで1枚は火が回り、1枚は白い布のまま。
爆「この程度・・・!!」
布を吹っ飛ばそうと爆豪は籠手を恋歌に向けてピンを抜く準備をする。
『それ抜かない方がいいよ』
爆「は?」
爆豪の攻撃に対して全く防御するつもりのなさそうな恋歌に一瞬気が抜けた。
その直後に何もしてないはずの火がついていない布がものすごいスピードで迫って来て、爆豪と切島をまとめて締め上げた。
切「はぁ!?」
爆「これまさか・・・!!」
空中で捕らえられた二人はそのまま地面にぶつかり、拘束を解こうとするがびくともしない。
八「相澤先生との期末試験で使用したニチノール合金、形状記憶合金ですわ」
『私は炎が出せないから油のしみ込んだのと合わせて作ってもらったんだ』
ハイタッチをかわす恋歌と八百万に爆豪の顔が怖いぐらいにゆがんでいる。
爆「ふっざけんな!!」
切「おい、暴れんなって!!」
完璧に拘束された二人は八百万に捕獲テープを巻かれ、ここで行動不能となった。