夏休み特別編
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八「そろそろですわね」
『うん』
開始から30分経過。
麗日は数分前に自分のスタンバイ場所に行った。
訓練は開始されているがまだ森は静かなまま。
耳「男子たちどうやら大勢で一気に動いてこっちに向かってます
動いてるスピードはまちまちですけど、歩いてるみたいです」
耳に付けたイヤホンから耳郎の声がして、索敵した結果を伝えてくる。
このイヤホンは女子全員が装着しており、全員の声が聞こえるようになっている。
『わかった
正確な場所と範囲わかる?』
耳「えっと・・・」
耳郎のいる位置から男子たちまでの距離、どこまで密集して行動しているのかを聞くと大体の予想で返事が返ってくる。
『麗日さん
いけそう?』
麗「いつでもいけます」
今回イヤホンに発信機をつけているので、恋歌は全員の居場所が手に持っている物でわかる様になっている。
ちなみに発信機突きイヤホンも発信機の受信デバイスも八百万作だ。
耳郎がいる場所から、耳郎に教えてもらった男子たちの現在地を予測をする。
麗日の準備もできているとの返事が返ってきたので、八百万と目線を合わせて頷き合う。
『よし、じゃあ作戦開始』
「「「はい」」」
その返事の後におそらく男子たちが歩いていると思われる位置で轟音が響いた。
女子たちが作戦を開始する少し前、男子たちは当初の予定通りに団体で動いていた。
とはいっても、全員で動くのは得策ではないので何人かは別行動をしている。
障「こっちだな」
障子の個性の索敵能力で居場所を確認しながら慎重に進んでいく。
緑「静かだね・・・」
焦「ああ・・・」
訓練は開始されているのに森が静かすぎる事が逆に不気味に感じる。
先ほど考えていた訓練開始までの空白の30分の女子たちの使い道。
罠が仕掛けられているかもしれないと歩いて進んでいるが、罠らしきものは今のところない。
緑「僕の考えすぎか・・・?
いやでも、あっちには恋歌先生がいる・・・
この30分を無駄にするだろうか・・・」
ぶつぶつ言いながら歩いている緑谷を横目にふと無意識に上を見上げて目を見開いた。
焦「全員散れ!!」
「「「!?」」」
咄嗟に焦凍が声を張り上げるが、もう既に遅かった。
葉「残念でした!!
必殺【集光屈折ハイチーズ!】」
焦「(目くらましか!)」
ぴかっと光った姿の見えない葉隠の攻撃にほぼ全員が目くらましをうけてしまった。
芦「溶解液粘度最大!!」
目がまだ慣れていない時に次は芦戸の声が聞こえ、粘度を最大にしたべたべたの溶解液が数人の体にまとわりつく。
緑「みんなここから離れよう!!」
このままだとまずいと思った緑谷が声をかける。
焦「次上から来るぞ!!」
最初上を見上げた時に声を上げた理由、それは。
麗「みんなごめんね!!
解除!!」
どこからか麗日の声が聞こえて、解除の声の直後に上から岩が落ちてきた。
『これで何人かは捕まえられると思うんだけど・・・』
八「さすがですわね
みなさんが個人ではなく団体で来られるのはわかっておられましたの?」
麗日の攻撃で土煙の上がっている場所を見ながら、隣にいる八百万にそう話しかけられる。
『まぁ・・・自分で言うのもなんだけどたぶん私を一番警戒してると思うんだよね
てことは一番人数の多いスタートの時点で私を行動不能にしにくるから、一網打尽にするなら今かなって』
八「なるほど」
『奇襲は最初にした方が当たるもんだよ
みんなどう?』
イヤホンで奇襲をしてくれた3人に話しかけると、数人取り逃がしたと返事が返ってきた。
葉「えっとー、捕まえられたのは青山君、常闇君、口田君、砂藤君ですね」
『さすが
じゃあ次いこう
3人はまとまって行動して、万が一相手がいたら自己判断で捕獲任せます
耳郎さん、一番近くにいる敵わかる?』
「「「了解です」」」
耳「えー、うちから北に100mぐらい離れたところにいるのが一番近いです」
『了解
耳郎さんから北に100mだと・・・
蛙吹さん、お願いできる?』
蛙「ケロ、もちろんよ」
『うん』
開始から30分経過。
麗日は数分前に自分のスタンバイ場所に行った。
訓練は開始されているがまだ森は静かなまま。
耳「男子たちどうやら大勢で一気に動いてこっちに向かってます
動いてるスピードはまちまちですけど、歩いてるみたいです」
耳に付けたイヤホンから耳郎の声がして、索敵した結果を伝えてくる。
このイヤホンは女子全員が装着しており、全員の声が聞こえるようになっている。
『わかった
正確な場所と範囲わかる?』
耳「えっと・・・」
耳郎のいる位置から男子たちまでの距離、どこまで密集して行動しているのかを聞くと大体の予想で返事が返ってくる。
『麗日さん
いけそう?』
麗「いつでもいけます」
今回イヤホンに発信機をつけているので、恋歌は全員の居場所が手に持っている物でわかる様になっている。
ちなみに発信機突きイヤホンも発信機の受信デバイスも八百万作だ。
耳郎がいる場所から、耳郎に教えてもらった男子たちの現在地を予測をする。
麗日の準備もできているとの返事が返ってきたので、八百万と目線を合わせて頷き合う。
『よし、じゃあ作戦開始』
「「「はい」」」
その返事の後におそらく男子たちが歩いていると思われる位置で轟音が響いた。
女子たちが作戦を開始する少し前、男子たちは当初の予定通りに団体で動いていた。
とはいっても、全員で動くのは得策ではないので何人かは別行動をしている。
障「こっちだな」
障子の個性の索敵能力で居場所を確認しながら慎重に進んでいく。
緑「静かだね・・・」
焦「ああ・・・」
訓練は開始されているのに森が静かすぎる事が逆に不気味に感じる。
先ほど考えていた訓練開始までの空白の30分の女子たちの使い道。
罠が仕掛けられているかもしれないと歩いて進んでいるが、罠らしきものは今のところない。
緑「僕の考えすぎか・・・?
いやでも、あっちには恋歌先生がいる・・・
この30分を無駄にするだろうか・・・」
ぶつぶつ言いながら歩いている緑谷を横目にふと無意識に上を見上げて目を見開いた。
焦「全員散れ!!」
「「「!?」」」
咄嗟に焦凍が声を張り上げるが、もう既に遅かった。
葉「残念でした!!
必殺【集光屈折ハイチーズ!】」
焦「(目くらましか!)」
ぴかっと光った姿の見えない葉隠の攻撃にほぼ全員が目くらましをうけてしまった。
芦「溶解液粘度最大!!」
目がまだ慣れていない時に次は芦戸の声が聞こえ、粘度を最大にしたべたべたの溶解液が数人の体にまとわりつく。
緑「みんなここから離れよう!!」
このままだとまずいと思った緑谷が声をかける。
焦「次上から来るぞ!!」
最初上を見上げた時に声を上げた理由、それは。
麗「みんなごめんね!!
解除!!」
どこからか麗日の声が聞こえて、解除の声の直後に上から岩が落ちてきた。
『これで何人かは捕まえられると思うんだけど・・・』
八「さすがですわね
みなさんが個人ではなく団体で来られるのはわかっておられましたの?」
麗日の攻撃で土煙の上がっている場所を見ながら、隣にいる八百万にそう話しかけられる。
『まぁ・・・自分で言うのもなんだけどたぶん私を一番警戒してると思うんだよね
てことは一番人数の多いスタートの時点で私を行動不能にしにくるから、一網打尽にするなら今かなって』
八「なるほど」
『奇襲は最初にした方が当たるもんだよ
みんなどう?』
イヤホンで奇襲をしてくれた3人に話しかけると、数人取り逃がしたと返事が返ってきた。
葉「えっとー、捕まえられたのは青山君、常闇君、口田君、砂藤君ですね」
『さすが
じゃあ次いこう
3人はまとまって行動して、万が一相手がいたら自己判断で捕獲任せます
耳郎さん、一番近くにいる敵わかる?』
「「「了解です」」」
耳「えー、うちから北に100mぐらい離れたところにいるのが一番近いです」
『了解
耳郎さんから北に100mだと・・・
蛙吹さん、お願いできる?』
蛙「ケロ、もちろんよ」