2話
夢小説設定
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正直、行きたくないと恋歌は思った。
『(あれだけ眠そうにしてたら一瞬で寝るんだろうけど、寝ぼけて何かされたらこっちが寝れなくなっちゃうからね)』
何もしないとは言っていたが意識がもうろうとしている焦凍がどこまでその約束を覚えているか。
まぁ覚えてないだろうと思う。
一番の安全策は焦凍が眠りについた後にこっそり布団に入る事だ。
しかし今にも寝そうな焦凍は恋歌がすぐに寝ないと言ったため少し不機嫌になっている。
拗ねたような顔をしている焦凍に”今日一日ぐらいはいいか”と電気とテレビを消して布団に入る。
焦「ん、恋歌頭ここ・・・」
『え・・・』
ここ、と言われたのは焦凍の右腕。
腕枕をすると言っているようだ。
『(こんなことだろうと思ったから同じタイミングで寝るの嫌だったんだよ・・・///)』
眠さがピークに達している焦凍は待ってもくれず、無理やり恋歌の頭を腕に乗せて正面から抱き込む形で眠りに入る。
『ちょ、ちょっと!!///
何もしないんじゃなかったの?///』
焦「ん、なんも、して、ね・・・」
腰と肩をがっちりホールドし、頭にすり寄ってくることは何かしたうちに入らないらしい。
しばらく暴れてみたが寝てるとは思えない力で抱きしめられているので抜け出せなかった。
起こしてしまってこれ以上のことになってしまうと恋歌の心臓がもたないためおとなしく寝ることにした。
そして迎えた新年の朝。
といっても少し暗い時間で時刻は4時過ぎ。
焦「あれ、ここどこだ・・・」
変な時間に目覚めてしまった焦凍だったが自分の部屋ではないことに気づき、腕の中にいる恋歌を見て昨日泊まったことを思い出した。
焦「(寝る前の記憶がほとんどねぇ・・・
どうやって布団に入ったんだ?)」
まだ眠る恋歌の髪を撫でながら風呂から上がった後のことを思い返すが、髪を乾かしてもらったところぐらいからあやふやだ。
焦「(何もしねぇとは言ったがこの状況は俺がやったんだろうな・・・)」
まだ暗いのでもう一度眠るか走りにいくかどうしようか考えながら恋歌の頬をつついたり伸ばしたりして楽しむ。
不愉快なのか眉間に皺がより、んーと寝言を言っている。
焦「(そういや俺が何しても最終的には許してくれるから恋歌の怒ったところとか見た事ねぇな
何したら怒んだろ)」
おそらく今無理やり起こしても、何も言わずに走りに行っても小言は言われるかもしれないが本気で怒ることはないという確信がある。
焦「(・・・・・・・・勝手にキスしたら、怒んのかな)」
親指で恋歌の唇をふにふにと触るがまだ起きる気配はない。
ごくりと唾を飲み込み起こさない様にゆっくりと顔を近づけていく。
一瞬。
ほんの一瞬だけだったがお互いの唇同士が触れ合った。
『(あれだけ眠そうにしてたら一瞬で寝るんだろうけど、寝ぼけて何かされたらこっちが寝れなくなっちゃうからね)』
何もしないとは言っていたが意識がもうろうとしている焦凍がどこまでその約束を覚えているか。
まぁ覚えてないだろうと思う。
一番の安全策は焦凍が眠りについた後にこっそり布団に入る事だ。
しかし今にも寝そうな焦凍は恋歌がすぐに寝ないと言ったため少し不機嫌になっている。
拗ねたような顔をしている焦凍に”今日一日ぐらいはいいか”と電気とテレビを消して布団に入る。
焦「ん、恋歌頭ここ・・・」
『え・・・』
ここ、と言われたのは焦凍の右腕。
腕枕をすると言っているようだ。
『(こんなことだろうと思ったから同じタイミングで寝るの嫌だったんだよ・・・///)』
眠さがピークに達している焦凍は待ってもくれず、無理やり恋歌の頭を腕に乗せて正面から抱き込む形で眠りに入る。
『ちょ、ちょっと!!///
何もしないんじゃなかったの?///』
焦「ん、なんも、して、ね・・・」
腰と肩をがっちりホールドし、頭にすり寄ってくることは何かしたうちに入らないらしい。
しばらく暴れてみたが寝てるとは思えない力で抱きしめられているので抜け出せなかった。
起こしてしまってこれ以上のことになってしまうと恋歌の心臓がもたないためおとなしく寝ることにした。
そして迎えた新年の朝。
といっても少し暗い時間で時刻は4時過ぎ。
焦「あれ、ここどこだ・・・」
変な時間に目覚めてしまった焦凍だったが自分の部屋ではないことに気づき、腕の中にいる恋歌を見て昨日泊まったことを思い出した。
焦「(寝る前の記憶がほとんどねぇ・・・
どうやって布団に入ったんだ?)」
まだ眠る恋歌の髪を撫でながら風呂から上がった後のことを思い返すが、髪を乾かしてもらったところぐらいからあやふやだ。
焦「(何もしねぇとは言ったがこの状況は俺がやったんだろうな・・・)」
まだ暗いのでもう一度眠るか走りにいくかどうしようか考えながら恋歌の頬をつついたり伸ばしたりして楽しむ。
不愉快なのか眉間に皺がより、んーと寝言を言っている。
焦「(そういや俺が何しても最終的には許してくれるから恋歌の怒ったところとか見た事ねぇな
何したら怒んだろ)」
おそらく今無理やり起こしても、何も言わずに走りに行っても小言は言われるかもしれないが本気で怒ることはないという確信がある。
焦「(・・・・・・・・勝手にキスしたら、怒んのかな)」
親指で恋歌の唇をふにふにと触るがまだ起きる気配はない。
ごくりと唾を飲み込み起こさない様にゆっくりと顔を近づけていく。
一瞬。
ほんの一瞬だけだったがお互いの唇同士が触れ合った。