夏休み特別編
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恋歌が眠ってから数時間真面目に課題に取り組んだ為、自分たちが決めた範囲の課題は終了する事が出来た。
爆「こいつ結局寝てただけじゃねぇか」
今も丸まりながら眠っている恋歌は爆豪が怒鳴り声をあげても起きる事はなかった。
爆豪が頬を一度抓ってみたが、それでも眉間に皺が寄っただけで起きはしなかった。
切「疲れてたんだろ
恋歌先生のおかげで解けた問題もあんだしいいじゃねぇか」
上「案外騒いでも起きなかったしな」
瀬「俺強い人はこういう人の気配とかあるとこじゃ寝たりできねぇと思ってた」
上「わかる
漫画とかアニメじゃ人の気配したらすぐ起きたりするもんな」
騒いでも、爆豪の怒鳴り声がしても、抓られても起きない恋歌は余程疲れているのだろうと結論付けて、今からゲームでもしようかと盛り上がる。
何のゲームをするか話していると、こんこんとノックをする音が聞こえた。
切「はいはーい」
誰だろうと部屋の主の切島が扉を開けると、焦凍・緑谷・飯田の3人が立っていた。
そしてその後ろにはこの寮では見慣れない2人。
切「鉄哲と物間じゃん、どうしたんだ?」
鉄「よ!」
物「ふん」
不機嫌そうにしている物間とは対照的に切島と会えてうれしそうな鉄哲。
緑「実はね、この間物間君が寮に来たときにいろいろあったでしょ?
そのお詫びとおもてなしのお礼ってことでB組の人がお菓子いっぱいくれてね
みんなで分けようと思って声をかけて回ってるんだ」
物間はついでにちゃんと謝ってくるようにと拳藤に言われ、お菓子を持ってやってきたらしい。
鉄哲はその付添いとのこと。
物「ふん、お詫びなんか必要ないのにこの僕がA組の為にわざわざ来てあげたんだから感謝してよね」
鉄「お前そんな事言ってるとまた来なきゃいけなくなんぞ」
切「そうなんか!
だってよ、行こうぜ!」
部屋の中にいたメンバーも話の内容は聞こえていた為、上鳴と瀬呂は嬉しそうに立ち上がる。
爆「こいつどーすんだよ」
座ったままの爆豪が首でベッドに寝たままの恋歌を指すと、”そういえばそうだった”と思い出す。
焦「なんでここで恋歌が寝てんだ?」
切「勉強教えてもらってたんだけど途中で寝ちまってさ
騒いでも、爆豪の怒鳴り声でも、爆豪がほっぺた抓っても起きねぇンだよ」
焦「恋歌は寝起き悪ぃからな
朝も覚醒するのに少し時間かかる」
上「なんでお前そんなこと知ってんだよ・・・」
切島の説明で何故恋歌がここで寝ているのかは理解できたが、このまま部屋に一人残していくのも可哀想に思える。
物「そんなのもっと強く揺すれば起きるでしょ!
やり方がぬるいんじゃない!?
ていうかこんなに大人数いるのに起きないとか神経図太すぎるね、さすがA組の先生!!」
切「あんま無茶な起こし方はやめろよ」
焦「あ、おい
俺が起こす」
ぐだぐだとしているのが嫌なのか、ずかずかと切島の部屋に入り恋歌の肩に手を伸ばす。
それを見た焦凍が恋歌に触れられる前に物間を止めようと一歩切島の部屋に足を踏み入れた。
物「!?」
「「「!?」」」
物間の手が恋歌に触れる直前、焦凍が足を切島の部屋に入れた直後。
一瞬の出来事に誰も現状を理解できなかった。
物「な・・・」
『?
あれ?物間君?』
”なんでここに?”と不思議そうな顔をしている恋歌は少し首を傾げる。
一番何が起こったかわかっていない物間は恋歌に触れる直前に伸ばしていた腕を掴まれ、ぐりんとベッドに押し倒され動けない様に体を固定されたのだ。
焦「恋歌
ちゃんと起きてるか?」
『あ、ごめん』
一番初めに意識を取り戻した焦凍が恋歌に声をかけると、恋歌が物間の上から退く。
爆「てめぇ・・・起きてやがったのか」
あまりにもタイミングの良すぎる目覚めにもともと起きていたのかと聞くが、恋歌は首を横に振る。
自分自身で理由はわかっているような顔をしているが、言わないということは”言えない”ということだとわかる為追求は誰もしない。
『物間君ごめんね』
いまだにぽかんとしている物間に手を差し出し助け起こす。
物「いやいやいや、殺すぐらいの勢いでしたよね!?
これだからA組の先生は・・・!
ごめんで済むわけないでしょ・・・」
鉄「すんません」
立ち上がってはっと意識を戻した物間はいつものように口を開いたが、今日は鉄哲に思いきり拳骨を落とされておとなしくなる。
『ううん、こっちこそごめんね』
爆「けっ、気安く女に触ろうとするからこーなんだよ、モノマネ野郎」
いい気味だと笑う爆豪は物間と言い合いを始める。
それを必死に鉄哲が止めるが、二人とも聞く耳をもたない。
恋歌も今日は自分に原因があったとわかっているので、爆豪を宥めに入る。
緑「もしかして恋歌先生ってさ、僕たちA組の前なら寝れるけど他のクラスの人の前じゃ寝れないのかな?」
切「?
どういうことだ?」
緑「さっき言ってたみたいになかなか起きなかった恋歌先生が物間君が近づいただけで起きて、しかも警戒したような起き方だった
だから慣れてない人が近くに来たりしたら起きちゃうんじゃないかなって」
上「あー、なるほどな
じゃあ俺らは信用されてるってわけね」
焦「けどまぁ、男しかしねぇ部屋でぐーすか寝んのは関心しねぇけどな」
瀬「ははっ、たしかに」
飯「そんなことよりも早くみんなの部屋をまわらないといけないぞ」
緑「そうだった!!」
取り敢えず爆豪と物間を落ち着かせ、他の部屋に回り仲良くお菓子をわけた後、切島の部屋で寝た事を恋歌が焦凍に怒られるのはまた別の話。
爆「こいつ結局寝てただけじゃねぇか」
今も丸まりながら眠っている恋歌は爆豪が怒鳴り声をあげても起きる事はなかった。
爆豪が頬を一度抓ってみたが、それでも眉間に皺が寄っただけで起きはしなかった。
切「疲れてたんだろ
恋歌先生のおかげで解けた問題もあんだしいいじゃねぇか」
上「案外騒いでも起きなかったしな」
瀬「俺強い人はこういう人の気配とかあるとこじゃ寝たりできねぇと思ってた」
上「わかる
漫画とかアニメじゃ人の気配したらすぐ起きたりするもんな」
騒いでも、爆豪の怒鳴り声がしても、抓られても起きない恋歌は余程疲れているのだろうと結論付けて、今からゲームでもしようかと盛り上がる。
何のゲームをするか話していると、こんこんとノックをする音が聞こえた。
切「はいはーい」
誰だろうと部屋の主の切島が扉を開けると、焦凍・緑谷・飯田の3人が立っていた。
そしてその後ろにはこの寮では見慣れない2人。
切「鉄哲と物間じゃん、どうしたんだ?」
鉄「よ!」
物「ふん」
不機嫌そうにしている物間とは対照的に切島と会えてうれしそうな鉄哲。
緑「実はね、この間物間君が寮に来たときにいろいろあったでしょ?
そのお詫びとおもてなしのお礼ってことでB組の人がお菓子いっぱいくれてね
みんなで分けようと思って声をかけて回ってるんだ」
物間はついでにちゃんと謝ってくるようにと拳藤に言われ、お菓子を持ってやってきたらしい。
鉄哲はその付添いとのこと。
物「ふん、お詫びなんか必要ないのにこの僕がA組の為にわざわざ来てあげたんだから感謝してよね」
鉄「お前そんな事言ってるとまた来なきゃいけなくなんぞ」
切「そうなんか!
だってよ、行こうぜ!」
部屋の中にいたメンバーも話の内容は聞こえていた為、上鳴と瀬呂は嬉しそうに立ち上がる。
爆「こいつどーすんだよ」
座ったままの爆豪が首でベッドに寝たままの恋歌を指すと、”そういえばそうだった”と思い出す。
焦「なんでここで恋歌が寝てんだ?」
切「勉強教えてもらってたんだけど途中で寝ちまってさ
騒いでも、爆豪の怒鳴り声でも、爆豪がほっぺた抓っても起きねぇンだよ」
焦「恋歌は寝起き悪ぃからな
朝も覚醒するのに少し時間かかる」
上「なんでお前そんなこと知ってんだよ・・・」
切島の説明で何故恋歌がここで寝ているのかは理解できたが、このまま部屋に一人残していくのも可哀想に思える。
物「そんなのもっと強く揺すれば起きるでしょ!
やり方がぬるいんじゃない!?
ていうかこんなに大人数いるのに起きないとか神経図太すぎるね、さすがA組の先生!!」
切「あんま無茶な起こし方はやめろよ」
焦「あ、おい
俺が起こす」
ぐだぐだとしているのが嫌なのか、ずかずかと切島の部屋に入り恋歌の肩に手を伸ばす。
それを見た焦凍が恋歌に触れられる前に物間を止めようと一歩切島の部屋に足を踏み入れた。
物「!?」
「「「!?」」」
物間の手が恋歌に触れる直前、焦凍が足を切島の部屋に入れた直後。
一瞬の出来事に誰も現状を理解できなかった。
物「な・・・」
『?
あれ?物間君?』
”なんでここに?”と不思議そうな顔をしている恋歌は少し首を傾げる。
一番何が起こったかわかっていない物間は恋歌に触れる直前に伸ばしていた腕を掴まれ、ぐりんとベッドに押し倒され動けない様に体を固定されたのだ。
焦「恋歌
ちゃんと起きてるか?」
『あ、ごめん』
一番初めに意識を取り戻した焦凍が恋歌に声をかけると、恋歌が物間の上から退く。
爆「てめぇ・・・起きてやがったのか」
あまりにもタイミングの良すぎる目覚めにもともと起きていたのかと聞くが、恋歌は首を横に振る。
自分自身で理由はわかっているような顔をしているが、言わないということは”言えない”ということだとわかる為追求は誰もしない。
『物間君ごめんね』
いまだにぽかんとしている物間に手を差し出し助け起こす。
物「いやいやいや、殺すぐらいの勢いでしたよね!?
これだからA組の先生は・・・!
ごめんで済むわけないでしょ・・・」
鉄「すんません」
立ち上がってはっと意識を戻した物間はいつものように口を開いたが、今日は鉄哲に思いきり拳骨を落とされておとなしくなる。
『ううん、こっちこそごめんね』
爆「けっ、気安く女に触ろうとするからこーなんだよ、モノマネ野郎」
いい気味だと笑う爆豪は物間と言い合いを始める。
それを必死に鉄哲が止めるが、二人とも聞く耳をもたない。
恋歌も今日は自分に原因があったとわかっているので、爆豪を宥めに入る。
緑「もしかして恋歌先生ってさ、僕たちA組の前なら寝れるけど他のクラスの人の前じゃ寝れないのかな?」
切「?
どういうことだ?」
緑「さっき言ってたみたいになかなか起きなかった恋歌先生が物間君が近づいただけで起きて、しかも警戒したような起き方だった
だから慣れてない人が近くに来たりしたら起きちゃうんじゃないかなって」
上「あー、なるほどな
じゃあ俺らは信用されてるってわけね」
焦「けどまぁ、男しかしねぇ部屋でぐーすか寝んのは関心しねぇけどな」
瀬「ははっ、たしかに」
飯「そんなことよりも早くみんなの部屋をまわらないといけないぞ」
緑「そうだった!!」
取り敢えず爆豪と物間を落ち着かせ、他の部屋に回り仲良くお菓子をわけた後、切島の部屋で寝た事を恋歌が焦凍に怒られるのはまた別の話。