夏休み特別編
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順調に準備が進み、男子も全員の着付けが完了した。
相澤の指示で既に花火や食べ物は体育館に運ばれており、後はみんなで体育館に行くだけ。
『あ、ねぇ』
相「あ?」
順番に玄関から出て行く生徒を見ながら、黒いシンプルな浴衣を着せられて若干不機嫌な相澤に声をかける。
焦「?」
”ちょっと来て”と相澤を引っ張り女子棟の方のエレベーターに乗る。
その後ろ姿を焦凍が不思議そうに見つめていた。
数分して二人は袋を持って帰ってきた。
相「ったく、買いすぎだろ」
『いいでしょ
自分の部屋なんだから』
焦「何持ってきたんだ?」
相澤は恋歌に小言に言っているが、声音はそこまで本気では怒っていない。
恋歌の持っている袋の中身を覗くと、そこには以前見せてもらった缶のお酒がいくつか入っていた。
『へへ、せっかくだしね』
焦「まぁ・・・あんま飲み過ぎねぇようにな」
実際恋歌がお酒を飲んでいるところを見た事がなく何とも言えないので、あたりさわりのない言葉をかけておく。
借りれた体育館に着くと何故かプレゼントマイクがいたので、相澤に視線をやると”無理やり着いてくるって言われてな・・・”と心底うんざりした表情をしているので、不本意だったのだろうと思う。
プ「全員浴衣とかいいじゃねぇか!!
恋歌も似合ってるぜ!!」
『ありがとうございます』
ひとりでテンションの高いプレゼントマイクは相澤の肩に手を回しながら、ずかずかと体育館に入っていく。
焦「俺たちも行こう」
『うん』
自然に手を差し出してくれたので、それに自分の手を重ねて二人で体育館に入る。
中では既に花火が始まっていてあちこちで楽しそうな声が聞こえる。
緑「轟君も一緒にやろう!!」
焦「ああ」
花火をやった事がないと言っていた焦凍は、緑谷に声をかけられてみんなの輪の中に入っていく。
手を離す時にこちらを見てきたが、まずは友達と楽しんだ方がいいだろうと”いってらっしゃい”と見送る。
あたりを見渡して相澤とプレゼントマイクが缶を片手にみんなを見ているのが見えて、そちらに足を向ける。
プ「おうおうおう
恋歌もこっちきて一緒に飲もうぜ!」
『はい』
恋歌の座る場所にさりげなくハンカチをひいてくれるプレゼントマイクは昔から優しい。
声は大きいがこの無口な相澤と学生時代からずっと友達でいてくれる人なのだ。
お礼を言って腰を下ろして持っていた袋から缶をひとつ取り出して、プシュッと音を立てながら開ける。
大きな声で”乾杯”と言ってくるプレゼントマイクの声に真ん中にはさまれた相澤はすごく迷惑そうな顔をしている。
プ「しっかしあのちっさかった恋歌が酒飲めるまでに成長したとはなぁー」
『そうですね』
しみじみと語るプレゼントマイクに”お前は親父か”と相澤が突っ込む。
『兄さんもひざしさんも結婚はしないんですか?』
二人ともプロヒーローで安定的な収入があり、そこそこ適齢期じゃないかと思う。
けれどこの二人の近くにいてそんな話は聞いた事がない。
プ「俺はいつだって出来るぜ!!
けど、俺が誰かのものになっちまったら消太が悲しむからなー」
相「ふざけんな」
抱きついてくるプレゼントマイクを鬱陶しそうに肘であしらう相澤は既にビールは3杯目だ。
『どっちかが女の人だったら結婚してそうですけどね』
相「おい、気持ち悪い事を言うのはやめろ」
プ「シヴィー!!
そういう恋歌はどうなんだよ」
『え、なにがですか?』
”しらばっくれんなよ!”と言いながらプレゼントマイクが向ける視線の先には、緑谷と飯田と花火をしている焦凍がいる。
『な、なんにもないですよ・・・///』
にやにやと見てくるプレゼントマイクから目線を逸らすように、缶に口をつけて一気に飲み干す。
相「嘘付け
お前林間合宿であいつにキ・・・」
『あー!!なんでもない!!』
すでに酔っている相澤は林間合宿での出来事を話そうとするが、それを間一髪のところで恋歌が相澤の口を手で押さえて防いだ。
プ「ちょっ、お前ら重いって!!」
酔って力の入っていない相澤はそのままプレゼントマイクの方に倒れ、二人の体重がプレゼントマイクに圧し掛かる。
(((なにしてんだあの人たち・・・)))
大の大人が缶のお酒を片手にじゃれているのを見て、生徒たちは自分たちも大人になったらああなってしまうのだろうかと少し不安になる。
相澤の指示で既に花火や食べ物は体育館に運ばれており、後はみんなで体育館に行くだけ。
『あ、ねぇ』
相「あ?」
順番に玄関から出て行く生徒を見ながら、黒いシンプルな浴衣を着せられて若干不機嫌な相澤に声をかける。
焦「?」
”ちょっと来て”と相澤を引っ張り女子棟の方のエレベーターに乗る。
その後ろ姿を焦凍が不思議そうに見つめていた。
数分して二人は袋を持って帰ってきた。
相「ったく、買いすぎだろ」
『いいでしょ
自分の部屋なんだから』
焦「何持ってきたんだ?」
相澤は恋歌に小言に言っているが、声音はそこまで本気では怒っていない。
恋歌の持っている袋の中身を覗くと、そこには以前見せてもらった缶のお酒がいくつか入っていた。
『へへ、せっかくだしね』
焦「まぁ・・・あんま飲み過ぎねぇようにな」
実際恋歌がお酒を飲んでいるところを見た事がなく何とも言えないので、あたりさわりのない言葉をかけておく。
借りれた体育館に着くと何故かプレゼントマイクがいたので、相澤に視線をやると”無理やり着いてくるって言われてな・・・”と心底うんざりした表情をしているので、不本意だったのだろうと思う。
プ「全員浴衣とかいいじゃねぇか!!
恋歌も似合ってるぜ!!」
『ありがとうございます』
ひとりでテンションの高いプレゼントマイクは相澤の肩に手を回しながら、ずかずかと体育館に入っていく。
焦「俺たちも行こう」
『うん』
自然に手を差し出してくれたので、それに自分の手を重ねて二人で体育館に入る。
中では既に花火が始まっていてあちこちで楽しそうな声が聞こえる。
緑「轟君も一緒にやろう!!」
焦「ああ」
花火をやった事がないと言っていた焦凍は、緑谷に声をかけられてみんなの輪の中に入っていく。
手を離す時にこちらを見てきたが、まずは友達と楽しんだ方がいいだろうと”いってらっしゃい”と見送る。
あたりを見渡して相澤とプレゼントマイクが缶を片手にみんなを見ているのが見えて、そちらに足を向ける。
プ「おうおうおう
恋歌もこっちきて一緒に飲もうぜ!」
『はい』
恋歌の座る場所にさりげなくハンカチをひいてくれるプレゼントマイクは昔から優しい。
声は大きいがこの無口な相澤と学生時代からずっと友達でいてくれる人なのだ。
お礼を言って腰を下ろして持っていた袋から缶をひとつ取り出して、プシュッと音を立てながら開ける。
大きな声で”乾杯”と言ってくるプレゼントマイクの声に真ん中にはさまれた相澤はすごく迷惑そうな顔をしている。
プ「しっかしあのちっさかった恋歌が酒飲めるまでに成長したとはなぁー」
『そうですね』
しみじみと語るプレゼントマイクに”お前は親父か”と相澤が突っ込む。
『兄さんもひざしさんも結婚はしないんですか?』
二人ともプロヒーローで安定的な収入があり、そこそこ適齢期じゃないかと思う。
けれどこの二人の近くにいてそんな話は聞いた事がない。
プ「俺はいつだって出来るぜ!!
けど、俺が誰かのものになっちまったら消太が悲しむからなー」
相「ふざけんな」
抱きついてくるプレゼントマイクを鬱陶しそうに肘であしらう相澤は既にビールは3杯目だ。
『どっちかが女の人だったら結婚してそうですけどね』
相「おい、気持ち悪い事を言うのはやめろ」
プ「シヴィー!!
そういう恋歌はどうなんだよ」
『え、なにがですか?』
”しらばっくれんなよ!”と言いながらプレゼントマイクが向ける視線の先には、緑谷と飯田と花火をしている焦凍がいる。
『な、なんにもないですよ・・・///』
にやにやと見てくるプレゼントマイクから目線を逸らすように、缶に口をつけて一気に飲み干す。
相「嘘付け
お前林間合宿であいつにキ・・・」
『あー!!なんでもない!!』
すでに酔っている相澤は林間合宿での出来事を話そうとするが、それを間一髪のところで恋歌が相澤の口を手で押さえて防いだ。
プ「ちょっ、お前ら重いって!!」
酔って力の入っていない相澤はそのままプレゼントマイクの方に倒れ、二人の体重がプレゼントマイクに圧し掛かる。
(((なにしてんだあの人たち・・・)))
大の大人が缶のお酒を片手にじゃれているのを見て、生徒たちは自分たちも大人になったらああなってしまうのだろうかと少し不安になる。