夏休み特別編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
全員がどんな罰ゲームがきてもいいように身構えると、ぱぁんという乾いた音と一緒に紙吹雪が舞う。
そして樽から発目の声で”おめでとうございます!!”という声も聞こえる。
『ま、そうだろうね』
緑「まさか恋歌先生わかってたんですか・・・?」
剣を刺した本人が一番驚いておらず、樽から手を離し既にぬるくなった紅茶を一気に飲む。
『普通さ、私たちが知ってるこのゲームって剣を刺すとなにも起こらないのが一般的でしょ
それで最初に決めたみたいに海賊が飛び出したら負け
けどこれは逆で海賊が飛び出さなかったら罰ゲームで負け
だから海賊が飛び出たら勝ちなのかなって』
緑「そういえばこのゲームの発売当時はそういう設定だったって聞いたことある・・・!」
恋歌と緑谷の発言にぽかんとしていた全員が”はぁー!?”と憤る。
葉「じゃあどっちが勝ち・・・?」
物「B組に決まってるだろう!?
最後に海賊が出る場所に剣を刺す権利があったんだから!!」
上「ふざけんな!!
結局海賊出したのは恋歌先生なんだから俺らの勝ちだろ!!
ていうか最初に出したほうが負けって決めただろーが!!」
拳「っていうかさ、延々罰ゲーム受けただけじゃん・・・」
拳藤の言葉に言い争っていた二人も延々受け続けた罰ゲームを思い出し、嘘のように静かになる。
鉄「いつから気づいてたんですか?」
鉄哲が恋歌にいつからこのゲームの仕組みに気づいていたのかと聞くと、”途中から”としれっと返される。
上「えー、なんでその時言ってくんないんすかー」
『止めて信じた?
特に物間君』
物「し、信じましたとも!!」
多分信じずまた逃げるのか、などいちゃもんをつけて続行させたに違いないと物間以外の全員の心が一致した。
『ま、確証はなかったからね
みんなの言ってたみたいに受けた罰ゲームよりもっと酷い罰ゲームっていう可能性もあったけど、その時はその時だしね』
鉄「さすが恋歌先生!!」
”男らしい!”と感動する鉄哲と切島。
葉「なんか増えてるね
恋歌先生は何回も女の人だって言ってるのに」
芦「ね」
『ていうか思ってたんだけど今日物間君私に対しておとなしいよね』
物「え・・・」
林間合宿の時はいちゃもんをつけてきた上に勝負まで持ちかけてきたのに今日は突っかかってこず、恋歌に対しても発言をあまりしない。
この短期間で一体何の心境の変化があったのか。
鉄「あー、こいつこの間の神野の中継見てびびってんすよ」
物「鉄哲!!」
『中継?』
校長にも言われた敵に攫われた先でオールマイトと一緒に戦ったあの中継の事。
自分では見た事はないが戦っているところはすべて映っていると聞いている。
切「やっとお前にも恋歌先生のすごさがわかったか」
物「ち、違う!!
ビビるわけないじゃないか!!
ただ雄英の先生ならあのぐらいできて当然だと思ってね
弱そうって言ったのだけは訂正してあげてもいいよ!!」
どこまでも上から目線な物間にまた恋歌は面白そうに笑う。
『別にいいよ、訂正しなくて
大したことじゃない
結局倒したのはオールマイトだし』
拳「お前いい加減にしろよ
相手は先生だぞ?」
拳藤が物間の恋歌に対する言葉づかいにも注意をすると、恋歌はそれも気にしていないと言う。
『もっと口悪い人A組にいるしね
それに比べたら可愛いもんだよ』
「「「ああ・・・」」」
常に暴言を吐いている爆豪に比べたら物間のしゃべり方などまだ可愛いものだ。
喋り方についてはもともと最初から全く気にしていなかった。
『名前呼び捨てだしね?』
焦「・・・今更変えられねぇ」
A組には敬語を使わないのが二人いる。
『他の先生にはちゃんと敬語使った方がいいけどね
ヒーローになるなら私以外の先生はみんなにとって先輩になるんだから』
鉄「大人だ・・・」
切「心が広いな・・・
さすがだぜ」
感動している鉄哲と切島は物間の背中を強めの力で叩く。
物「った・・・!
なにすんのさ」
鉄「今日のところは帰るぞ」
拳「そうだね」
罰ゲームの受け過ぎで疲れた4人は”またな”と玄関から帰って行った。
嵐が過ぎ去ったかのような感覚にA組の生徒もどっと疲れが出る。
『また来そうだね』
上「勘弁してくださいよ・・・」
そして樽から発目の声で”おめでとうございます!!”という声も聞こえる。
『ま、そうだろうね』
緑「まさか恋歌先生わかってたんですか・・・?」
剣を刺した本人が一番驚いておらず、樽から手を離し既にぬるくなった紅茶を一気に飲む。
『普通さ、私たちが知ってるこのゲームって剣を刺すとなにも起こらないのが一般的でしょ
それで最初に決めたみたいに海賊が飛び出したら負け
けどこれは逆で海賊が飛び出さなかったら罰ゲームで負け
だから海賊が飛び出たら勝ちなのかなって』
緑「そういえばこのゲームの発売当時はそういう設定だったって聞いたことある・・・!」
恋歌と緑谷の発言にぽかんとしていた全員が”はぁー!?”と憤る。
葉「じゃあどっちが勝ち・・・?」
物「B組に決まってるだろう!?
最後に海賊が出る場所に剣を刺す権利があったんだから!!」
上「ふざけんな!!
結局海賊出したのは恋歌先生なんだから俺らの勝ちだろ!!
ていうか最初に出したほうが負けって決めただろーが!!」
拳「っていうかさ、延々罰ゲーム受けただけじゃん・・・」
拳藤の言葉に言い争っていた二人も延々受け続けた罰ゲームを思い出し、嘘のように静かになる。
鉄「いつから気づいてたんですか?」
鉄哲が恋歌にいつからこのゲームの仕組みに気づいていたのかと聞くと、”途中から”としれっと返される。
上「えー、なんでその時言ってくんないんすかー」
『止めて信じた?
特に物間君』
物「し、信じましたとも!!」
多分信じずまた逃げるのか、などいちゃもんをつけて続行させたに違いないと物間以外の全員の心が一致した。
『ま、確証はなかったからね
みんなの言ってたみたいに受けた罰ゲームよりもっと酷い罰ゲームっていう可能性もあったけど、その時はその時だしね』
鉄「さすが恋歌先生!!」
”男らしい!”と感動する鉄哲と切島。
葉「なんか増えてるね
恋歌先生は何回も女の人だって言ってるのに」
芦「ね」
『ていうか思ってたんだけど今日物間君私に対しておとなしいよね』
物「え・・・」
林間合宿の時はいちゃもんをつけてきた上に勝負まで持ちかけてきたのに今日は突っかかってこず、恋歌に対しても発言をあまりしない。
この短期間で一体何の心境の変化があったのか。
鉄「あー、こいつこの間の神野の中継見てびびってんすよ」
物「鉄哲!!」
『中継?』
校長にも言われた敵に攫われた先でオールマイトと一緒に戦ったあの中継の事。
自分では見た事はないが戦っているところはすべて映っていると聞いている。
切「やっとお前にも恋歌先生のすごさがわかったか」
物「ち、違う!!
ビビるわけないじゃないか!!
ただ雄英の先生ならあのぐらいできて当然だと思ってね
弱そうって言ったのだけは訂正してあげてもいいよ!!」
どこまでも上から目線な物間にまた恋歌は面白そうに笑う。
『別にいいよ、訂正しなくて
大したことじゃない
結局倒したのはオールマイトだし』
拳「お前いい加減にしろよ
相手は先生だぞ?」
拳藤が物間の恋歌に対する言葉づかいにも注意をすると、恋歌はそれも気にしていないと言う。
『もっと口悪い人A組にいるしね
それに比べたら可愛いもんだよ』
「「「ああ・・・」」」
常に暴言を吐いている爆豪に比べたら物間のしゃべり方などまだ可愛いものだ。
喋り方についてはもともと最初から全く気にしていなかった。
『名前呼び捨てだしね?』
焦「・・・今更変えられねぇ」
A組には敬語を使わないのが二人いる。
『他の先生にはちゃんと敬語使った方がいいけどね
ヒーローになるなら私以外の先生はみんなにとって先輩になるんだから』
鉄「大人だ・・・」
切「心が広いな・・・
さすがだぜ」
感動している鉄哲と切島は物間の背中を強めの力で叩く。
物「った・・・!
なにすんのさ」
鉄「今日のところは帰るぞ」
拳「そうだね」
罰ゲームの受け過ぎで疲れた4人は”またな”と玄関から帰って行った。
嵐が過ぎ去ったかのような感覚にA組の生徒もどっと疲れが出る。
『また来そうだね』
上「勘弁してくださいよ・・・」