夏休み特別編
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【危機一髪】
入寮して数日経ったとある夜、1-Aの寮に葉隠の悲鳴が響き渡った。
葉「キャー!覗き魔がいるー!!」
『(また峰田君かな?)』
林間合宿での覗き騒動を思い出し、一応刀を1本持って部屋を飛び出す。
悲鳴が聞こえた1階に行けば既に駆けつけていた焦凍、緑谷、飯田、上鳴、瀬呂がいる。
『大丈夫?』
葉「わーん!恋歌せんせー」
『おっと』
身体が全く見えないので泣いているかはわからないが、事情を説明しながら恋歌に抱きついてきた。
『峰田君じゃないなら誰だろ
見てくるよ』
一番怪しかった峰田は風呂に行っているようだし、外から覗いていたということで今寮内に全員いるA組でもない。
玄関横から覗いていたと言うので取り敢えず見に行こうと、葉隠を離し玄関に向かう。
上「ちょ・・・危ないっすよ!!」
『大丈夫大丈夫』
敵かもしれないと予想をしている男子たちは玄関の扉を開けに行く恋歌が倒された時の事を考えて一応臨戦態勢に入る。
どんどんどん、と扉を叩いているので”はいはい”と言いながら扉を開けると、顔だけは知っている人物がそこにいた。
物「なんだ先生ですか・・・
後ろの君たちは客人がやってきたのに、敵でも迎え撃とうとするその出迎え!?
さっすがA組、もうヒーロー気取りってワケ!?」
『物間君・・・』
ははは、と高笑いする物間は一体何をしに来たのだろう。
後ろにいるA組男子たちも嫌そうな顔を浮かべている。
何をしにきたのかと緑谷が問えば、A組とB組の寮に違いがないかを調べに来たらしい。
『暇なんだね』
焦「かもな」
取り敢えずは敵や変質者ではなかったのでほっとし、物間を寮内に入れた。
調べに来たと言うから何をするのかと思いきや男子部屋を見て回りながら思った事を口にしている。
緑谷は”オタク”、青山は”目が痛い”、上鳴は”おもしろそうなものにはとりあえず手を出す節操なしタイプ”、尾白は”ここまで普通だと逆に珍しい”、切島は鉄哲と似たような部屋と言われた。
ぼろぼろに言われるA組を助けたのは、物間を連れ戻しに来たB組委員長の拳藤だった。
物間は拳藤に首に手刀を落とされ気を失っている。
他には物間がA組に行くと伝えられた角取と、夜だと危険があるかもしれないとのことでついてきてくれた鉄哲。
拳「本当に毎度、物間がごめんな」
部屋を回るのを止めさせて、1階の談話スペースで拳藤が謝罪をする。
その拳藤の姿勢に物間はもの凄く不満そうにし、最初は視察と言っていたのに今は遊びに来たと言う。
遊びに来たのにおもてなしもないのかということで、八百万と砂藤が二人でキッチンに向かう。
二人が持ってきたのは砂藤が焼いたレモンシフォンケーキと、八百万がブレンドした紅茶だった。
『私ももらっていいの?』
八「もちろんですわ!!」
B組全員と恋歌に持ってきてくれたおもてなしはさすがの物間もいちゃもんをつけるところがなかったらしく、ぱくぱくとシフォンケーキを食べている。
『すご・・・
こんなの作れるんだね・・・』
焦「うまいのか?」
『食べる?』
焦「一口くれ」
(((さりげないあーん!!)))
焦「うめぇな」
『でしょ』
もきゅもきゅとシフォンケーキを食べる焦凍と、普通に一口あげた恋歌の光景はA組では見慣れたものだが、B組の面々はぽかんとしている。
物「は?
なに君たち付き合ってんの?」
『ううん、付き合ってないけど・・・』
シフォンケーキの続きを食べる恋歌と、恋歌の後ろに立っている焦凍は不思議そうな顔をしているが、物間は納得がいかず周りのA組に視線を向ける。
上「まぁ・・・この二人はこんな感じなんだ
昔からの知り合いなんだよな?」
焦「ああ」
物「それにしたってその距離はおかしくないかい・・・?」
『物間君に距離がどうこう言われたくないけどね』
(((確かに!!)))
同じ雄英生にもかかわらずずっとA組を敵視してくる物間もA組との距離、というか接し方がおかしいのでは?とは思う。
拳「ね、確か恋歌先生って轟の事・・・」
八「ええ
でもお付き合いされてないのは確かですわ」
入寮して数日経ったとある夜、1-Aの寮に葉隠の悲鳴が響き渡った。
葉「キャー!覗き魔がいるー!!」
『(また峰田君かな?)』
林間合宿での覗き騒動を思い出し、一応刀を1本持って部屋を飛び出す。
悲鳴が聞こえた1階に行けば既に駆けつけていた焦凍、緑谷、飯田、上鳴、瀬呂がいる。
『大丈夫?』
葉「わーん!恋歌せんせー」
『おっと』
身体が全く見えないので泣いているかはわからないが、事情を説明しながら恋歌に抱きついてきた。
『峰田君じゃないなら誰だろ
見てくるよ』
一番怪しかった峰田は風呂に行っているようだし、外から覗いていたということで今寮内に全員いるA組でもない。
玄関横から覗いていたと言うので取り敢えず見に行こうと、葉隠を離し玄関に向かう。
上「ちょ・・・危ないっすよ!!」
『大丈夫大丈夫』
敵かもしれないと予想をしている男子たちは玄関の扉を開けに行く恋歌が倒された時の事を考えて一応臨戦態勢に入る。
どんどんどん、と扉を叩いているので”はいはい”と言いながら扉を開けると、顔だけは知っている人物がそこにいた。
物「なんだ先生ですか・・・
後ろの君たちは客人がやってきたのに、敵でも迎え撃とうとするその出迎え!?
さっすがA組、もうヒーロー気取りってワケ!?」
『物間君・・・』
ははは、と高笑いする物間は一体何をしに来たのだろう。
後ろにいるA組男子たちも嫌そうな顔を浮かべている。
何をしにきたのかと緑谷が問えば、A組とB組の寮に違いがないかを調べに来たらしい。
『暇なんだね』
焦「かもな」
取り敢えずは敵や変質者ではなかったのでほっとし、物間を寮内に入れた。
調べに来たと言うから何をするのかと思いきや男子部屋を見て回りながら思った事を口にしている。
緑谷は”オタク”、青山は”目が痛い”、上鳴は”おもしろそうなものにはとりあえず手を出す節操なしタイプ”、尾白は”ここまで普通だと逆に珍しい”、切島は鉄哲と似たような部屋と言われた。
ぼろぼろに言われるA組を助けたのは、物間を連れ戻しに来たB組委員長の拳藤だった。
物間は拳藤に首に手刀を落とされ気を失っている。
他には物間がA組に行くと伝えられた角取と、夜だと危険があるかもしれないとのことでついてきてくれた鉄哲。
拳「本当に毎度、物間がごめんな」
部屋を回るのを止めさせて、1階の談話スペースで拳藤が謝罪をする。
その拳藤の姿勢に物間はもの凄く不満そうにし、最初は視察と言っていたのに今は遊びに来たと言う。
遊びに来たのにおもてなしもないのかということで、八百万と砂藤が二人でキッチンに向かう。
二人が持ってきたのは砂藤が焼いたレモンシフォンケーキと、八百万がブレンドした紅茶だった。
『私ももらっていいの?』
八「もちろんですわ!!」
B組全員と恋歌に持ってきてくれたおもてなしはさすがの物間もいちゃもんをつけるところがなかったらしく、ぱくぱくとシフォンケーキを食べている。
『すご・・・
こんなの作れるんだね・・・』
焦「うまいのか?」
『食べる?』
焦「一口くれ」
(((さりげないあーん!!)))
焦「うめぇな」
『でしょ』
もきゅもきゅとシフォンケーキを食べる焦凍と、普通に一口あげた恋歌の光景はA組では見慣れたものだが、B組の面々はぽかんとしている。
物「は?
なに君たち付き合ってんの?」
『ううん、付き合ってないけど・・・』
シフォンケーキの続きを食べる恋歌と、恋歌の後ろに立っている焦凍は不思議そうな顔をしているが、物間は納得がいかず周りのA組に視線を向ける。
上「まぁ・・・この二人はこんな感じなんだ
昔からの知り合いなんだよな?」
焦「ああ」
物「それにしたってその距離はおかしくないかい・・・?」
『物間君に距離がどうこう言われたくないけどね』
(((確かに!!)))
同じ雄英生にもかかわらずずっとA組を敵視してくる物間もA組との距離、というか接し方がおかしいのでは?とは思う。
拳「ね、確か恋歌先生って轟の事・・・」
八「ええ
でもお付き合いされてないのは確かですわ」